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同じ体積の塩酸Bを,水酸化ナトリウム水溶液Cと水酸化ナトリウム
水溶液Dでそれぞれ中性にした。このとき必要な水酸化ナトリウム水溶液の
体積の比(C:D)を最も簡単な整数比で表せ。

[答え] C:D=2:3
答えがこのようになる訳を教えてください。

「理科:酸・アルカリの濃度と中和について」の質問画像

A 回答 (1件)

中和反応は、塩酸中のH+が一つと水酸化ナトリウム中のOH-が一つ、が対になって起こります。



H+ + OH- → H2O

塩酸Bには、30mLにH+が4つ含まれています。
これと対応するOH-の量、つまり4つのOH-を含む液量を加えれば、
塩酸をすべてを中和できることになります。

水酸化ナトリウム水溶液Cは、30mLあたり3つのOH-が含まれています。
つまり10mLにつき1つのOH-が含まれているわけです。
なので、4つのOH-を含む量はその4倍の40mLが必要になります。

次に、水酸化ナトリウム水溶液Dは、30mLあたり2つのOH-が含まれています。
同じ要領で、4つのOH-を加えるには、30mLの倍、60mLを加えればいいわけです。

上記から、Cの液量は40mL、Dの液量は60mLとなります。
C:D = 40[mL]:60[mL]
なので、一番簡単な整数比は、両方を20で割って
C:D = 2:3
となります。

(学習レベル(小学校高学年?中学?)がよくわからなかったので、モルといった説明はせずに説明するとこうなるかと思います。)
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この回答へのお礼

とても分かりやすくて助かりました。回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/21 16:20

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