アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「有数」というj言葉がありますよね。
(名・形動)[文]ナリ
とりたてて数えるほど数が少なく、きわだっている・こと(さま)。屈指(くつし)。
「日本―の観光地」
 と辞書に記されていますが、数が少ないことを指している言葉なのに、「有」という漢字を使うんでしょうか?。ちょっと合点がいかないのは私だけでしょうか?。 
 どうして「有」という漢字が使われているかを教えてください。

A 回答 (3件)

漢字の「有数」はもともと中国から伝来した言語で、日本語に取り入れられました。


中国本来の語形は「有限数」です。省略されて「有数」とも書きます。
日本に伝来したときに、きっと省略された方(有数)が広く流通したんではないでしょうか。または、「有限数」は科学・数学方面で使用するために区別したかもしれません。それとも長くて面倒くさいから短めに「有数」としたかもしれませんね(笑)。

「有限数」・「有数」は日本語で意訳したときの意味は「限りがある数」です。それが転じて、「屈指」や「指折りの数」=(指で数えられるほどの少ない数)などと言われるようになりました。すなわち 少数、僅か、有限的な数 の意味です。

その反対が「無限数」・「無限」になります。こちらは、「限りが無い数」、すなわち 多数、たくさん、無限的な数 の意味です。だから、「有」「無」の文字を付加しないと言葉としては成立しなくなります。これは、日本古来の大和言葉と大きく異なる概念です。日本語の中には外来語がたくさんあるので混乱しちゃいます。

ご参考に;
掲題の「有数」を文法的に分解すると、「有 + 数」です。それは「動詞 + 目的語」構文になります。この文法形式は中国語の文法の顕著な特徴になります。本物の日本語にはこのような文法構文はありません。「目的語 + 動詞」になり、「数が有る」になるはずですね。

例文:
日本語=映画を(目的語)を観る(動詞)。本(目的語)を買う(動詞)。
中国語=看(動詞)電影(目的語)。買(動詞)書(目的語) となります(実際の口語では量詞其の他が付加される場合があります)。

「有」が付いた中国からの外来語はたくさんあります。
有益、有害、有蓋、有界、有価、有因、有意義、優位、有意、有為、有意差・・・・など。反対語はおおむね「無」を付加すればよいのではないでしょうか。

以上、謎解きの鍵は、外来語だったという点です(^^♪。
    • good
    • 0

こういうふうに考えてましたけど。



有数→数えることができる→数え方が有り
無数→数えることができない→数え方が無し

「数」は「かず」でなくて「かぞえる」
    • good
    • 0

逆に「無数」はどういう状態を表すでしょうか?


数えきれ無いという風な意味ですよね。

有数は数えられるほどの量で有るということから
転じて
優れた少ないモノをさすようになったと思われます。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!