
A 回答 (8件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.7
- 回答日時:
貧困と格差でしょう。
イスラム国は、第一次世界大戦で敗戦したオスマントルコ帝国が、欧州諸国により分割・割譲され、勝手な国境線が引かれたサイクス・ピコ協定を破棄し、自らの国境線を引き直すことを大義に掲げています。
しかし、これも建前だと感じます。
元々、中東の諸国は部族構成で成り立っています。
明確な国境線などなく、あそこから、ここまでが我々の領土だと主張し合っていました。
もちろん、それによる領土争いは1000年以上も前から行われています。
要するに中東諸国は部族長(王様?)を頂点とした独裁国家なのです。
必然的に貧富の差や、格差は昔からあり、それに対する反発も当然ありました。
20世紀になり油田の発掘などが見つかり、そこへ西欧諸国が割り込んできたのが歴史です。
第二次世界大戦が起こり、更にアメリカが入り込んできたのです。
第一義的には欧米諸国への反発がありますが、根底には王族への権力と富の集中に対する反発があります。
シリアもイラクもサウジアラビアも無くし、イスラムの巨大大国(オスマントルコ帝国以上の、)の再来を目的に掲げているのです。
しかし、アラビア人の気質から考えて、貧富の差が改善されるとも思えませんが・・・!?
仮に巨大大国が実現したとしても、また誰か独裁者が現れるでしょう。
No.6
- 回答日時:
>イスラム国が生まれた理由は、何だと思いますか?
私は専門家ではないので分りませんが、ある人が言うには直接的な理由は、イラク国内の権力の空白だそうです。具体的には、オバマ政権が情勢を理解しない早すぎるイラクの撤退が原因です。
本当は、当時のマリキ元首相が、諸部族、諸数派が融和を行いイラク国内の秩序を確立してから撤退すればよかったのですが、その事情を理解しないでオバマ自身の都合で早く撤退してしまったため、今まではアメリカ軍の目を気にしてマリキ元首相に強く反発しなかった勢力が騒ぎ出して、イラク国内の政治空白が生まれ、その空白にISILがつけいり、実効支配してしまいました。
ゲーツ元長官は、それを懸念して撤退に反対していましたが、オバマは無視。
オバマ政策が失敗して、ISILの台頭を許し、あわてて空爆を行ったが時既に遅し。
そんな状況です。
(情報元 1:30~)
今の中東問題のごたごたは、別の問題でしょうが、ISILの問題に関しては完全にオバマ政権の失敗が原因です。
No.5
- 回答日時:
「イスラム国」と一般に言いますが、実態はアルカイダの新バージョンすぎないテロリスト集団です。
ですので、「国」がなぜ生まれたか、という質問ではどうか、という向きもありましょう。
しかし、イスラム国が単なるテロリスト集団と決定的に違う点がありますね。
それは「支配地域」(領土)を持っている、ということです。
領土と言っても、シリアとイラクの国土の一部を占拠しているのであって、国際社会が直ちに領土と認めることはないでしょう。しかし、このような状態が既成事実化していくならば、これは領土と呼ばざるを得なくなりましょう。
単なる「土地所有」と違い、領土にはそこで暮らす人民がおります。人民はイスラム国の統治を受けています。
国家と認められる三要素は、「権力」、「領土」、「国民」です。そうした国際法的ルールに基づけばイスラム国は、それを暫定的にではあるものの、手に入れているワケです。
ですので、小生は「イスラム国」という言い方もやむを得ないのではないか、と考えています。
世界の潮流は(自民党もそうですが)テロリスト国家を成立させまいとして、「イスラム国」という言い方を差し控える傾向にありますが、それは希望的制限で、実態はより「国家」に近づいており、オバマのような弱腰で地上軍を投入できず、国連もほとんど無能な状況が続くならば、なしくずし的にイスラム国を認知する国家があらわれるような気がしますね。
すいません、前置きが長くなりました。イスラム国がなぜ生まれたか? ですが、
>米国とイスラエルが原因、ということも確かにありましょう。
ですが、それはだいぶ後の話で、もともとは英仏の植民地時代の統治のやり方に起因する問題です。
彼らは中東における植民地各国を形のうえでは独立国として支配しました。英仏の傀儡政権に統治をさせコントロールしたのです。それだけでなく、さらに重要なのは中東の分断政策を行いました。
一応の独立国家同士を仲違いさせ、中東全体を支配し易くしたのです。
第二次大戦で力を失った英仏に代わって、分断支配を引き継ぎ中東支配をしたのが、原油支配目的があった米国です。
その過程で無理無体なイスラエル国家の樹立、という西側のエゴが余計中東問題をこじらせたんですね。
こうした植民地政策に起因する分断統治と戦う思想として、異教徒を排除するイスラム原理主義が広い支持を得たのです。
イスラム原理主義などというものは、もとよりイスラム教の教えをかなり逸脱するものですが、分断された中東の国々の覚醒と、反米で中東をひとつにまとめる為の方便としては悪くはなかった。
もともと紀元前にはヨーロッパ文明などというものはなく、いまでいうシリアがヨーロッパを治めていたのですから、そういう歴史的な側面が「誇り」としてはあったのでしょう。
それがさらに進化したのが、イスラム国の「グローバルジハード」で、これはもう民族、国家をこえて世界中から正義大儀のために集まれ!とやったわけです。
脱線しました、申し訳ない。
それでもイラク戦争でイスラム原理主義テロリストたちは地下に潜行していたとは言え、いったんは沈静化していたのです。
それが顕在化したのは民主化ってことで、「アラブの春」により独裁政権が次々倒れたからですね。
それまでは強権的な政権がイスラム原理主義者たちを抑えていたのです。
重要なのは、オバマ政権まではこれら独裁政権と悪くない関係だったわけです。地下でうごめく原理主義者たちの胎動にも耳をすませていましたから米国と西側国家にとってそれがベストだった。
しかし、無能オバマは無原則な民主化好きで、定見も何もない反植民地主義者ですから、「アラブの春」革命を手放しで容認し、かつてのアメリカの盟友であったエジプトのムバラク大統領まで見殺しにしてしまった。
そうするならそうするで、国防総省は多くの準備が必要である旨を事前にオバマに進言していたわけです。
ところがこれを無視し、現在でも地上軍を派遣しないというんですね。なので国防長官もやめてしまうわけです。
ここまでくるともう、アメリカのかつての悪政策と現在の怯惰がイスラム国を生んだ、としか言いようがないんじゃないでしょうか。
さらにもう一点イスラム国が生まれた原因をあげるとすれば、武器の小型化とグローバル化があるでしょう。
主権国家が強力な武器を独占出来た時代は20世紀で終わり、それがある意味平和を保っていました。
ですが、現代において武器は小型にして高性能になり、ハイテク化した武器でさえ世界の市場に出回ることになった、という事情がありますね。
グローバル化によって国家が暴力装置を独占することが出来なくなった、とも言えると思います。
No.4
- 回答日時:
貿易交渉前に登場するのは、道具に使いぶつけ合わせのデスティニー手法でしょう。
対策をしておく必要があります。経済で遊ぶ生活を好む以上犠牲者を求めるのです。ユダヤの商人らしい生き方です。みんなが遊ぶと死んでしまいます。衣食住が無くなりますから、通貨で苦しめてきます。通貨など作れものですが、それが出来無いとすり込んできます。デスティニーされずに占領下では生きていかなければなりません。気おつけましょう。No.3
- 回答日時:
いうように中東情勢に欧米が介入してきたこと、
特にイスラエル建国は大きいですね。
あの土地に昔からいるユダヤ人もアラブ人も
お互いがあの土地はおれたちのものだ、
といいながらも共存していた時代の方が
長かったと思いますしね。
イスラム国の前身はアルカイダです。
アルカイダの思想も受け継いでいるのでしょうが
アルカイダの中でも凶悪、過激すぎることで、
アルカイダから破門になったのが今のイスラム国の
オープニングスタッフです。
思想、理念についてはwiki参照の方がいいです。
No.2
- 回答日時:
>米国とイスラエルが原因
というよりも、シリアの内情が不安定な状態の間隙を縫って、急進的かつ暴力的なイスラム主義思想者が台頭したということでしょう。
中東諸国もアメリカも、シリアやイラクの疑惑に汲々としている間に、出てきてしまったということです。
No.1
- 回答日時:
先ずイスラム国は存在しません。
アルカイダと同列のテロ集団です。彼等は履き違えた正義漢、思想を持つ、簡単に言えばお頭のイカレタ
連中です。
社会の不満、貧困等を他人のせいにした自己中の集まりでも有ります。
アラブ方面に多いのは社会の構成、文化が他と異なっている異質の
国々なのでそれらの温床になっています。それらの国の争いによそ者
米国がチョッカイ出したことが引き金になった事は事実です。
が時間は戻せません、今の状況を解決するには世界が彼等を無視する
事しかありません。CNN、BBC、日本のTV特にワイドショウが
壊れたテープレコーダーのように繰り返し放送している事は最悪です。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
人気Q&Aランキング
-
4
イランは法治国家なんですか?
-
5
ゼレンスキーに岸田が送った広...
-
6
韓国がいないWBC決勝トーナメン...
-
7
日米vs露中と戦争して勝った場...
-
8
北朝鮮を、世界的に平等な立場...
-
9
世界の中心はどこですか?
-
10
何で、日本人は我慢する事が素...
-
11
現在のロシア軍の状況で、生き...
-
12
ウランって何ですか?
-
13
海自哨戒機へ「レーダー照射な...
-
14
韓国はこれからも日本より豊か...
-
15
国連が共産主義の看板を隠すの...
-
16
岸田、なにしにウクライナへ行...
-
17
WBCの優勝国はアメリカである
-
18
習近平はプーチンと会って、何...
-
19
ロシア制裁の無意味さに気付か...
-
20
【人口が爆増しているインドに...
おすすめ情報
公式facebook
公式twitter