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 前から気になっているので回答よろしくお願いします。

 テレビや教えてGOOなどでイラク戦争は
大義が無いというのをよく目にします。
 自分には大儀があるのかどうかは分かりませんが
確かイラクは短い間に2つの国と戦争し
無実の自国民を大量破壊兵器である毒ガスで
5000人ぐらい?殺害しその後の査察の受け入れも
拒みつづけていたと思います。

 
 イラク戦争には大義が無いという話題にたまに
アフガニスタンでの戦争(掃討作戦?)も大儀が無い
というかアメリカの自分勝手な都合といったような
事も合わせて言われる方もいますが、ユーゴスラビアの
空爆については大儀があったかどうかには触れて
ないように思います。

 イラク、アフガニスタン、ユーゴスラビアで
ユーゴスラビアだけ話題に上らないのはどうして
でしょうか?また回答でイラク戦争に反対の方が
フランスがアメリカに反対している事を出してきて
イラク戦争に反対する事が正義だというような
回答だったのですが、確かユーゴスラビアへの空爆
ではフランスは賛成していたと思うのですがこれは
どうなんでしょうか?世界情勢からして
ユーゴスラビアはOKでイラクとアフガニスタンは
反対、またフランスのような意見が正しい理由は
どう行った事からでしょうか?

 すいませんが回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

・・・ずいぶん難しいことを考えてますね。


ちと興味があったので自分なりに調べてみました。
お門違いな意見かも知れませんが、ご容赦ください。

もともとユーゴスラビアと言う国は6つの国があつまった共和国連邦でした。
セルビア,クロアチア,ボスニア・ヘルツェゴビナ,スロヴェニア,モンテネグロ,マケドニアの6か国。
なんで、こうなったかまで書いてるとキリ無いので割愛。
で、ある時から、各国で民主運動が盛んになり、旧ユーゴスラビア連邦が崩壊。
各国が独立しましたが、各地で戦闘がおこり、多数の死者が出ました。
それを受けて、セルビア国内の自治州であったコソヴォで独立を求める運動が高まります。
それに対してセルビア政府が厳しい規制を行ったために、激しい内紛が始まりました。

この問題を解決に導くためにNATO(北大西洋条約機構)諸国が動きました。
NATO諸国とは大きなところで言えばアメリカ・イギリス・フランスあたりです。
で、パリで和平会談が実施されます。
しかしセルビア側は和平協定を拒否!さらにセルビア政府がコソヴォに住むでアルバニア系住民の
弾圧や追放を開始!
NATOの面子丸潰れで「いいかげんにしろ!」ってなかんじでの空爆だったわけです。

もちろん、ユーゴの場合も犠牲者はたくさん出たと思います。
しかし、和平会議実施して、それを相手が蹴って、さらに弾圧始めて問題悪化させている。
一応国際的には、筋を通したと言うか、前段階がありました。
政府が悪化させた内紛を終息させるために行ったわけです。

それに対してイラク戦争は世界中が反対する中、アメリカが国連を無視してまで推し進めた。
国連なんて知らん!大量破壊兵器があるに決まってる!
そういってアメリカがしかけ、いまだに大量破壊兵器は見つかっていない。
アフガン掃討もアメリカ独自でやってるようなもんです。
テロの首謀者捕まえるといって、いまだ捕まえていないし、いるかどうかも分からない。
どこも犠牲者がたくさん出たけど、「大儀」の有無としては、まだユーゴの時のほうが
あったのではないかと思います。

フランスうんぬんっていうのはユーゴの時はNATOで動いたためにフランスは当然
賛成というか、和平交渉に顔を出していて、結果爆撃に対して賛成した。
イラクやアフガンはNATO絡んでないから反対しても問題なかったと言うことではないかと。


といった感じですが、いかがでしょう。
参考にしたユーゴスラビア紛争の解説ページをリンクしておきます。
ほとんど、それを書き写したようなもんですが。(汗
リンクを読み、ユーゴ問題の経緯を知った上で、自分の中でもう一度整理してみてはいかがでしょうか。

参考URL:http://www.kyouikude.com/kyobun/shakai/yugo.html
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなってすいません、回答ありがとうございます。

 
 詳しく解説していただき大体飲み込めてきました。
ただフランスが賛成というのがメンツというのは
本当なんでしょうか?

 なんか空爆という大事な事が本質から離れた事で
賛成反対が決められているというのはおかしい気が
するし、そんな国がアメリカのやる事に反対というのも
変な気がしてしまいます。

 国連ではロシア、中国が拒否権発動するから
NATOで・・・というのは国連で反対されるから
米英で攻撃というのと何も変わらないような気がします。

 ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/19 21:31

ユーゴの時と、アフガンイラクが違うのは


「対テロ戦争」という言い方(ブッシュが勝手につけた言い方)がされてるかどうかですね。

「対テロ戦争」とは、実質、あからさまな魔女狩りですもの。

ユーゴの時は、ユーゴの少数民族を守るという大儀を掲げたわけですね。(クリントンが)

ブッシュ(息子)は、父ブッシュが湾岸戦争でイラクにしたこと以上に激烈なことを まさに魔女狩り をイラクでやってます。

だから、違うように言われるわけですね。

ただ、アメリカが関わってない内戦などごろごろあるのに、イラクアフガンだけしか報道しないメディアも悪いと思います。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなってすいません、回答ありがとうございます。

>「対テロ戦争」とは、実質、あからさまな魔女狩りですもの。

>ブッシュ(息子)は、父ブッシュが湾岸戦争で
>イラクにしたこと以上に激烈なことをまさに魔女狩り >をイラクでやってます。

 すいません、よく意味がわかりませんでした。

お礼日時:2004/06/19 21:37

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