出版物の販売方法（会社立ち上げ？商店？）法的手続き

どうぞ教えて下さい。

自分で自分の発行書籍を販売しようと思っています。

オフィスを借りるつもりはなく、事務所は自宅に置こうと考えています（販売はネットで）。

この場合法的には会社組織になりますか？商店になりますか？

本業でも収入がありますが、本業と副業とを合わせて税務署に申告するという考えでいいでしょうか。

お忙しいなか恐縮ですが、宜しく御教示下さい。

No.1 ベストアンサー 回答者： mukaiyama 回答日時： 2015/01/28 21:18

＞この場合法的には会社組織になりますか…

それはあなたが決めることです。
法務局に法人登記をするなら、立派な“会社”です。

一方、わざわざ法務局まで出向きたくない、余分なお金をかけたくないというなら、個人事業者です。

＞商店になりますか…

物を売るなら商店には違いないでしょう。

＞本業と副業とを合わせて税務署に申告するという…

個人事業でいくとして、年末調整後の源泉徴収票に、「収支内訳書」
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …
を添えて「確定申告書 B」
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …
で申告します。

【給与所得】
税金や社保などを引かれる前の支給総額　( = 収入) から、「給与所得控除」を引いた数字。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm
【事業所得】
「売上 = 収入」からその仕事をするのに要した「仕入」と「経費」を引いた「利益」。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1350.htm

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm

この回答へのお礼

非常に懇切な御助言ありがとうございました。たすかりました。知人の弁護士に相談したら、一時間一万円かかる問題です。ありがとうございました。

お礼日時：2015/01/28 23:23

No.2 回答者： ben0514 回答日時： 2015/01/30 10:33

事業の形態というものは、特別な許認可事業でない限り、法律で制限されていません。

したがって、個人事業であれ、法人事業であれ、経営者となるあなたの判断でよいのです。

あなたの判断で対外的な資金を集める必要があるのであれば、法人組織のほうが動きやすいかもしれません。ただ、いきなり法人で出資者を募ろうにも、だれも出資してくれないと思います。しかし、家族等から資金援助を受けての事業であれば、借り入れなどではなく、資本として扱うことと考えれば、法人になることでしょう。

社会的評価なども、法人組織のほうが良いと一般に言われます。
借り入れなどでもそうですが、取引先によっては、法人以外取引しないという場合もあります。
ネット販売と言われていますが、ネット販売ではクレジット決済がつきものでしょう。
通販サイトなどに参加するのであれば、通販サイトの審査次第となりますが、独自サイトでのネット販売ともなれば、クレジット会社に直接審査をしてもらう必要があり、個人事業では厳しいかもしれません。

ただ、個人事業で始めてから法人へ移行される方は多いです。
法人とするためには、法務局への届出などで事務負担や費用負担が大きいこととなります。さらに税務申告も法人として行う必要も発生するため、個人事業よりも難しくなるものでしょう。
多くの法人では、設立などを司法書士に依頼する。税務申告などは税理士に依頼するなどとして、それなりの費用負担が生じると思われます。

個人事業で行えるのであれば、個人事業でもよろしいかと思います。

個人事業となれば、収入単位ではなく、人単位での申告となります。
個人事業となれば、開業届などの義務が生じますので忘れずに手続きされることが必要でしょう。
事業のほうで青色申告の優遇を受けたくて、複式簿記などによる決算を行えるのであれば、青色申告の承認申請も出されることをおすすめします。
青色申告の特別控除だけを見ても、税負担の軽減となりますし、素人でも会計ソフトなどを使い、頑張れば、税理士なしでも青色申告は可能だと思います。

不安であれば、税理士に相談されることをおすすめします。
個人事業と法人事業の税負担などの違いなどの説明も受けられるはずです。法人を選択する場合には、税理士の提携の司法書士を使っての設立も可能なことでしょう。
個人事業であれば、税務署への開業届程度で済むことでしょう。

頑張ってください。

この回答へのお礼

詳細な御回答に感謝申し上げます。繰り返し読ませていただきます。ありがとうございました。

お礼日時：2015/01/30 17:48