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20歳の大学生です。
ビジネスの世界、交渉ごとでも、1回目は断って2回目でOKしたりすることはよくあるんですか?
内容にもよるんでしょうけど、1回目で受け入れたら露骨で安っぽく見えるから?
相手方もそれをわかっていて、2回目でー。
日本人でもアメリカ人でも、そうなんですか?

A 回答 (4件)

いろいろな理由があるかと思います。



条件を熟考しなければいけないこともあるでしょうし、最初の条件では合意できないこともあるでしょう。
また質問されているとおり「条件を有利にするために1度は断る」というのも交渉術のひとつではあります。
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この回答へのお礼

「条件を有利にするために1度は断る」

 そうですね。ありがとうございます。

お礼日時:2015/01/24 15:03

落語の「紀州」ですか。



7代目将軍が幼児だったけど他界してしまった。
当然その年代だから子供なんかいない。誰が8代目を継ぐか。

徳川にはそのために御三家というのがあって、水戸、紀州、尾州があった。
水戸は高齢だったので残る二つの殿様のどちらかだろうという判断になった。
で、江戸城に、尾州紀州ふたりの殿様を呼んだ。

紀州は実際には四男で、上の兄貴たちが続々死んだため、自分に殿様が回ってきた。
尾州は長男で、幼いころから帝王学の指導を受けてきている。だから格としては尾州が上。

そこで、重役が尾州公の前に行き、
「このたび7台将軍ご他界となりお跡目これなく、下万民撫育の為任官あってしかるべし」
と依頼をした。ここで尾州公、がつがつして見えたくないので
「余は徳薄うしてその任に非ず」
と断った。
重役は、さようで、とすぐに下がってしまった。そして、紀州公の前にいき
「このたび7台将軍ご他界となりお跡目これなく、下万民撫育の為任官あってしかるべし」
紀州公も
「余は徳薄うしてその任に非ず」
といった。尾州公はああこれで再び自分の前にくるのだな、そのときは受けようとおもっていた。
と、紀州公すかさず
「といえども、下万民撫育の為とあらば任官いたすべし」
この瞬間に8代将軍吉宗が誕生した、と言う話です。

これに面白可笑しい、自然音がコトバとして聞こえるという話を織り交ぜた落語です。

面白い噺にはなっていますが、ライバルがその場に居るのに断るというのは、本当に断りたい場合のみです。
本気で尾州公がこれをやったとすれば、どこかゆるみがあったとしか思えません。

ビジネスの場でも「断ります」といったらそこでものごとは切れます。
だからそんなことばは使いません。

断る、というとそこでものが切断されます。そうではなくて、許諾しない、という場合があります。
「かんがえさせてください」とか「機が到来しているかどうか」てな言葉を使います。
これは交渉を引き出す方向です。
金額を釣り上げたり下げたりする、あるいは条件を替えてもらうというようなことになります。

ビジネス、なんていうことをいわないでも普通日常生活であるでしょう。

関東ではそういう習慣がすくないかもしれないけど、買い物のとき値切る、というのがこれですね。
いいなと思ってみていると、値段100だという。「そりゃ高い。帰るよ」と言う。
「いやいや90でどうか」「高い」「80、これ以下なし、もうクビくくり」「あ、そ。その値でいい人に売れば」
「うわ、人殺し。50、もうこれきり」「じゃいただくわ」
この会話の中に、「断る」という言葉が一度でも出ましたか。

一度で成立させたら安っぽく見える、というような意識はありません。
無駄にそんな行動はしません。

なんらかの交渉の手段として使うのです。これを「かけひき」といいますね。
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。

お礼日時:2015/01/24 16:06

B2B(企業間取引)の場面を想定していますね?



断るというか、価格交渉や仕様打ち合わせは何度もやります。
購入側から見れば、「露骨で安っぽく」なるというより、同じ仕様ならなるべく安く仕入れたいのです。そのために複数の仕入先に同じ仕様で見積もり依頼します。
販売側から見れば、なるべく高く(値引きを少なく)売りたいけれど、競合他社との価格競争の中で探りあいながら何度も見積もりを出しなおすのです。

これはどこの国でも一緒です。

販売側の技術などで優劣がはっきりしている場合でも、その優劣を差し引いても価格的な魅力が大と見られれば、安いほうに決まる場合もあります。

民間同士の取引なら価格、技術、アフターサービスなど、総合的に見てもっとも優れた所を探し出すために2回でも3回でも10回でも交渉を繰り返します。

企業to省庁の場合はちょっと様子が違います。
一般的に入札と言って競合する数社が”いっせーのーせ”で価格提示しますから、場合によっては1発で決まります。
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交渉は全てそうですが、初めに自分側が一番有利で、相手がそれなりに納得してくれる(標準的な範囲+α)程度でまず出します、そこで相手の条件も判る訳で、1回目はそれで終わり、2回目はある程度相手の条件を入れてとなり、双方で攻めぎ合う訳です、そこで双方の条件が見込める値を模索するのが交渉です、これはビジネスだけではありません。


就職だって、結婚だってそうでしょう、1発で決まる物は、試験や法律の様な最低ライン的な動かせない決まり事が有る場合、違法か、合法か、合格か、不合格かは交渉の余地が無い訳ですから、交渉出来ないからダメならおしまいと言うだけです(中国や韓国に多い賄賂でって言うのは別ですが)。
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