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こんにちは、私は、会社で経理を長いことしております。確定申告書の作成は税理士に任せておりますが、その前の段階までは社内でやっております。
毎回、申告書を見て、どこからどう数字をとっているのか見ておりますが、もっと税務を理解したいと思っており、どうせなら、資格を目指そうかなと思っている今日この頃ですが、ネットで調べてびっくりしたので質問させてください。

ネットでは、公認会計士と、税理士の資格取得までの年数が、会計士は2年程度で、税理士のほうは5年から10年とありました。会計士は誰もが難しいと言いますが、なぜ、こんなに取得までの年数が税理士のほうがかかっているのでしょうか?
単純に、会計士は2年が有効期限だからということではないですよね。(会計士資格を取るのに10年かかった人を知っています。)

会社の仕事もかなり忙しいので、そんなに毎日時間を勉強に割けるわけでもありません。2年くらい学校に通ってびっちり勉強すれば(週に20時間くらい)合格できると思っていたのですが、軽いショックを受けました。

お答えできるかたお教えください。

A 回答 (3件)

税理士試験には、科目合格制度がありますからね。



公認会計士試験の場合には、基本的に試験勉強に専念しなければならないでしょう。試験範囲の学習量も多く、合格科目があっても、期限付きの科目免除にすぎないのでしょう。
長期の計画で挑戦が難しい私見ということで、短期決戦で不合格であれば挫折ということもあるのでしょうね。

税理士試験の受験者には、専門学校などでの集中学習で受験する人もいれば、社会人が夜間休日の専門学校などを利用して受験するというのもあります。

公認会計士や税理士の社会的評価が高いことをご存知ですか?
先生と皆から呼ばれるのです。資格がなければ行えない業務ということもある専門家となる試験です。
私は、専門学校4年間通い、税理士事務所で5年勤務しました。その間何度も税理士試験に挑戦しましたが、合格できず挫折しました。
専門学校在籍中には、朝9時から夜9時まで授業があり、宿題もあったぐらいです。それでいて科目合格できる人が一握りなのです。科目合格が一握りの中、5科目の合格をしなければならないのですよ。

税理士事務所の所長税理士が子供を税理士にするために大学院を二つ行かせるという話があったぐらいです。以前であれば、一定の法則に従って大学院修士を学部を変えて二つ取得すれば、税理士試験の全科目が免除となったのです。そのため、子が楽するためではなく、後継者を子にするため、確実に税理士資格を取得させるため、お金と時間をかけるというのです。現在は全科目免除ができるとしたら、公認会計士や弁護士資格を取得するか、商学部と法学部の大学教授をやるぐらいでしょう。ただ、一部科目免除はまだありますので、大学院を使った免除都市圏での挑戦の両方で目指す人がいるのですよ。

勉強を頑張ったぐらいで試験合格できるものではないと思います。生活を削り、睡眠時間を削り、運が良ければ合格できるというものなのです。

仕事のための知識であれば、税務会計検定や必要な税理士試験の科目だけでよいのではないですかね。税理士5科目や会計士試験まで目指すというのは、よくよく考えることです。
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この回答へのお礼

税理士の資格ってすごいんですね。昔は、税務署に何年が勤務しただけでなれたという話など聞いておりましたので、そこまで難しいとは思いませんでした。確かに、業務に必要な分だけ勉強していたほうがよいですね。自分の時間を犠牲にしてまで取得することもないし、必要もない。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/01 07:39

お礼文に対しての補足



>税理士の資格ってすごいんですね。
>昔は、税務署に何年が勤務しただけでなれたという話など聞いておりましたので、そこまで難しいとは思いませんでした。

今でも税務署の職員は、一定年数を働くことにより、税理士試験免除による税理士への道があります。これは、あくまでも公務員の特権であり、税務署職員が税理士試験を簡単に合格できるものではないということです。名目上、公務員試験や公務員としての特殊業務についての研修の受講、実務経験により、税理士試験の免除とされるのでしょう。
ただし、経歴などによる審査があるので、すべての税務署職員が免除の対象となるわけではありません。

>確かに、業務に必要な分だけ勉強していたほうがよいですね。自分の時間を犠牲にしてまで取得することもないし、必要もない。

将来の不安などからの保険で資格取得をされる方もいます。
定年後の第二の人生でも、ある程度の収入を確保するために資格取得を考える方もいます。
実務のための試験ではなく、税理士としての素養をチェックするための試験ですので、一部の税法科目のみの合格で税理士になれますし、実務ではあまりないようなマニアックな計算なども試験に出題されます。実際に申告書の様式を受験生は見る機会もないと思います。特殊な試験ですので、実務のための学習にはならないと思いますね。

頑張ってください。
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この回答へのお礼

目からウロコの話ですね。税理士の素養をチェックする試験、、、。また、全科目合格しなくても税理士として活動できるや、実務のための学習にならない、、。まあ確かに、ほとんどの資格において、資格を持ってるからといって、実務ができるかと言ったら、できませんからね。まあ、ちょっと何の資格がいいのか考えてみます。
詳しく教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/01 21:06

税理士合格を目指している41歳男性です。


私は現在、4科目合格者です。(税理士試験は5科目に合格して、ようやく税理士になれます。)
勉強開始から十年以上かかっています。
税理士試験は、一般的に私のように働きながらする方が多いです。
科目ごとの最低必要勉強時間は異なりますが、1科目平均600時間かかると思います。
5科目で平均3,000時間かかります。(これは本当に単純計算です。)
つまり1日1~2時間、毎日勉強しても約8年かかる計算です。

また、暗記理解する理論や計算公式は、かなり膨大にあり、覚えては忘れるの繰り返しで、働きながらであれば、この平均時間では合格レベルに達成できません。
さらに税理士試験は競争試験であり、1科目の合格者は受験者の上位1割程度で約9割は不合格です。
必然的に激しい競争になり、試験問題の難易度もかなり高いです。

働きながらでは2年に1科目合格して、10年で5科目合格しても、優秀な人と考えられます。
また、実際には、かなりの人が試験合格をあきらめています。
私も勉強開始当時は、10人以上の知人がいましたが、全員あきらめて私1人がまだ勉強中です。

仕事せず昼間に受験専念できるとしても、2年で5科目合格は、あくまで私個人の考えですが、90%
無理ではないでしょうか。(3年で5科目合格も、50%の確率と思います。)

この試験は学校に通ったか否かではなく、それはあくまで超最低ラインであって、膨大な数の基礎理論をどれだけ覚え応用理論に対応でき、膨大で難解な計算をどれだけ繰り返し解いたかがポイントです。

繰り返しますが、これは私個人の感覚ですので、他の方の投稿も参考にされて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
税金関係は毎年いろいろ変化することがございますし、そのような仕事についても勉強ですね。
昔いた会社で、税理士資格の資格手当が10万だったんですが、わかる気がしますね。
それでは試験頑張ってください。

お礼日時:2015/03/06 20:40

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