プロが教えるわが家の防犯対策術!

タイトルそのままですが。質問です。

昔から中性脂肪は低く、たまに下限を下回ります。
反対に、昔からコレステロール値が高く、こちらはほぼ毎年上限を上回ります。
それでも若いころは善玉が多かったのですが、30代に入ったあたりから悪玉が多く、今は悪玉は基準値の上限を超えることが多いです。善玉は基準値内です。

ちなみに、母親も同様の数値で、母は薬による治療を数年前から行っています。

30代後半、痩せ型。
食事は、60代の両親と一緒にとるので、どちらかといえば魚・野菜が中心の質素な食生活かと思います。余談ですが、久々にラーメンを食べたときには胃がもたれました。そろそろ天ぷらは遠慮したい、そんな食事事情です。

本題ですが、そろそろ食事ではカバーできない分をサプリをとろうかと思いつきましたが、何をとるのがベストでしょうか。おすすめを教えていただけると幸いです。
ちなみに、EPA+DHAを最近始めました。ボケ防止に。
ただ、どちらかは中性脂肪を下げる、という広告を見て、これ以上下がるのはまずいかな、とも思っています。
飲み続けていいものでしょうか。

A 回答 (2件)

LDLが基準値を超えるとは、どの程度でしょうか?



LDL-Cが基準値以上に高い場合、脂質異常症という診断がされるはずです。
LDL-Cだけ高い場合、高LDLコレステロール血症というタイプです。
医者はなんと言っていましたか?基準値を超えているのなら必ず何か一言あったはずなのですが。

LDLコレステロールは通称悪玉コレステロール、これが高い原因として体質や高コレステロールの食事をよく摂る食生活、運動不足、肥満、喫煙などが挙げられます。
ですが、生活習慣で高くなる場合、通常は他の数値も悪くなるものだとかで、
生活習慣、体重、中性脂肪その他の数値に問題がないのにも関わらずLDLコレステロールだけ高い場合、
家族性高コレステロール症(以下FH)という遺伝疾患が疑われます。
遺伝的にLDLの受容体に欠損がある、うまく働かないなどの体質を受け継いだために、
生活習慣がどうあろうとLDLだけ高くなる体質です。

以前冗長な回答を寄せてしまいました質問https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8932154.html
があります。他の方もご回答を寄せていらっしゃるのでよろしければ。

診断基準は日本動脈硬化学会によると
>成人(15歳以上)FHヘテロ接合体診断基準
>1.高LDL-C血症(未治療時のLDL-C180mg/dL以上)
>2.腱黄色腫(手背、肘、膝などの腱黄色腫あるいはアキレス腱肥厚)あるいは皮膚結節性黄色腫
>3.FHあるいは早発性冠動脈疾患の家族歴(2親等以内の血族)
このうち2項目が当てはまれば診断される、
LDL-Cが250 mg/dL以上の場合、強く疑う、
とあります。
質問者さんはお母さまがコレステロール値が高いとのこと、可能性はあるように思います。
LDL-Cが高い場合、本当に家族性高コレステロール症かどうか遺伝子検査で確定することが非常に重要です。
できる限り早くかかりつけの医者か、大きめの病院、循環内科に診てもらってください。

国立循環器病センターの家族性高コレステロール症についてのページはこちら
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/blood/pam …

FHであった場合、体質なのですから食事、運動といった生活習慣の改善ではLDL-Cが下がりません。
今はよく効く薬があるので、それを服用することになります。

食生活で高コレステロール食品(特に卵黄)の摂取が健康体の人よりも厳しく制限されるほか、
LDL-Cを上げる性質を持つ動物性脂肪もできる限り避けるべきです。
どの食材を避けるべきかについてはこちらを。
メルクマニュアル オンライン版 > 家庭版>ホルモンと代謝の障害 >コレステロールの異常
http://merckmanuals.jp/home/%E3%83%9B%E3%83%AB%E …

さて、その上で。
FHではなかったとしても、今現在LDL-Cが高いというのは良いことではありません。
LDL-Cの異常な高値が動脈硬化の最大のリスク要因と見なされているからです。
まず食生活の見直し(メルクマニュアルに書いてある「避けるべき食品」の摂取量が多ければ避ける、野菜を毎食取り入れる)と、
運動習慣を身につけることをおすすめします。

ここでようやくご質問のサプリですが、二つおすすめいたします。
植物ステロール含有の調味料と、リコピンです。

植物ステロールは1割ほどLDLのみ下げる効果があるとされます。トクホマークがついているので、ある程度効果は望める可能性があります。
油かコレステロールゼロのマヨネーズ等に配合された食品がスーパーで買えます。
一日2、3g以上摂っても意味はありません。商品にどの程度の量で植物ステロール2、3g摂れるか目安が書いてありますのでご覧ください。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail581.html

リコピンは一日25mg以上の摂取で総コレステロールとLDL-Cの低下に関連があるかもしれないという報告があります。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail710.html
一日25mgをサプリで摂ろうと思うと、アメリカからの個人輸入が一番良いのですが…。
日本のトマトジュースはなかなか優秀なので、よければトマトジュースからおためしください。


ちなみにDHA&EPAはオメガ3という脂肪酸に属し、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の摂取比率が
健康な人よりも重要なFH患者にはとても助けになると思います。
また男性は一日2、3回の青魚の摂取で糖尿病罹患リスクが下がることがわかっていますが、
糖尿病と脂質異常症はどちらもお互いのリスク要因ですので、この面からも助けになると思います。
先月、TV番組で放映されて今どこでも売りきれ中のエゴマ油(別名:シソ油)や、
亜麻仁油(フラックスシード油)、インカンチオイルなどもオメガ3の豊富な油です。
オメガ3は摂取しにくいものですので、ぜひDHA&EPAのサプリは続けてください。
ただ、オメガ3は非常に酸化しやすく、酸化したものを摂取するのは逆に動脈硬化の可能性を高めるので管理、また商品の品質にはご注意ください。
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この回答へのお礼

詳しい回答をありがとうございます。

高い数値ですが、標準の上限が140mg/dl以上だと思いますが、私の場合はこれに+10~+20くらいで、総コレステロール値がだいたい210前後となることが多いです。
なので医者は「食生活に気を付けて運動しなさいねー」で毎年終わりです。

母は脂質異常症で薬を服用しています。でも普段から、健康番組の影響を受けすぎて、思春期の女の子のダイエットっぽい食生活で脂質異常より栄養失調が怖いくらいです。
薬のおかげ、で悪玉はすごく下がったのですが、医者からは薬をやめるのはダメ、と釘を刺されています。

家族性高コレステロール症、初めて聞きました。確かに母方は、心臓疾患でなくなるケースが多いと聞いています。とはいえ、かなりの長寿の家系ですが。

FHについて真面目に調べてみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/19 08:53

中性脂肪が増えすぎると悪玉コレステロールが増える原因になります。


でも中性脂肪は低いんですよね?
低すぎる場合は少し問題ですが(それでも高いより全然良い)
ちょっと低いくらいなら問題ないですよ。
肝機能が低下するとコレステロールは処理できなくなりますので、
肝臓に負担をかけない生活習慣が大事です。
お酒などはよく飲んでいますか?
肝臓の数値は問題ないでしょうか。
タウリンなど、コレステロールを下げるサプリがおすすめです。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

中性脂肪は基本的に低いです。昔から。
そして悪玉の数値と中性脂肪の値が比例するようなことはありません。

肝機能は・・・。
お酒は回数は飲まない(1か月に1回程度)ですが、飲むときは量は飲みます(日本酒なら2合以上、ワインならボトル半分くらい)。
最近は減りましたが。
血液検査では肝機能関連の数値は、毎年これも低い数値がでます。

なので肝臓の検査では異常なしです。
が、肝臓ではないですが、家系的にもともと膵臓や脾臓はあまり良くないらしい、というのはあります。

肝臓、疑った方がいいかもしれないですね。
意識して、タウリンをとるようにします。

お礼日時:2015/03/15 06:04

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