アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

フリーランスでwebサイトの制作をしております。
この度困ったお客様がいたので何かいい対処法がないか質問させてください。

フリーランスの仕事が探せるサイトで受けた格安レスポンシブコーディング案件なのですが、
細かい規約や契約書も交わさず相手もそこそこちゃんとした会社の人だしと安易にうけてしまったのが間違いでした。


自分で急ぎでと言って急がせた案件なのに自身の都合で平気で納期をずらしたいといい、私が別件で忙しいときにまたそろそろ仕上げて欲しいというので、こちらは夜間で作業するはめに。
修正修正でやっと移行作業し、納品かと思いきや、すでにレスポンシブでの実装が難しいと話した場所にもなんくせつけてくる始末。(素人さんがデザインしてるのでレイアウト通りにコーディングするのが大変でした。)
当然のように明け方にサーバー移行してとか言ってくるし、応じてもありがとうの一言もなし。メールが来るたびに修正でずっと無償で応じていましたが私もついに限界がきてしまい、「頑張ったけど、このへんで勘弁してくれないか」という内容のことをメールしてしまいました。
人を人とも思わない扱いについついいらっとしてプロ意識に欠ける返信をしてしまいました。(ご容赦いただけないでしょうか?のほうがよかった?)

すごいお怒りのご様子でこれができないなら・・・といろんな意味で脅しともとれる内容のメールがきました。どうしたらいいかわかりません。
どっちにしても、非常識なお願いをしてありがとうやすみませんが言えない幼稚な経営者様だと感じました。

全て完璧に出来ない私の技術で案件をうけたことにも問題あるのかもしれませんが、この場合はどう対処するのがベストだと思いますか?
脅しには屈したくありませんが、こういうタイプの人には平謝りしかないのかなとも思います。
フリーランスの方や法に詳しいかた、そのほかどんな方でも結構です。
アドバイスいただけたら嬉しいです。

A 回答 (3件)

黎明期の頃から30年くらいやっています。



16のときゲーム製作のアルバイトをフリーではじめ、大学院を卒業してIT企業に勤め、

今では管理者をしています。

いまだに現役です。


設計書や打ち合わせの議事メモなどはありますか?

勿論契約書も大事です。これらはあるのでしょうか?

口約束でも契約なります。

あとは契約額の大きさだけで、訴訟に至るか否かが変わります。

取り合えず、市役所や区役所が開いている、行政サービス目的の法律相談事務所など

(1時間1万円くらい)

に申し込み、これらの書類をもって相談するのが良いでしょう。

思っている以上に深刻な(しかも良くある)話だと思ってください。

IT技術は儲かりますが、同時に破滅するパターンが多いです。



何年か前に、うちの部下が同じ様な状況から訴訟を起こされそうになりました。

また、学生時代一緒にアルバイトをしていた先輩が、クライアントの怒りを買い、

当時は高校生でしたが大人達に囲まれて説教をされ、泣かされていたことを思い出します。

また私も外部へ発注したときでしたが、

相手の会社の営業から、

「このあたりで手を引きたいと」

言われたことがあります。

このときは、うちの上司も含めて、訴訟も辞さない覚悟でした。

それまでは対会社としてよい付き合いでした。

結果としてこちらが矛を収めましたが、それまでは出入り禁止にするという勢いでした。

矛を収める方向に向いた理由ですが、

本当は、私が自分で作ったほうが良いものになりそうだったんです。

そのあたりを相手の会社に指摘されたからでした。

相手の営業が総力を挙げて知恵を絞り、論旨を作ったわけです。

相当大変だったはずですよ。


解決の鍵にとなるのは、

「他に手がある」ということを顧客が納得することです。

これを提案しないと、問題は深刻になるいっぽうです。


ですから、

クライアントが自力で問題を解決できない案件は、けっして受注してはいけません。

また、こういう案件を受けるときは、けっして”降りる”といってはいけません。

大変であるとか、頑張っている、というアピールは幾らでもして良いでしょう。

フリーであろうと、会社勤めであろうと、この公式は同じです。


訴訟と言う話を念頭に入れて仕事をしない人は、プロではありません。

訴訟というのは、争って勝ち負けが決まります。

相手によっては、負けると分かっていても、嫌がらせのために訴訟をする人もいます。

訴えたいと思った人は、全く関係ない人でも訴えられます。

これは普通に起きています。



技術力で何かを語るのはだめですよ。

技術力は必須であり、もって無い人はプロを目指しません。

他の危険が多いというのが本当の話です。

フリーランスでやっていたときは、

フリーの知り合いなどが沢山いました。

がしかし、だいたいの人とは連絡が取れなくなります。

いずれは訴訟を起こされそうな立場になり、夜逃げをするからです。

フリーランスのプログラマと言うのは、

夜逃げをするまでの間だけ生きていられると言う職業です。

必ず最後は夜逃げをします。

さきほどの私の部下の失態で、開業をしていた知り合いが夜逃げをしました。

もう連絡が取れません。

ですが、

この世界の先輩としておもうことは、

「あいつは結構長く持ったほうだ」

というところなのです。

「プログラマーと言う職業は存在しない」

何度かそういう話を若い人にしています。


しかし、上手く伝わりません。

必ず最後は夜逃げをする。そんな職業が職業なわけがありません。

そういう意味なんです。



前述の私の部下は、このあたりが分からず、多分いまでもわからず、

闇雲に怖がってトラウマになっています。



案件を受けるときは、最初に訴訟を想定します。

必ず訴訟に成ると思い、それに向けて準備をします。

企業内にある品質管理に関する書類など、

訴訟になったときの材料というのが本当のところです。

大手は必ずそういう仕組みにしていますから、

訴えても泥沼化すると互いに思います。

大手の企業は、専門の法務部隊をかかえておりまして、

これの強さというか、抑止力で契約が円滑に進んでいるのです。


また、

みなさまがフリーから就職先を決めたとします。

その企業がベンチャー企業であったとします。

こうした企業も、訴訟により潰されることが多くあります。


訴訟を起こされたとき、必ず潰されるという状態では仕事など請けてはいけませんよ。

フリーだったときは、納品してもお金がもらえませんでした。

お金を払う段階で、相手が訴訟を想定して、払わないで済むかもしれないと考えるからです。

この場合は、当然、泣き寝入りです。

ですが、

「ただで手に入れて得をした」

と相手が思っていますから、訴訟を起こされませんよね?

なので、フリーランスはこのあたりを御の字とするのです。

たまにまともにお金を払うお客がいます。

こういう人を大事にする。

死ぬほどただ働きをしても、常人の10倍のスピードで仕上げられれば、良いのです。

そう考えて、なるべくは納品をしてお金をいただかない。

そういうラインがプロの生き残りのラインだと思ってください。


この逆に、

「降りる」

と言えば、時間と労力で損をしたと相手が思いますから、大変なことになります。

これだけはけっしてしてはいけません。


そこからは、話がどんどん大事になり、

相手の企業は自力で代わりの手段を見つけ、

腹いせに幾ばくかでも回収しようとして、訴訟を起こそうとします。

私の友人の多くは、これで消えてしまいました。


ではどうやって、IT企業はこういう事態を凌いでいるのか?

まず第一に降りると言わないことが大原則ですから、

継続して最後まで仕上げることを約束します。

その上で料金をいただかない。

さらに、保障期間を瑕疵期間として設定します。

それを超える問題に対しては、再契約をして料金を設定していただく。

こういう形で徐々に相互の理解を深めていきます。


私らが出入り禁止といきまいたとき、

相手先の企業もそのように対応しました。

また、私の部下が起こした失態も同様の手段で解決されています。

これは私がフリーランスで生き延びた方法と全く同じです。

夜逃げよりはマシ。これがプロです。

そうである以上、自分が作るプログラムやソースを誇らしげにし、

大事にしているようではレベルが低いことになります。


ただ同然で捨てられるくらい、余裕が無いといけません。

10の仕事を同時に請けて、けちがつきそうな9の仕事からはお金を貰わない。

こういうやり方が一番いいのです。

「何か問題があったらお金はいただかない。

 納品まで仕上げます。瑕疵もつけます。

 それで気に入っていただけたら、次回も仕事をください」

フリーでやるときは、このような姿勢をし、これに耐え切れるように、

これまでの10倍のスピードと体力を身につけると良いと思いますよ。

ゲーム業界でスタープログラマーと言う方の仕事ぶりを見ましたが、

尋常じゃないくらい早いです。

しかしそれが最低のラインです。


仕事の継続、無料、瑕疵の設定。ここに落とすことです。

これで説得できない場合もありますから、

(訴訟を起こして懲らしめてから、ただで働かせ、賠償も支払わせると言うのは

 普通に有ります)

その場合に備えて、間に人を入れることも想定すると良いでしょう。


「非常識なお願い」とか一言も口にしてはいけませんよ。

法で争われ、ボロボロにされた後、

「まあ、最初からこちらが負けると思ったけどね。面白かったよ」

と言われることはザラにあります。


わたしも、相手からそういう一言が出たら、

まず3年は苦しめてから・・・

とか普通に考えます。


そういう仁義と言うのがあります。

技術力よりも、精神力が大事な業界です。

技術とは、クライアントの機嫌をとる道具でしかなく、

ここに金を払う人はいませんし、これで金を貰おうとする人は愚かです。


料金は愛嬌に支払われるんです。

勿論しっかりと動いて役に立つものを作るのは当たり前です。

私が知っている多くの同業のフリーの人は、

仕様が出たら即日仕上げてもってきます。

わたしもそうしていました。

納期まで仕事をするという感覚は信じられません。危険すぎます。

ですので、発注の面接をするときは、

その自力があるか否かをさきに見極めています。

そうじゃない人に頼むと、オオゴトになるからです。

(それが分からずに頼んでオオゴトにする素人臭い購買担当も多いですが)



30年前からこの仕組みは変わっていません。


まずは、凌ぎきってください。

なんとか生き残ったとき、続けるかどうかを考えましょう。

ソースなんて誰でも出来る。こんなものを書いてお金を貰うのが、詐欺だろう。

それくらいこなれて、飽きてくるくらいじゃないとフリーは難しい。

最後は無料で納品する。

これが切り札なんですから。


以上、ご健闘を祈ります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ただ同然で捨てられるくらい、余裕が無いといけません。
10の仕事を同時に請けて、けちがつきそうな9の仕事からはお金を貰わない。

↑アドバイスありがとうございます。
こういった考え方もあるのですね。
確かに、このくらいでいっぱいいっぱいになっていては、「夜逃げ」するはめになるのもありえますね。
プログラマとは厳しい世界なのですね。
負けるとわかっていても嫌がらせのために訴訟をする人がいるとおっしゃってましたがまさにそのタイプかもしれません。すでに社長で名前や会社を明かしているのにもかかわらず脅しのようなメールを送って自分や企業価値を下げる行動をする浅はかさからするとありえないことではないと思います。
気をつけたいと思います。

とても厳しいご意見&アドバイスではありましたが、厳しい世界であるといういい教訓になりました。
大学院からのIT企業で管理者だなんてとてもスキルの高い方なんだとも感じました。
私のスキルでは程遠いですが、今やって寝不足であっぷあっぷになりながらこなしたことも、なるべく早いうちに無料でもいいやって思えるくらいになれるよう頑張らないといけないなと思いました。

「料金は愛嬌に支払われる」こちらもとても心に残りました。
私の対応力・知識のなさがお客様を幼稚な困ったお客様にしてしまったのかもしれません。
以降今よりもっと気をつけて対応していきたいと思います。
貴重なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2015/01/26 21:11

私もフリーランスのWebデザイナーをしています。



本来は契約書を交わしたり規約を定めることは何より大切だと思います。
しかし、あまり面倒なことをお客さまに要求するとその場で断られるのでは等と思ってしまい、そのような申し出が出来ない事もフリーランス歴10年以上の私でもあります。
その場合、どう対処すべきか。
出来る事なら、見積もりを立てる段階で制作内容は定めるべきです。
私はそれだけは必ずやっています。
契約書取り交わしまでいかなくてもその位は最初に確認するのは比較的容易です。
しかし今回は、時すでに遅しですね。。。
もし私が貴方様の立場だったら、メールにて質問形式で「もし〇回以上修正がある場合、追加料金はいくらでしょうか」「×月□日までに必ず修正をいただきたいですがよろしいですか」など問う事で、相手に書面にて約束をさせます。
しかし今回はかなりお客様がお怒り、イコールあなたが隙を見せてしまいお客様の立場が強くなったので、もうそれすら通用しないかもしれません。
その場合、私だったら作業工数分の制作費をもらうよう交渉し、それが不可能ならある程度でも支払ってもらい妥協し、すぐさま手を切ります。なお交渉成立まで相手に元ファイルは渡してはいけません。できればサーバーからも下げましょう。

しっかり会社を経営されている方がビジネスにおいておかしな態度に変わるには何か理由があるような気がします。
それは制作中止により会社の方針が変わったなど、あなたが原因でない可能性も高いと思います。
あなたに非があるということにしてしまうというのは相手が都合よく事を進めるための手段ではとも思えます。
いつまでもこの案件にかかわっていると、もっと事が大きくなる可能性もあります。
そして何より時間のロスだと思います。

また交渉の際あまりにも理不尽な要求をしてきたり難癖をつけてきた場合は法テラスなどの機関に相談するのも手だと思います。
しかしお客様側が自分に有利になるよう事を進めている場合、あまり有利に法的対応が出来ない気もします。
出来る限り前もってメールあるいは音声録音等をして証拠を残しておいてください。

私がフリーランスになった10年以上前はそうでもなかったのに今となってはフリーランスはとても弱い立場になってしまい私も仕事がしにくくなりました。
これから先、お互い毅然とした態度や契約の徹底などによりフリーランスの地位を取り戻しましょうね。応援しています!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とてもお優しいコメント&アドバイスありがとうございます。
徹夜作業とこのお客様のことで精神的ストレスによる疲れで限界だったので、こんなにお優しいお言葉いただけて涙が出そうです。

やはり皆様はじめからしっかりした契約を結んでいるのですね。
今回は私のお勉強不足もあって招いたトラブルだったんだと、これからは契約書や、お客様の見極めなどしっかりしていこうと思いました。
その方は同じようなサイトをいくつか持っているのですが、きっと今までも同様のトラブルを起こし前回と同じ制作者に頼めないからフリーランスで新たに探したんだろうと思いました。(前のサイトは中途半端なものもありました。)
問題のない方なら同じ方に依頼しますよね。こんなふうになるまで見抜けませんでした。

おっしゃる通り、私は隙を見せ、お客様を強い立場にしてしまいました。
メールは全て保管していますので、お客様からの脅しともとれる文面もしっかり残っています。
どちらにしても今回のことでこういった社長という地位がありながら「モンスタークライアント」という人が世の中にはいるってこともとても勉強になりました。
交渉ごとはまだまだ苦手で、結構無理なお願いも聞いてしまうことも多いのですが、
お客様に感謝の言葉や次の案件をいただくことで私もこれでよかったと思っていましたが、
それがお客様や自分にとっていい結果になるとは限らないということも今回勉強しました。

今後funkyfunk様のように優しくもあり知識もある毅然とした態度をとれるフリーランサーになれるよう私も頑張ろうと思います。
アドバイス本当にありがとうございました!

お礼日時:2015/01/26 20:33

同じ職種ではありませんが、独立して6年目になります。



本当にそのお気持ちよくよく分かります‼

今まで色々あった中で、こうしています。


安請け合いはしない。

きちんとした金額を提示する。

理不尽な態度には感情的にはならずに、
冷静にはっきり言うべき事は言う。

余りにも非常識な方は、謝罪しながら何度も断る。


無駄な経験ではありませんよ。
これからの為に貴重な経験をしたのです。

お互い様頑張っていきましょうね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます!温かいお言葉本当に嬉しくありがたいです。
安請け合いはしないというお言葉本当その通りです。
安くしてあげて自分が苦しい思いして、お客様にも怒られるなんて、最悪です。

しっかりした金額をもらい、期間も十分にとっていればこのようなことにもならなかったかもしれません。
急ぎでと言われ年末年始まで仕事したのに、お客様の都合でずらされ、遊びも我慢したのにと、精神的にも体力的にもいっぱいいっぱいな中で作業したためのトラブルでもあったかもしれません。

そして、冷静さ、とても大事ですよね。勘弁してくださいと思わず送ってしまったのも、
感情的になったゆえのミスでした。

いただいたアドバイス、この案件だけでなくこれからにも参考にさせていただきます。
ありがとうございました!

お礼日時:2015/01/26 20:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!