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苗字や名前は、個人が自由に変えることはできず、よっぽどの事情がある場合に限り、裁判所等に申し出て認められれば変更できると聞いたことがあります。

質問は家紋はどうなのかということです。

うちの家は、父の話では、苗字に「藤」があるため「上り藤」の家紋、とのことです。
しかし、この家紋、ありふれていてつまらないので、変えたいと思っています。

うちは、先祖代々、名家でも大名でもないただの普通の農民です。
庄屋だったと聞いていますので、貧農ではないある程度、食うことができる程度の農民だったのでしょう。たいした家柄ではないです。
父は、次男坊で、下っぱ公務員として定年まで務めた人間です。
私は、次男坊の長男で私もたいした身分ではないです。
ですので家紋を大事にしなければいけないという一族・家族のしばりはありません。
父も聞かれたから、おそらく「藤」が苗字についているので「上り藤」といっているだけで、家紋にこだわってはいないようです。

法的には変えるのは自由なのでしょうか。
法的に問題なかったとして、世間的に変えることは非常識でしょうか。

A 回答 (6件)

家紋の利用については明確な規則はありません。

使うも使わないも自由ですし、また変更することも自由です。

http://www.nihonkamon.com/qa.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

サイトにアクセスしてみましたが家紋について詳しく研究されている方もいるんですね。

仏具屋などの商売道具のアイテムくらいに考えてる人が多いのではないか、と思ってましたがこのようなサイトを見ると励まされます。

いろいろと詳しく勉強してみたいと思います。

お礼日時:2015/01/22 23:21

変える必要性が、全く無いですね。


家紋くらい、あまり深く考えないで良いし、逆に家紋の意味など、深く考えるべきところを考えて下さいね。

最近は家紋は実用性やら法的有効性などが無いですが、昔は家紋などトレーディングカードみたいなモノで、一家で2~3の家紋を持つくらい普通です。
実際にも、婚姻関係やら友好の証として、「交換紋」なんてのもあり、トレカ扱いしてます。
それこそ質問者さんが、「ウチのはダサいから、カッコ良いのと変えたい!」みたいなコトも、当たり前にやっていたのですよ。

一方、質問者さんが変えたい!と考えてるのは、正式の場で用いる本紋(定紋,表紋)の話です。
これは変えるべきじゃないと言いますか、これをコロコロ変えるなら、そもそも家紋なんて無用で要りません。
コチラはアイデンティティや正統性などを示すシンボルです。
「我が家はそう言う必要性が無い」と仰るなら、「家紋などは要らない」と同じことです。
また、質問者さんは、自分で気に入った家紋で満足でしょうけど。
好みでコロコロかえたら、いずれ子孫は「ウチの家紋って何だっけ?」みたいなコトになりかねないですよ。

家紋は、日常使いは好き勝手に使って良く、それらは替紋,副紋,裏紋などと言われます。
自動車のエンブレムなどと同じで、時々変更したり、複数使ったりして良いのです。
ワンパターンでは飽きますし、いくらカッコ良いデザインをしても、いつかは古臭くなりますし。
ただ、トヨタ車,日産車などと識別が出来なければ、エンブレムの意味を成さないでしょ?
従い、あまりコロコロ変えたり、多過ぎたら、「アホか?」と思われるだけの話ですね。

しかし「社章」なんてのは、そう易々と変えるモノではありません。
社名や社章をコロコロ変える会社など信用されませんし、会社側も正統性などを証明や維持が出来ません。

それと何より、「庄屋の系譜」がホントなら・・・スゴいことですよ。
身分制度上は「士農工商」ですけど、公務員と民間企業では、ドッチが偉い?みたいな話で、そんな単純な比較は出来ません。
地方の下っ端公務員と、中堅企業や地元有力企業の社長さんでは、比べ物にならないでしょ?

庄屋ってのは、まさにそんな感じで、別名は「豪農」と言われ、「豪商」と同じく有力な豪農は、ちょっとした財界人で、政界にも顔が利き、下級武士などより遥かに権力者。
現在の社長さんが、地元の政治家やら行政の部課長と関係がある様に、代官や奉行はおろか、家老と交誼や大名と面識くらいがあっても、何ら不思議じゃありません。

あるいは創作の話で申し訳ないですが、実在の旗本 長谷川平蔵の小説「鬼平犯科帳」では、平蔵の生母は庄屋の娘と言う設定になってますけど、大歴史小説家の池波正太郎さんの創作ですから、そういうことが有り得ない話ではなかったと言うことです。

そんな権力者である庄屋(豪農)ですから、簡単になれるワケも無く・・。
むしろ、とんでもない系譜の人も多いです。
かく言う私も豪農の分家筋で、質問者さんと同じく、ガキの頃は平凡な名前や家紋がイヤでしたけどね。
ただご先祖は、室町時代に貴族の流れで発祥し、その貴族の系譜を遡れば、親王,天皇にまで連なります。

戦国時代に足軽から多少の手柄を立てた、下っ端武士などの家系が、豪農に楯突けるワケが無いのですよ。
どちらかと言えば、コッチはそれなりに名のあるお武家やお公家さんなどと親戚筋なのだから。

一口に百姓と言っても、本百姓と水呑百姓では雲泥の差があり、本百姓と庄屋では、これも雲泥の差があります。
「藤○」「○藤」姓や「上がり藤」はゴマンと存在しますが、どこの出身の「藤○さん」で、どの「上がり藤か?」で、全く違います。

もしホンモノの「藤」に連なるのであれば、天皇家の系譜では無いにせよ、「源平藤橘」の筆頭名門の「藤原」の流れを汲むもので、ホントに庄屋の家系であれば、決してその可能性は低くありません。

そう言うルーツを辿ったり証明し得るものの一つが、「苗字」や「家紋(本紋の方)」です。
もしトレカ感覚で変えて良い家紋であれば、質問者さんのご先祖が、大事に守ってこられなかったはずです。
トレカ遊びは、いくらでも替紋でやれば良いですから、本紋の方は大事になさって、後世に受け継いでください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

庄屋というと私が子どもの頃、観ていたテレビアニメの一休さんに出てくる、意地悪庄屋を連想してしまい、妙な偏見をもっていました。

これを機に、生活文化史的側面から日本の歴史を勉強してみようと思います。

替え紋というのは初めて知りました。

似たような紋をいくつか持つというわけでもなさそうですね。

山内一豊などは、三柏が本紋とで替え紋は全くデザインのことなる白黒一文字紋みたいです。

デザインは違いますが、武士としての哲学が反映されているという点では共通みたいですが。

デザインに込められた意味などからいろいろと勉強してみたいと思います。

詳しいご教示ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/22 23:15

大丈夫だと思いますよ。


戦国武将にも家紋を変えた人は多くいました。複数持っている人もいました。なので結構アバウトです。
ちなみに天皇家も菊の紋と桐紋の2つ持ってます。それ以上かも。
法律上は確か皇族以外は菊紋は付けられない事になっていたはずです。(菊水紋という変則的な紋もありますが、これは大丈夫みたいです。)明治の頃の法律ですが、今も生きているかな?
あと怪談で有名な日本に帰化した小泉八雲は、日本人になるためにオリジナルの家紋を作って使っていましたよ。
本来は養子に入った小泉家の家紋でもよかったところですが。

そうそう。親戚で、遺産相続の兼ね合いで苗字を改名して我が家と同じ苗字になったのですが、家紋は以前のものを使っていました。不思議に思って聞いてみた事があります。うちと同じ苗字なのに家紋が違うんですねって。だから改名と家紋は関係なくてもいいんじゃないかなと思います。

散らかった感じの回答ですが、ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

右翼の人たちは、勝手に菊の紋章をユニホームや車にくっつけてますね。

なぜ宮内庁は取り締まらないのでしょうか?

いろいろとデザインがあるみたいなので、楽しみながら研究してみたいと思います。

お礼日時:2015/01/22 23:07

家紋は法律で規定されていませんから、変更するのはまったく自由です。


法的には何の問題もありません。
世間的には、自分の代から変更するのだと親族に宣言すればそれですみます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

うちの親族に宣言しても、簡単に「あーそう」で特に関心を示すこともないとは思いますが・・・。

いろいろなデザインがあるので、改めて調べてみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/22 23:00

家紋と苗字


1870年(明治3年)戸籍整理のため、太政官布告により
一般市民も苗字を持つことが出来る様になりました。
しかし、当時多くの市民は苗字を付けようとはしなかった様子です。
1875年(明治8年)に、すべての国民が姓(苗字)を名乗ることが
義務づけられました。それ以後苗字が名乗られるようになりました。

同時に 家紋は、かつては武士や公家の紋章でしたが、
苗字を名乗らなければならなくなる前後に、特殊な家紋(菊や葵)を除いて
一般市民までもが幅広く家紋を使用するようになった様です。
おおよそ、家紋の総数は8,000~20,000種類と言われています。

苗字や家紋がそれ以前から使われていて、今でも続いているご家庭も
あおりでしょうが、
多くの日本人はその頃に苗字を初めて名乗ったり、紋を真似たり、
アレンジや工夫をしたり新たに作成したのだと思われます。

それこそ、由緒正しきご家庭では、紋は大切な物でしょう。
それ以外のご家庭では、今から140年前後に新たに作られた紋を
永きに亘って、守って来たとお考えになるか?
たかだか140年しか歴史の無い紋なのかと捉えるかによって
取扱が変わると思います。

苗字は戸籍として行政に登録されていますが、紋に付いては特に何もありません。
所に依れば、先祖代々の紋とは別に女紋というのがあり、その家の紋とは
違った紋を使う方もおられます。
女紋はお洒落の為に使うため、好きな紋を使うことがしばしばあるようです。

当方の紋は 丸にオモダカ紋ですが、家内は二重丸にアゲハチョウです。
従って、正式な会場、その他冠婚葬祭では家の紋、
それ以外ではと使い分けています。
個人的な見解ですが、ご自身が好きな紋があったら、
変更も何ら問題は無いと考えています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

明治以降なんですね。

女紋というのは初めて知りました。

もう少しいろいろ調べてみます。

ていねいに教えて下さいましてありがとうございました。

お礼日時:2015/01/22 22:56

知人の実家が着物に紋を書き入れる仕事でした。


その人の話で聞き知ったことですが、本来の家紋ではない趣味的な紋を使う人も多いそうです。

元々、家紋自体が法的に決まっているようなものではなく、たぶんサインみたいなものだと思います。
家を表すのが家紋ですが、今時、家紋で家を表さねばならない場合って、あまりないのではありませんか?

紋付の着物を着る機会も少ないですし、家紋入りの提灯を軒先に掲げることも少ない。
お墓や位牌には家紋をいれますが、墓石をつくりかえるのは結構お金かかりますよ。

あなたが趣味的に家紋を使いたいということなら、好きなものを選べばいいし、自分でデザインしてもいいと思います。

世間的に非常識かどうかは、あくまで、あなたの「家」の問題なので、親親戚がOKならば問題ないと思います。
血縁でもない人が、他人の家の家紋を気にするとは思いません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

家紋辞典などでみると、現代のデザイナー顔負けなものもたくさんあります。

本やネット等で調べていろいろみてみたいと思います。

丁寧なご教示ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/22 22:44

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