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お世話になります。
初心者の質問ですみませんが、よろしくお願
いします。

マイナーキーのツー・ファイブ・ワン進行は、
IIm7♭5→V7→Im7となるのが一般的
のようですが、そもそもなぜVm7ではなく
V7が使われるのでしょうか。

ダイアトニックコードから考えるとVm7
になると思うのですが、実際弾いてみると
たしかにV7の方が合う気がします。

しかし考え方としては、どのように説明して
V7に帰結するのかお教えいただければ助
かります。

初心者なのでなんとかわかりやすくご教授く
ださいますようお願いします。

A 回答 (2件)

いろんな説明ができると思いますが、V7には3度の音と7度の音が減5度の音程(Interval)の関係にあって、不安定な響きがあるので、IとかIm7のような安定なコード(安定な響き)に流れることによって解決したくなる性質があります。

解決されると気持ちよく感じて、ほっとします。

Vm7の3度の音と7度の音は普通の完全5度の音程で、それ自体で安定しているため解決したくならないのです。ですから後ろにIm7を持ってきても気持ちよさは発生せず、ただ異なるコードを鳴らしているだけ、になってしまいます。

音楽のコードプログレッション、というか音楽に限らず美を起こすものはほとんどすべて、不安定と安定の組み合わせでできていると言っても過言ではないです。不安定から安定に変わる瞬間に美しさや安心感がしょうじ、安定から不安定に変わる瞬間に新しい展開が待っています。安定から安定では面白みに欠け、人の心を動かすことは難しいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
「安定と不安定」。コード進行の基本に改めて気づかされました。
ドミナントの3度の音と7度の音が減5度の音程だから不安定だというのも、
目から鱗というか、ほんとになるほどと理解できました。
疑問が解決できました。たいへんありがとうございました。

お礼日時:2015/01/18 11:26

>ダイアトニックコードから考えるとVm7になると思うのですが、



ダイアトニックコード内ですよ?!
これはコードスケールから簡単に導き出されます。
知ってると思いますが、マイナーには3つの基本スケールが有ります。
1)ナチュラル・マイナー・スケール
2)ハーモニック・マイナー・スケール
3)メロディック・マイナー・スケール
この中のハーモニックとメロディックに共通する7度がV7の3度になります。
なので、マイナーKeyの時はVm7、V7がダイアトニック・コードとなります。
短音階→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%AD%E9%9F%B3% …
また、Vm7→Im寄りもV7→Imが寄り終止形としての役割が高いのも聴感上からも3度の音が不安定だし半音進行でトニックへ結びつくので寄り強固な完全終止になります。
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この回答へのお礼

たいへんありがとうございました。
マイナースケールが3種類あることは聞いたことありましたが、あまり比較したことがなくて、これまでナチュラル・マイナーを中心に考えていました。
なるほど、ハーモニック・マイナーが、まさに和声的短音階と言われる所以がちょっとわかった気がしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/18 11:21

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