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EAR834P(フォノイコライザー)には、V1,V2,V3にECC83(12AX7)が付いています。今、V3のECC83をECC82に交換したところ、音質が少し穏やかになったように聴こえました。【1】その理由【2】機器への悪影響【3】3本ともECC82に交換するとどうなるか(手持ちがありませんが)。その場合の機器への影響【4】そもそも、V1、V2,V3、それぞれの役割は何でしょうか。以上、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

#1にも有りますが回路図が有りませんので想像で。

NF型のイコライザーの様ですし12AX7が3本という事ですのでマランツ型かなと思います。v1、v2で2段増幅した後v3に入りますがv3はカソードフォロアーです。そのカソードからv1のカソードへイコライザー素子を通して負帰還が掛けられています。カソードフォロアー回路は利得がほぼ一倍です。そこを12AU7に取り替えて見たということですね。12AX7で設計された回路定数の所に12AU7を挿しこんでも音は出ますが12AU7本来の動作では無くなりますのでそれが音の違いになったのでしょう。又フォノイコライザーは全体として100倍以上の利得が必要です。マランツ型でも3段目がカソードフォロアーのため相当厳しい筈ですのでイコライザー素子で余計?な低域をカットして帳尻を合わせているかもしれません。そこに増幅率の低い12AU7を挿しても利得が不足するばかりか正確なイコライジングが出来なくなりますし回路定数も合いませんので音は出るが音が小さく変な音という風になると思われます。壊れはしないと思いますが。
ちなみにマッキントッシュ型は2段NF型+カソードフォロアーでカソードフォロアーのカソードから前段のカソードに僅かに正帰還を掛けて利得を稼いでいます。マランツ型は下手すると発振するので発信止めの位相補正が掛けてあります。回路の安定度はマッキントッシュが上でしょう。(音の好き嫌いは別)いずれもカソードフォロアーで送り出しとなっており出力インピーダンスは低いですが、低インピーダンス負荷にも強いという訳では有りません。メリットはフォノ出力を筐体内で長く引き回しても高域の低下が少ないといったところです。
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ECC82は高利得、ECC83は低利得です。

・・・は逆ですよ。
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回路図がないので、一般的な回答です。


フォノアンプの役割
・カートリッジの微細な電気信号を増幅する。
・RIAA特性でレコードに刻まれた信号を元に戻す。

V1,V2で増幅とRIAA特性の補正をする。
V3はカソードフォロワーで低インピーダンス出力している。
上記が一般的なV1~V3の使用法かと・・・

ECC82と83では使用する役割が違います、だから2種類あります。
ECC82は高利得、ECC83は低利得です。
ECC83に交換すると利得が足りず、パワーアンプの最大出力が小さくなります。
内部抵抗も違うので、RIAA特性の補正値も違って来ます。
雑音も増るでしょう、音が穏やかになったのを裏返すと、高音域が
減少していると考えられませんか・・・

百害有って一利無しです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。なるほどよく分かりました。「百害あって一利なし」、肝に銘じます。

お礼日時:2015/03/21 19:00

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