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◆毎年、政府要人の靖国参拝が問題となっています。なぜ靖国神社は、赤紙を発行した人と、それを強制的に受け取らざるをえなかった人が、合祀されているのですか? 厳然とそれは別の二者です。
 軍人遺族会でもA級戦犯の分祀を要求しているのに?。
◆日中韓・外交高官の話し合いが始まろうとしています。
分祀の意思表示が、東アジアの安定に寄与するのであれば、それくらいの譲歩が大人の外交だと思ひますが?。

A 回答 (9件)

>東アジアの安定に寄与するのであれば、



たしかにその目的に貢献するなら、分祀する意味があると思います。
私も一昔前まで、どちらかといえば分祀賛成派でした。
しかし最近は、分祀する意味がどれくらいあるのか疑問を感じています。

分祀の目的は、韓国、中国との関係改善のためであることは異論ないと思います。
中韓以外のアジア諸国は、たまにその国の政府が靖国参拝に遺憾の意を表明することはありますが、そのことで(韓中のように)日本との外交に悪影響を及ぼしたことはないし、各種アンケートで日本に対する好印象が下がる様子もありません。

中国は、江沢民の「日本には歴史問題を永久に言い続けよ」という言葉が代弁していますが、外交の道具として反日を利用しているのは明らかです。
韓国は、反日を焚き付ける個人や団体が常に材料を提供し、マスメディアがそれを国内全体に拡大させる悪循環が根付いていて、韓国政府もそれに逆らえない(日本を責めるほど支持される)お家事情があります。

日本が十数回も公式に過去の戦争を謝罪してきたのに、「日本はいまだに過去の過ちを謝らない」と言うのは韓国と中国だけ。
「日本は軍国主義国である」と言うのも韓国と中国だけ。
日本人が首をかしげることがあまりに多すぎます。

このような二国にどの程度の譲歩が功を奏するのか、想像が難しいところです。
仮に靖国のA級戦犯を分祀しても「B級戦犯も分祀せよ」と始まる可能性は十分にあります。
B級を分祀してもC級、C級を分祀しても日中戦争に加担した兵士全員分祀だ、となるかもしれません。
歴史問題を外交の武器とする中国と、反日が政治家の点数にもなる韓国において、すんなり日本を評価するとは思えません。

靖国からA級戦犯を分祀するだけでも、現状の法ではハードルが高く大変な作業だし、一部国民から猛反発を受けることは必至です。
そこまでして期待ほどの成果がなければ、日本国内の嫌中・嫌韓が過熱し、かえって事態が悪化するかもしれません。

とりあえず分祀議論は置いといて、首相の靖国参拝だけ控えるのが無難と感じます。
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この回答へのお礼

◆「とりあえず分祀議論は置いといて、首相の靖国参拝だけ控えるのが無難と感じます」
 質問者もそう思います。いたずらに突っ張り合い、主張の張合いでは未来永劫なにも生まれまん。
◆「カッ!!となったら一度深く深呼吸して」という先人の教えもあります。一時立ち止まり、一時棚上げ、一歩引くという手もあるのでは?「戦わずして勝は最良の兵法なり」と孫子の言葉のもあります。
◆未来志向の「話し合い」が大人の外交だと思います。
    あり難うございました。

お礼日時:2015/03/11 11:04

No5です。

私の回答の補足をさせていただきます。

A:靖国神社の合祀基準について。

靖国神社が政府と話し合って、新たに↓の基準を設けたからです。
これは、政府からの命令ではなく、靖国神社が自由意思によって受け入れたものです。

A1:「サンフランシスコ講和条約の第11条にある裁判・判決によって死亡した者など(極東国際軍事裁判などの軍事裁判により死刑になった者など。政府では「法務死者」、靖国神社では「昭和殉難者」と呼称している)。」


B:靖国神社の目的について。

合祀の目的は、「英霊」としての「慰霊」と「顕彰」です。

【靖国神社について】(靖国神社HP)
http://www.yasukuni.or.jp/history/detail.html
(靖国神社に祀られているのは軍人ばかりでなく、戦場で救護のために活躍した従軍看護婦や女学生、学徒動員中に軍需工場で亡くなられた学徒など、軍属・文官・民間の方々も数多く含まれており、その当時、日本人として戦い亡くなった台湾及び朝鮮半島出身者やシベリア抑留中に死亡した軍人・軍属、大東亜戦争終結時にいわゆる戦争犯罪人として処刑された方々などの神霊も祀られています)

以上から、↑以外の「戦災」による民間人の死者は合祀されていません。
そのような人達の為には、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」があります。

【千鳥ケ淵戦没者墓苑】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E9%B3%A5% …
(第二次世界大戦の折に国外で死亡した日本の軍人、軍属、民間人の遺骨のうち、身元不明や引き取り手のない遺骨を安置する施設である[3]。)



C:天皇陛下の親拝中止についてですが、

これは、あの国々と国内の反日団体が↓のように騒いで問題化したのが原因です。
(当時の世論調査では、国民は参拝に反対していません)
そして、それは戦犯の合祀より後の事です。

C1:1975年、昭和天皇がいつも通り靖国神社を親拝されます。
C2:社会党がこれを問題化→天皇陛下が靖国を親拝できなくなる。
C3:1978年元A級戦犯を靖国に合祀。
C4:1985年、中国が首相の公式参拝を抗議。→仲曽根首相が参拝を中止する。

これらの騒ぎに拠って、靖国はある国々の日本叩きの材料になってしまいました。
そして、マスコミは、終戦記念日前は首相交代の度ごとに靖国の事を質問しています。

↑については、↓の「天皇のお気持ち」とやらを問題にする意見があります。

(いわゆる)【富田メモ】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E7%94%B0% …
《2006年7月に日本経済新聞によりその存在が報道された元宮内庁長官・富田朝彦がつけていたとされるメモ(手帳14冊・日記帳13冊・計27冊)。特に昭和天皇の靖国神社参拝に関する発言を記述したと報道された部分を指す。昭和天皇が第二次世界大戦のA級戦犯の靖国神社への合祀に強い不快感を示したと される内容が注目された。》

しかし、このメモには以下の疑問点が指摘されています。

C5:問題の部分は手帳ではなく、手帳に貼られた紙に書いてあった。(→書いた時間、人物が不明)
C6:日経新聞は宮内庁・皇室が「了解済み」として発表。(宮内庁はこれを否定しています)
C7:メモの記述に疑問。(陛下の場合は「親拝」であり「参拝」という言葉は使わない)
C8:松岡は病死であり、軍人ではなく戦死者や公務死でもない。
  →A級以前に合祀の条件を満たしていないという指摘ではないか?
C9:白鳥(敏夫元駐伊大使)を「白取」と書いている。

富田メモが天皇の意見であると判定した「富田メモ研究委員会」のメンバーは、富田メモの発表元である日経新聞が集めたものなので信用性に欠ける上に、一組織の見解にすぎず、公的・多数の結論とするには無理があります。

また私が見る限りでは、合祀に反対している人達は、同時に「君が代」や国旗や天皇制についても批判的な人たちばかりのように思えます。
しかし、そのような人たちが、なぜか合祀の時だけは 「天皇のお気持ち」 を尊重するべきであるという趣旨の主張をしています。

私にはこれが不思議でなりません。



D:A級、B級、C級の違いですが、

これついては無知な人(日本人だけではなく)が、他の事例にも誤用している為に、誤解が広まっていますが、↓のような「罪の分類」であって「罪の重さ」ではありません。

A級:平和に対する罪(戦争計画や準備、開始、遂行、の為めの計画や共同謀議への参加)
B級:通例の国際法に定められている戦争犯罪
C級:人道に対する罪(大量虐殺・民族浄化等の非人道的行為)

元A級戦犯の合祀を非難している人は外国人も多数いるようです。
しかし、彼らが正しい知識を持っているとは思えません。


報道関係者ですら未だに誤解をしているようです。

【韓国紙「A級戦犯の位牌が合祀された靖国神社に参拝して、韓日関係は崖っぷち」】
http://erakokyu.blog.jp/archives/yasukuni02_1312 …
(靖国神社は太平洋戦争のA級戦犯の位牌が合祀された所だ。)

【遺骨返還要求ワロタwwwwww 合祀に反対する韓国人遺族 靖国神社で「門前払い」】
http://erakokyu.blog.jp/archives/yasukuni-140710 …
(日本の植民地時代に強制連行されて戦死し、靖国神社に合祀された韓国人の遺族27人は昨年10月、日本政府と靖国神社を相手取り合祀の取り消しと謝罪、遺骨返還などを求める訴訟を起こした。)


また、彼らはB級戦犯には朝鮮人が多数含まれている事も知らないようです。
当時の朝鮮は併合によって日本の一部だったので、彼らの犯罪も「日本人」としてカウントされます。

【ニッポンは誤解されている】(アルフレッド・スムラー著 仏誌Paris Match元特派員)
(別に日本人戦犯の責任を軽減するつもりはないが、占領地域で最も嫌われたのは、このころ日本国籍を持っていた朝鮮人だったことに注意しておかなければならない。)

【日本軍は香港で何をしたか】(中国人 謝永光著) 
《(朝鮮人は)一般の日本人よりも背が高く、日本の正規軍よりももっと凶暴だった。
民家に乱入して婦女暴行を働いたのは、ほとんど日本人の手先となって悪事を働いていた朝鮮人であった。
当時香港住民は日本軍に対するよりももっと激しい憎悪の念を彼らに抱いた。》



公人の参拝と政教分離についてですが、
これについても誤解している方がいますが、日本での政教分離は↓となっています。

日本国憲法第20条
a:信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
 いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
b:何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
c:国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

問題にされている【政治家(=公人)による宗教施設への参拝】ですが、
↑のa、b、cのどれにも当たりません。

中曽根首相時代に設けられた懇談会や研究会でも、問題ないという結論が出ています。

また、靖国には(憲法で政教分離が定められている)外国の要人も参拝していますが、
彼らがそれにより母国で非難されたという事はありません。

仮に靖国参拝が宗教的活動なら、
首相・閣僚・議員・その他官僚(外交官含む)は、在任中は他国の宗教色のある公的行事(戴冠式や祝典、葬式、クリスマスパーティその他)への出席も出来ないことになります。
(一方で、ある国の政権与党は某宗教法人から支援を受けてさえいます)

【ねじ曲げられた政教分離の原則、靖国参拝は国民の義務であり権利である】(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=MA1rYdn7mG8

世界の要人も靖国神社を参拝しています。

【靖国神社を参拝した各国の軍人】(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=qoU7GKeulHc
「靖国参拝問題」の回答画像9
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以前、あるコメンテーターが言っていたのですが、


日本人には、「死んでお詫び」との感覚があり、
それで生前の罪を償い、死亡してからは誰も同じ立場になる、
との考えに、同意する割合が高いとか。その感覚を
中韓の国民が、理解できるのか、理解する気があるのか。

靖国神社が、なぜ合祀したのかの要因はハッキリしませんし
合祀はどうなのか?と感じる方も。昭和天皇も合祀が
わかってからは、靖国参拝を取りやめたそうです。

中韓は、首相が靖国参拝したら日本が
軍事国家になると騒いでいますが、
韓国は徴兵で、国民に武器での殺し方を、
中国は毎年、とんでもない金額を軍備に。
いったいどっちが、危険なのか?
両国は、反日言動を続け過ぎたので
後戻りしないでしょうし、出来なくなっていると感じます。
その、落としどころも、果たしてあるのかどうかさえ
わからなくなっています。第三国の仲介も無理かな・・・。
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この回答へのお礼

◆「落としどころがない」となるとどうなるのでしょう?
 <ゴミはゴミを呼び、不信は不信を呼ぶ>の例えもあります。
宇宙から地球を見たり、全地球をインターネットでカバーした人類の知恵をもってすれば、なにかあるはずです。
r5305さんの言うとおり「とりあえず分祀議論は置いといて、首相の靖国参拝だけ控えるのが無難と感じまが」も一つの選択肢と思います。
               有り難うございました。

お礼日時:2015/03/14 19:29

◆毎年、政府要人の靖国参拝が問題となっています。



そもそも、その問題設定に対し、「合祀」を問題とするのが、全くおかしいのでは?と思いますが。

「分祀すれば、中韓は大人しくなる」と言う保証は皆無です。
むしろ、「日本が内政干渉に応じた」と言う実績化であって、中韓は更に内政干渉を強める結果にしかならないと思います。

また合祀,分祀の判断は、宗教法人の靖国神社が行うものであって、日本政府の意思で行われるものではありません。
すなわち、仮に外交的な譲歩をするとしても、政府として可能な意思表示は、「政府要人の公式参拝は控える」までです。

従い、「なぜ靖国神社は~」と言う質問に対しては、「靖国神社はそう言う神社だから」としか、答えようが無いかと。
また、そういう神社であるにも関わらず、多くの国民の支持,尊崇を得て存続していることも、無視し得ない厳然たる事実で・・。
言い換えれば、日本人が誰も参拝しなくなれば、経営上の理由なども含め、分祀の可能性などもあるとは思いますが、外圧や政治的圧力では、変わらないと思いますよ。

それと日本が譲歩した結果、中国がのさばれば、それで東アジアが安定するか?も疑問で、現実はどちらかと言えば「逆」かと。
ASEAN諸国などは、少なくとも軍事バランス的には、日本を中心,筆頭に、中国を対峙していく構造を期待しており、東アジアで多数決の採択をすれば、「日本は中韓の内政干渉に応じるべきではない」となる可能性が高いと思います。
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この回答へのお礼

◆なるほど、単純に考えられぬ問題ですね。有り難うございました。
しかし(譲歩した結果、中国がのさばる)という相互不信、⇒突っ張り合いが続けば⇒殴り合い、悪くすると⇒戦争です。誰も戦争を望んでいないはずです。
◆南京大虐殺・強制慰安婦があったかどうか、私にわかりません。しかしその要素・その可能性が充分あるのが戦争です。誰も戦争を望んでるはずがない!! 
◆ここで一度立ち止まり、引いてみるのも外交の一つの選択肢だとおもいます。そこで、結果、中国がのさばるのであれば、中国はいまだ成熟した国ではないということです。その時の対策を充分考えておくべきですが。 
◆(中国がのさばる)というのは推測にすぎません。中国がどう出るか、その時の国際情勢・時代背景にもよりますが。相互不信、⇒突っ張り合いよりも、まず虚心坦懐、話し合うのが外交だと思いす。
 今年の阿部首相の靖国神社参拝が、世界中からどう見られか?

お礼日時:2015/03/08 13:28

慰霊と裁きは厳然と別の事。


慰霊をする方が文化的。
慰霊社会になれば戦争、テロを1%ぐらい減らせると思う。
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この回答へのお礼

◆なるほど、そうか?いろいろな見方、言い方があるのだ
 やがて出る阿部首相談話がどう出るか、それがどう受け止められるか??
                有り難うございました。

お礼日時:2015/03/06 07:17

A:>なぜ靖国神社は、赤紙を発行した人と、それを強制的に受け取らざるをえなかった人が、合祀されているのですか?



回答A:いわゆる「赤紙の発効」は合祀の基準とは無関係だからです。

それに、これが犯罪になるなら、戦争で徴兵をした全ての国の指導者も非難されるべきです。

私は「勝てば正義」とかの、手垢に塗れた言葉に酔う気はありません。
結果で行為が正当化されるなら、それは「法治」ではありません。



質問者様の疑問は、靖国問題やA級戦犯や戦争への誤解によるものだと思います。

まず「戦争」については↓の私の回答(No12)をご覧ください。

【ドイツと日本はなぜ戦争の反省度が違うのか?】(国際法における「戦争」について)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8688472.html?order= …



日本は、彼らは冤罪(しかも事後法)被害者であるとして犯罪者とは見做していません。
元A級戦犯の中には叙勲された者もいます。(日本では有罪が確定した者には叙勲資格がなくなります)

そして、東京裁判には以下の問題があります。

東京裁判の裁判所条例ですが、ドイツを裁いたニュルンベルグ裁判の条例を基にしています。
当時の「国際法」や「条約」には日本やドイツの指導者を有罪にできる条文はありませんでした。
その為に、連合国は1945年8月、ニュルンベルク裁判の条例を作りました。

しかし、ポツダム宣言は7月25日で、その時にはニュルンベルグの条例は出来ていません。
以上から、日本もドイツも、これらの条例で裁かれることを承知で降伏していません。

戦勝国の都合による後付の法によって裁かれることが正しいなら、それは国際社会が勝者による私刑を認めたことになります。

以上について「不文法」や「コモン・ロー」とやらを理由に正当であるとする意見もあります。
しかし、それが正しいなら「裁判所条例」など作る必要はないと思います。
ところが、これらの裁判の判事は【犯罪の定義は「裁判所条例」に決められている】と語っており、↑と矛盾しています。

更に東京裁判は現場での審議すら公平には行われませんでした。

イ:判事は国際法より連合国の意向に沿う判決を要求されていた。
(「法」以外の何かの「意向」が優先されている時点で裁判ではありません)
ロ:元A級戦犯の罪状である「平和に対する罪」は戦時中には存在しない「事後法」である。
ハ:判事や裁判官に戦勝国側の者しかいない(裁判の公平性に疑問がある)
二:判事に国際法の専門家は、インドのパール判事しかいない。(パール判事は日本の無罪を主張)
ホ:実際の審理も、連合国に甘いもので、敗戦国側からの証拠や弁護は認められなかったり、却下されている。(これは、判決後、裁判に関わった者も指摘しています。)
へ:戦争を個人の罪として裁いている。


更に、東京裁判では、↓が遵守されておらず、判事国の都合で恣意的に運用されていました。

【第九条 公正なる審理の為めの手続】
被告人に対する公正なる審理を確保する為め、左記の手続を遵守すべきものとす。
(ロ)用語 審理並に之に関連せる手続は英語及び被告人の国語を以て行はるべきものとす。
文書其の他の書類の翻訳文は必要なる場合請求に応じ提供せらるべきものとす。



【A級戦犯は冤罪】(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=sDTJVZheUwo



これらについて↓のサンフランシスコ平和条約の第11条で、「accepts the judgments」が日本語訳では「裁判を受諾」なっている事から、日本は裁判の内容に関わらず、A級戦犯の罪を認めているという意見があります。

【対訳 サンフランシスコ平和条約】
http://www.chukai.ne.jp/~masago/sanfran.html
(第11条
Japan accepts the judgments of the International Military Tribunal for the Far East and of other Allied War Crimes Courts both within and outside Japan, and will carry out the sentences imposed thereby upon Japanese nationals imprisoned in Japan.

日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。)

しかし、日本では「裁判」とは「裁判場・審議・判決」等を含む意味として用いられているので、その解釈についての意見が分かれています。(認めたのは裁判全体か判決のみか等)

同じ部分について、他国語訳では、「accepte les jugements prononcés par……」(仏語:言渡された判決を受諾する、)スペイン語では「las sentencias」(判決)と訳されており、それらには「裁判」という意味はありません。

以上から、問題は日本が【judgments】や【受諾】、【承諾】についてどう考えていたかということになります。
それについての資料は↓があります。

3:【軍事裁判・本邦戦争犯罪人】(1953年(昭和28年)2月24日、条約局第3課作成文書)
http://www.geocities.jp/windows_user2013/san_fra …
(平和条約第十一条は、『日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の“裁判を受諾”し…』と規定している。この「受諾」とは、日本国が(イ)戦争状態の継続中連合国のなした右裁判(連合国戦争犯罪法廷の裁判)の国際法上の適法性及び(ロ)戦争状態終了後連合国がその刑を続いて執行する場合に、その執行の合法性について、争わないことを意味する。即ち、同(サンフランシスコ講和条約)第十一条によって、日本国は、右裁判 によって判決を受けた事件に関する限り、国際法上の犯罪であることについて反対しない義務を負ったのである。)

↑ですが、文章をその表現だけで読解した場合、

【(裁判の正当性とは関係なく)判決に文句を言えなくなった】

というだけでしかなく、条約よる刑の執行(禁錮)は行うが、裁判の正当性まで認めたわけではないと思います。

このことから、条約の【受諾】や【承諾】も「決定事項について争わない」だけのことであって、「正当性を認めた」という意味ではないと思います。
だとすると、条約の【judgments】が「裁判」と「判決」のどちらの意味でも、「その正当性」を認めたとはいえない事になります。



B:>軍人遺族会でもA級戦犯の分祀を要求しているのに?。

彼らはSF条約によって後日減刑され釈放されています。
減刑の理由に関わらず、釈放された時点で犯罪者ではありません。
これらの認識は、まともな法治国家なら当然持っている筈のものです。
(自称先進国や普通選挙も行われていない東アジアの某特定諸国家については不明ですが)

以上から「A級戦犯」という呼称は彼らに対する侮辱であるので、謹んでいただきたいと思います。

それに「遺族」=その主張が正しい とは限りません。
その「軍人遺族会」とやらは、全ての「軍人遺族」を代表している組織なのでしょうか。

更に旧日本兵には中国で捕虜になり洗脳された人達もいます。

【中国帰還者連絡会】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD% …
(731部隊・南京事件・強制連行などについて積極的に証言し、証言者への協力を行なうことでも知られる。
―中略―
上記の活動について『撫順戦犯管理所に抑留された旧日本軍将兵が中国側に洗脳されたもの』と主張するものもいる[1]。
―中略―
「死刑」や「無期」、「長期刑」に処されるべきところを、寛大な恩赦によって自由を得たものたちは中国共産党政府に深く感謝したが、その実態は、思想教育の結果有用なものは、その思想の伝播者として、あえて無罪放免という恩を着せて野に放った意図が否定できない。)

【中帰連・撫順戦犯管理所洗脳プロセス】(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=RAdq0kAn24o



C:>分祀の意思表示が、東アジアの安定に寄与するのであれば、それくらいの譲歩が大人の外交だと思ひますが?。

質問者様の仰る「東アジア」の定義が不明なので回答不能です。
質問者様の「大人」の定義が不明ですが、私は他国の勝手な都合による要求を、問題を起こさない為だけに受け入れて、増長させることが大人とも外交とも思っていません。

この件で「東アジア」が批判しているとも思えません。

【太平洋戦争】(アジアの反日とやらについて 私の回答はNo5)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8877786.html
「靖国参拝問題」の回答画像5
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「なぜ?」の前に、Wikipediaによれば「合祀されている」のは「神」だそうですが、「神であること」はまだ証明されてないです。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E9%87%8D% …
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この回答へのお礼

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E9%87%8D% …
↑が読めないので失礼します。有り難うございました。

お礼日時:2015/03/14 20:07

>赤紙を発行した人と、それを強制的に受け取らざるをえなかった人


・靖国神社は現在は独立した宗教法人です。独裁国家ではないので政府を含めその宗教行事に関与できません。
・国のために命をささげた人を神として祭っています。一つの神ですから分けることはできない。
・日本では、死んでしまったらみんな神仏になる。生きている時の立場は死んだらなくなる。
>赤紙を発行した人と、それを強制的に受け取らざるをえなかった人
・曲がりなりにも日本は当時も民主主義国家でした。国民が(選挙と言う間接的手段ではあるが)国民が発行して国民が従った。
>軍人遺族会でもA級戦犯の分祀を要求しているのに?。
 それは誤り、数県だけしか・・。
 ⇒靖国神社:A級戦犯分祀、容認は2県 遺族会調査 - 毎日新聞( http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000m040 … )

 完全に、内政問題であり他国にとやかく言われる筋合いではない。伊藤博文を暗殺した安重根を英雄に祭り上げていることを批判しても彼の国ではそれを変更することはないでしょう。
>分祀の意思表示が、東アジアの安定に寄与するのであれば、
 「内政干渉、それもその国の文化や伝統の否定をするものであっても従わせることができる」という実績を作ってしまえば、それは不安点を招くでしょう。そもそも「東アジア」はおかしい、それを問題にしているのは、2国だけで他の諸国は問題視していない。それどころか参拝したアジアの国のほうが多い。
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この回答へのお礼

◆なるほど、そうなんだ?
 有り難うございました。

お礼日時:2015/03/05 20:45

「なぜ靖国神社は、赤紙を発行した人と、それを強制的に受け取らざるをえなかった人が、合祀されているのですか? 厳然とそれは別の二者です」


→合祀の目的はそういうことではありませんね。
靖国神社は戦争で亡くなった全ての方々を祀っているのです。
それは軍人だけではありません。米軍の空襲で亡くなった多くの市民も祀られています。
戦争つまり国を護るために様々な諍いで亡くなった方々全てに対してです。
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この回答へのお礼

「靖国神社は戦争で亡くなった全ての方々を祀っている」のであれば中国人や韓国人の多くが、日本で戦中死してます。その人達も祀っているのでよ、
と大いに中国・韓国に宣伝するのも、問題解決の一つの選択肢だと思ひす。
               有り難うございました。

お礼日時:2015/03/14 20:03

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