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平和を守るためには戦争を知らなければならない。軍事や政治についてある程度の知識を持たなければ、平和を維持し、また戦争を治めて平和を導くことはできないと思うのですが、今のこの国では、この考え方は異端でしょうか?

最近有事法制に反対する動きが活発になっているのですが、私のアンテナ感度が悪いのか、有事法制に反対する人の意見が、多分に感情論に見えてしまいます。
反戦平和を謳う掲示板等で具体例を挙げて、どう思うか問うてみても返事をいただけません。

平和を語る上で、軍事や戦争の話を織り込もうとするのは、マナー違反なのかなと気になりました。

どう思うか、ご意見を賜れば幸いです。

質問者からの補足コメント

  • スイスは結構盛んに軍隊をPKOに派遣していますね。また、あそこはバリバリの軍事国家ですよ。攻めないけど、攻めてきたら地獄を見せるというスタンスでしょう。九条の会や無防備マンが聞いたら卒倒するような気合の入った国ですよ。小銃が一般家庭に配布されるくらいですから。そういえば核兵器を持つことを真剣に考えていた時期も合ったらしいですね。

    かの国とは、どこのことでしょうか?
    私の知る限り、軍部が政権を担っているのはタイ王国ぐらいなのですが。北や中国は共産党ですし、リビアの某大佐は愛称だし…
    浅学な私に教えて頂けると嬉しいです。

    あと、裏づけの無い意見を具現化は、国でも難しいのでは?
    九条を唱えればミサイルが逸れて上陸舟艇が引き返す術でも開発できれば別ですが。現状、一番成功しているのは抑止力だと思うのです。それが駄目なら、何らかの説得力のある代案を、せめて考えようとはしないといけないのでは?

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/03/21 22:35

A 回答 (15件中1~10件)

phjです。

重ねてお礼ありがとうございます。以下補足です。

少し、質問の本旨からずれてしましますが、phj様からみて、私個人は、ご指摘の
>日本人の考える軍事力は右翼も左翼も観念的であって、深みや覚悟が伴っていない、ということです<
の中の一人と見えますでしょうか?

そのようには思っておりません。その手前、実論を周囲と議論したいが、周りの反応がはかばしくなかたり、反戦派は観念的であったり、と入り口でつまずいている印象です。
ですので、多少ご質問とずれた回答ですが、前回までの回答をいたしました。ぜひ、今後実りある議論に役立てていただけるとうれしいです。

>私自身は、いざその時が来たときに、敢然と兵役に出たり、あるいは信念と命を代価に反戦を唱えれるかというと、その自信はありません。その場にならないと、最期の行動に責任が持てないと思うからです。
私も自信はありませんが、すでに妻も子供もいますので、必要な銃をもって戦う覚悟はします。それは戦争に限りませんが、日本は自己防衛には厳しい国ですね。

>なので、その時が(なるべく)こないような事をしていきたいと思っています。

その時が来ないようにするのも民主主義国家である以上、当然のことだと思います。逆に相手からいきなり攻められるような場合はともかく、尖閣のような場所であっても軍事的衝突を呼ぶ場合も国民総意の選択です。

私からすると、右翼はその辺の「国民の責任」という視点に思いが至らない点があるように見えます。勇ましいことを言って戦争をしてしまった、という点はともかく、負けた場合の国民の負担(人的損失・経済的損失)をどのように考えているのか、がまったく見えません。

逆に左派もまったく無責任なのは、9条により非武装な日本に外国が攻めてきたときに、日本を守るのは国連だと考えていることです。つまりそれは「他国民の命の犠牲の上に日本を存続させる」ということを言っているわけで、やはり「国民」としての責任に思いが至っていません。

第2次世界大戦の時は「軍部の暴走により、国民も騙され被害者となった」(東京裁判史観)とされましたが、次に戦争を起こせばそれは「国民国家としての日本人の責任」になります。
多くの人たちの発言に対して感じるのは「民主主義国家を運営していく主体としての国民」としての自覚が右派にも左派にも、ない、またはあってもそこを踏まえて発言しているようには見えない、ということです。

>また、どうしても浅学ですので、深みのある議論は出来ないのが弱いところですが。
質問者様の探究心には敬服します。感情論に流されず、ぜひ本質部分で議論ができるようになって頂きたいし、それが日本人の責任だと思います。

>phj様は、どのような覚悟や実際的知識が、軍事力と政治を語る上で必要だと思われますか?
私もただの市井の人間ですから、実際の知識がどうのこうのというのは分かりません。わからないというより、それぞれがいろいろな知識をもっていればいいと思います。
ただ、常に日本国の9条問題や軍備問題を語るときに考えるべきなのは「国民の責任」という視点ではないか、とそう思っています。


また、その際に「この人を見習うべき」というような方はおられますでしょうか?
今の日本にはいない、と思います。注意深く見ていると、国民の責任という論調をもっている有力な発言者は、戦争について語ることを避ける傾向があるからです。
私はこれが一番危険で卑怯であり、観念論が蔓延する原因であろう、と思っています。

最後に、
私がこのように考えるようになったのは、太平洋戦争について「東京裁判史観」というものの見方を知った後です。
たしかに、東京裁判史観はいまでも多くの支持を得ています。
左派は東京裁判を受け入れることからスタートして「軍部の暴走とそれによる国民の被害」という観点から、そもそも軍隊は悪いものであり暴走するもので、軍隊があるから戦争が起き国民が被害にあう、という論拠を元にしています。これなら9条は絶対に守るべきものでしょう。
しかし、実際には軍事力、最低限の防衛力がなければ国を守れないのは、誰の目にも明らかであり、拉致問題や尖閣問題などがそれを示しています。

逆に右派は東京裁判史観を受け入れることを拒否し、押し付けられた価値観からの解放と日本らしさを取り戻すことを主張しています。
これも頷ける部分があるのですが、東京裁判史観を拒否するいうことは「軍部の暴走はともかく、国民は被害者ではない」ということになります。事実、アメリカへの宣戦布告した時の内閣は、通常選挙で選出された内閣であり、国民の責任という点において今の安倍内閣となんら違いはありません(強いて言うなら男性のみの普通選挙でしたが徴兵制からみれば問題ないでしょう)
つまり、国民は戦争を推進する内閣を選ぶように投票し、内閣は宣戦布告して国会はそれを支持し(戦費予算は国会の承認が必要)、そして日本は負けたのです。
右派の東京裁判史観の否定には、この部分の視点が足りていないと思います。

したがって、私は右派も左派も観念論しか主張していない、と判断しており、それはこれからの国の行く末にとってとても危険であると考えているのです。

ぜひ、そのような視点からも検討してみてください。
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この回答へのお礼

丁寧にお答え頂きありがとうございます。

東京裁判史観ですか。憲法と絡めてとか、戦争責任と絡めては見ていましたが、戦後史と戦前史の結節点として、また戦後史の原点としての見方は思い至りませんでした。勉強になります。

こちらでのお答えを自分なりに咀嚼して、立場の違う人にも伝わるような意見を形成できるよう、頑張ってみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/27 06:16

#12です。

お礼ありがとうございます。

>例えば、スイスで言えば侵攻されたなら、焦土作戦も辞さない。国民最後の一人まで抗ってやる。的なことですか?また中国に飲み込まれれば、チベットのようになりかねないということでしょうか?

日本人の考える軍事力は右翼も左翼も観念的であって、深みや覚悟が伴っていない、ということです。

スイスをまた例にだしますが、かの国は焦土作戦も辞さないという決意の元に永世中立・国民皆兵制を敷いています。これは長い歴史的経緯があり、スイスを囲むイタリア・フランス・ドイツはどこも大国で1国でも本気になれば、確実にスイスは侵略占領されますし、実際に過去に何度もそのような目にあってきたからです。スイスが今あるのは、どこか1国がスイスを占領すると軍事バランスが崩れるために、3カ国がけん制しあい軍事的な空白があるからにすぎないことをスイス国民は熟知しているのです。
ですから、もしそのようなバランスが崩れるときは「スイスという国は無くなる可能性が高い」という現実認識に立って「それでもスイス国民である以上は最後の一人までスイスを守るために戦う」という選択をしているから、永世中立と国民皆兵が成り立つわけです。
ものすごく厳しい現実(大国に囲まれた小国)を受け入れて、国が消滅するなら国民も運命を共にするという選択を大多数の国民が選択しているわけです。

果たして今の日本にそこまで現実を見据えた意見があるでしょうか。

左派が現状となっては、夢物語を語っているのは大部分の国民が気がついていると思います。聞いた話ですが、9条を最高とする護憲派は「他国が侵略してきても国連が黙っていない」と言ったそうです。実に他力本願であって、国民国家の責任というものをまったく忘れていると思います。

では、右派はどうでしょうか。このサイトにも「尖閣に自衛隊を駐屯させるべき」とか「なぜ竹島を自衛隊は奪還しないのですか」という質問が寄せられますが、本気で自衛隊員の命をかけてまでそれらのことをする必要があるのでしょうか。本気で軍事行動を起こせば、何人もの命が失われ莫大な軍事費がかかるわけですし、勝てばまだしも戦争に負けたら領土だって失います。それらの負担はすべて国民が負担することになるのです。

右派も勇ましいことは簡単に口にしますが、では実際に犠牲がでたときに「私たちのために死んでくれてありがとう」と言うだけの覚悟、または「国のため、みなさんのために死ぬ」ということが納得いって死ねるのでしょうか。

この間、「国のために戦うか」という国際アンケートで日本は14%で最下位でした。勇ましいことを言っている右派でも「自分は戦いたくない」という他力本願な人がいるのかもしれません。

また、実際に軍事力を動かすということは犠牲が伴うということです。古代の民主主義は兵役=選挙権であるのが普通であり、国の方針として戦争をするかどうかは、戦争に行く人々が決めていたわけです。

現代の日本では自衛隊に25万人いると言っても、人口から見れば0.2%程度に過ぎません。身内に自衛隊員なんか居ない人のほうが多いでしょう(逆に旧軍から軍人一家というのも結構多いようです)
そうなると、尖閣諸島で身内が戦死するかもしれない、という想像力も働かないわけで、政治と自分に近い人の死、という天秤が現実味を得ないわけです。

ということで、右派であっても現実的でドライな考えで、平和と軍事力(抑止力)を見つめている日本人はほとんど居ない、と言っていいと思います。

左派はたしかに観念的な感情論が多いです。でも右派もそれに負けないぐらい観念論が多いし特に戦争に負けたときの負担ということに思いが至っていません。戦争は観念ではできませんが、日本人は戦争にファンタジーを感じているようにしか見えないのです。これが日本の現状だと思います。
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この回答へのお礼

再度の回答を頂きありがとうございます。

少し、質問の本旨からずれてしましますが、phj様からみて、私個人は、ご指摘の
>日本人の考える軍事力は右翼も左翼も観念的であって、深みや覚悟が伴っていない、ということです<
の中の一人と見えますでしょうか?
私自身は、いざその時が来たときに、敢然と兵役に出たり、あるいは信念と命を代価に反戦を唱えれるかというと、その自信はありません。その場にならないと、最期の行動に責任が持てないと思うからです。なので、その時が(なるべく)こないような事をしていきたいと思っています。
また、どうしても浅学ですので、深みのある議論は出来ないのが弱いところですが。

phj様は、どのような覚悟や実際的知識が、軍事力と政治を語る上で必要だと思われますか?
また、その際に「この人を見習うべき」というような方はおられますでしょうか?
よろしければ教えてください。

お礼日時:2015/03/26 06:46

戦争とは、人類の繁殖が影響します。

繁殖するソドムとゴモラ社会は、必然に繁殖領域を増やそうと活動します。そこで、衝突が起きます。平和を唱えてもやってくるのです。その大移動に備えないと生き残れません自然現象ですね。
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この回答へのお礼

つまり、私の考えは生き残るためには自然と生まれてくる考えだということでいいのでしょうか?

スミマセン、無知なものでソドムとゴモラがよく判らないです。天罰を受けた古代の都市でしたっけ???

ごめんなさい。回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/25 06:58

40代男性です。



そうですね。20年か30年前までは
>平和を守るためには軍事力が必要!
というのはかなり異端な考え方であったといえますね。中曽根元総理が「日本は不沈空母」という発言をしただけで、そうとうな反発が起きましたから、あの当時はまだ反戦派の思想はかなり浸透していた、といえます。

ただ、当時の状況からするとしかたがない、と思える部分もあります。当時は米ソ冷戦の時代であり「戦争」少なくとも日本が巻き込まれるであろう戦争とは、米ソの核兵器をつかった戦争にほかならず、それは絶対にあってはならん、という雰囲気が強かったからです。

産経新聞にしても、当時の中曽根氏の発言を受けて「ソ連が攻めてきたらどうするんだ」という右寄りの論説をしていますが、そこには中国とかテロとかはなかったわけで、あくまでも主軸は米ソ、そして日本は在日米軍があるから戦争に巻き込まれる、逆に米軍が駐留しているから戦争にならない、という程度の考えかただったわけです。

ですので、米軍が出て行けば日本は非武装中立で平和、居座っているからソ連の攻撃を受けて危険、という判断が大きく、反戦主義も平和主義も一定の説得力があったといえます。

しかし1989年にソ連は崩壊し、米ソ冷戦構造が終了しました。その結果、2001年には9.11などの新しい脅威が出現し、日本の周囲でも尖閣諸島問題・竹島問題などがクローズアップされるようになります。あ、尖閣の前に日中中間線の近くで中国側が海底油田開発をしたのも問題になりました。
実をいうと、米ソ冷戦時代に尖閣問題とか竹島問題を知っている日本人はほとんどいなかったでしょう。中国人だって尖閣問題を知っている人はほとんどいなかったと思います。

米ソの核の傘というどちらかの陣営に属するしかなく、結果として戦争の脅威も米ソ任せという状態が終了したときに、日本は50年ぶりに自国の安全保障に自前で対処する必要に直面したわけです。

当初の日本政府(自民党)は今から見れば「弱腰」と言っていいほど、対応に問題がありました。先ほどの日中中間線の油田問題では「日本は日中共同開発、中国はそれとは別に独自開発、と日本人としては納得のいかない方針を政府は決定して実行したものです。その結果、日中共同開発は進展しないうちに中国の開発が進んで掘削されるような始末でした。

また、1990年には湾岸戦争があり、日本は巨額の費用を負担したにも関わらず、クエートからのお礼声明に国名が載らず、いわゆる「湾岸ショック」を経験したり、1985年のことではありますが、イランから脱出するのに日本の旅客機が飛ばずトルコに救出してしてもらったこと、など冷戦構造終結後のリアルな国際社会を目の当たりにする出来事が続きます。

このような政府の対応は日本人の中に問題意識を呼びます。1989年から25年余りで、それ以前の米ソ冷戦期では右翼ぐらいしか主張しなかった「自前で軍事力を持つ必要性」について、国民に議論が沸き起こってきたからです。

その結果としての今日をみれば、20年ほど前とは様変わりして、左派はほとんど支持を失い、右派が大勢をしめるようになってきていると感じます。それだけ日本人は変わり身が早いといえば早いですし、危機に順応するのが早い、ともいえます。

また、これは戦前から日本人の悪い癖なのですが、大勢が決すると冷静な議論ができなくなる傾向があります。冷戦時代は左派のいう「核兵器のない平和」が絶対でしたし、今は「自国の国防は当たり前」というのが絶対的になってきています。

国際的な標準感覚から「軍隊」を見たときに、日本の議論で決定的に欠けているものが左翼右翼ともにあります。それもまったく同じ欠如です。

それは「民主主義国家において、軍隊の出動は国民の責任である」ということです。
左翼が欠如しているのは、9条にこだわるあまり、軍隊の文民統制についてまったく語ろうとしないことです。
右翼が欠如しているのは、勇ましいことを言って、軍隊を派遣して負けたらその損失についてまったく考えないことです。

それが「平和を維持するために必要な軍事力とそれを保持する責任」であり、日本人がここに至るにはまだまだ時間がかかるのだろうな、と思います。

この「軍事力を保持する責任」をスイスにたとえていえば、かの国は永世中立を国是にしているために、どの国の協力も求めないし、逆にどこの国にも協力しない、という考えにたっています。
そのため、敵から攻められても応援してくれる国は無いということで、国民皆兵制を取り、家には銃があるし、市民は軍事教練を年に1回ぐらい受けるのです。そして、スイス兵は傭兵として需要が高いですし、バチカン市国の衛兵もスイス人が担っています。このようにスイス人の戦闘能力の高さが世界に知れていることが、スイスの戦争抑止力に一役かっているといえます。

「平和を守るためには軍事力が必要!」というのはこういう部分まで含んで考えるものであり、そのリスクも国民全体で共有すべきですし、なにより議論の上での選択が必要でしょう。本質的な戦争という概念の低さについては、日本の右翼も左翼の同じ程度だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

例えば、スイスで言えば侵攻されたなら、焦土作戦も辞さない。国民最後の一人まで抗ってやる。的なことですか?また中国に飲み込まれれば、チベットのようになりかねないということでしょうか?

私自身がどこまでそれについて考えているか、客観的な証拠がないのでなんともいえない部分がありますが、なるべくそうしょうとは心がけています。
多くの人は何故、そういう視点をもてないのかがなんだか疑問になってきました。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/25 06:56

それって普通の考えだと思います。



富を蓄積すれば奪われる。
人類が農業を発明して以来、ずっと繰り返してきたことです。
豊かさと戦争は切り離せません。

「目の前の平穏な日常が守れたらそれで良い」という人が増えている気がします。
「攻めない」と「攻められない」を区別せず議論する人も多い気がします。
「今より良い暮らしがしたい」
個人的には些細な願いでも集団になれば戦争の原因となりうる現実から目を背けてはいけないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>「攻めない」と「攻められない」を区別せず議論する人も多い気がします。

これはその通りですよね。何故彼らは、それに気付かないのでしょうか?とても疑問です。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/25 06:50

>これは異端な考え?


そうあってほしいですが、たぶん長くなりますが近代の戦争の歴史から説明しますね。

明治維新後、アジアはヨーロッパの列強国植民地化されます。
そしてアジアの大国 中国がアヘン戦争でイギリスに負けてしまいます。
北からはロシアが南下政策をしてきます。
日本は、軍事拡大で軍国主義を進めます。その結果
日清、日露の戦争で勝つことができました。中略
19世紀の50年は戦争の歴史です。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n70788
日本は地理的にヨーロッパから離れていなので戦火を免れ
逆に欧米の戦争の技術を真似して、軍事大国になります。
更にヨーロッパでは第一次世界大戦が起きます。
これでも、ちょっとだけ加勢して戦勝国に仲間入り
ちゃっかりと韓国併合してしまいます。
またしても、ドイツとイタリアが手を組んでヨーロッパで
第二次世界大戦が起きます。
またしても日本は、ちゃっかりと大東亜共栄圏(今の中国、フィリピン、マニラ等)
を日本を盟主とした経済共同体(今のEUみたいなもの)を宣言
南太平洋の国防の任につきますが、これが太平洋戦争となります。
ここまでで、日本の軍国主義が終わります。
平和には軍事力が絶対と云う考え方からの脱皮です。
その後の日本は既にご存じだと思いますので省きますが
世界は、ロシアを中心とした共産国とアメリカを中心とした資本主義国との
冷戦の時代に入ります。
戦勝国が核兵器を保有しているので、これで世界大戦が起きたら地球が破滅する
ということでお互いが約束しながら核兵器の削減の話し合いを始めます。
当時の核兵器保有国は、アメリカ、ロシアを筆頭にイギリスやフランスなど
日本でも軍事力なしで経済復興が進み、戦後復興の見本となります。
(実は朝鮮動乱があって、戦争による受注があって助かった所もありますが)
大戦終了後は、インド・パキスタンなどの戦争やアフリカ等での内戦は多数ありますが
先進国同士での戦争は起きていないのです。
ノーベル平和賞に、非核三原則を提案した佐藤栄作が受賞します。
近年では、EUやオバマ大統領までも受賞します。
ソビエト連邦の崩壊で冷戦時代はおわりますが、旧ソビエト内での紛争が未だに続いています。
しかし、時は流れて、戦争経験者は既に亡くなってしまい、戦後2世、3世の時代になります。
1990年のバブル崩壊後、日本経済は低迷し、生活保護者が増え、ニートと云う言葉がはやり
少子化と高齢化が進みます、格差が広がる時代になります。
政治でも総理大臣が毎年のように変わるなど混迷の時代です。
国外に目を向けると
あの韓国の経済がぶっつぶれ、はけ口が日本に向けられる。
中国はやっとのことで経済復興を成し遂げるが、国内はぐちゃぐちゃのままで
軍事力に力を入れて今までの仕返しとばかりに海洋侵略を正当化していく始末
またまた、始末に負えないのが北朝鮮、ミサイル作るやら核がどうやらと
戦争と平和を駆け引きにした交渉でアメリカを引っ張り込もうと・・・

戦後の遺産である中東(イスラエル、パレスチナなど)問題は悪化の方向へ
イラン、イラクの紛争に加えてIS問題までとどまることを知りません。

そして世界(アメリカ)は日本に対して、
日本は先進国だから世界平和貢献に力を貸せ
中国、韓国と隣国との問題だから
と云う言葉で迫ってきます。

結論を話します。
戦争を知らないお調子者の日本人を世界はよいしょして、
日本を戦争に巻き込もうとしていると思います。
政治にも選挙にも参加しない、勤勉さもなく、
わがままは発想で事を考える日本人では先を見誤ると思っています。
この傾向は日本だけではありません。
アメリカもヨーロッパの先進諸国でも同じです。
平和と平和維持については、もっと深く皆で議論してほしいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

結論としては、軍事と平和は密接に関係しているから、私の考えは異端ではないよ。でも、先行きは危ないから気をつけよう!
でいいでしょうか?何分読解力がないもので、間違っていたらスイマセン。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/25 06:49

異端ではなく普通の考え方だと思います。

抑止力としての軍事力は必要です。

ただそれを言い訳にしてどこまでも軍拡するのはとても危険。外交努力によって周辺国とともに軍縮の努力をし、国際交流によって国民同士の疑心暗鬼を無くし、平和な世界を築く叡智が人類にあると信じたいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>平和な世界を築く叡智が人類にあると信じたいですね。

まさにその通り、そうであればいいなと思います。どうも、軍事を話題にするとそんなことを思っていないと思われるのが悲しいですが。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/25 06:46

「軍事や政治についてある程度の知識を持たなければ、平和を維持し、また戦争を治めて平和を導くことはできないと思うのですが」


→その通りでしょう。
「今のこの国では、この考え方は異端でしょうか?」
→日本は先の戦争で大きな痛手を負いました。
このために戦争は絶対に反対。そして軍備不要論までが広がりました。
安保条約もそれに拍車をかけました。
しかし、国内治安のための警察が必要なのと同じに、軍備も必要です。
これらは国民を守るために必須でしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>→日本は先の戦争で大きな痛手を負いました。
このために戦争は絶対に反対。そして軍備不要論までが広がりました。
安保条約もそれに拍車をかけました。<

この結論にどう至ったのかが知りたいなと、そういった世界に伺ってみたのですが、どうにもネチケット違反だったようで。申し訳ないです。

でも、軍備も必要というお言葉には、勇気付けられます。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/22 10:05

歴史認識が無い人ほど、戦争反対とか軍拡=戦争と言いますね。



歴史の教科書を見れば、人間の歴史=戦争、だとわかるはずなんですが
歴史認識があれば人間の歴史から戦争を排除するのは極めて困難だと理解できるはずなんですが、
東アジアの核武装国家に洗脳されちゃって、歴史認識=1世紀以内の話だけ、とされている人は軍備がなければ平和になると言います。

でも僕も、第九条を否定はしませんね。
結果論ですか、それによって日本は前代未聞の大繁栄をした。
実際にはどの程度の影響力があったのかちゃんと計算したわけではないけど、国防に使う費用を減らしその分を他の国家施策に回した結果
高度成長の礎を作り上げることができたのは事実だと思いますから。
その高度成長の基礎は軍事技術の転用でもあるでしょうね。
戦勝国によって近代戦力の矛先となる航空機の研究開発を禁じられた日本とその関連企業は鉄道や自動車産業に流れたのは有名な話ですが
これも元をたどれば第九条と同じ根になる。
つまりは、今の日本国憲法が戦勝国の作文でありその基本姿勢は、過去1世紀以内に限れば凶暴だった大日本帝国が二度と噛みつかないようにするため。

これを平和憲法と誤解している人らがいるのが問題なんだと思います。

過去1世紀以内の「戦勝国にとって都合のよい事実(という創作文)だけの」歴史と相まって平和=武装しないの屁理屈が生まれた。

これをもっと身近なものに変換します。
平和を唱えれば戦争は起きない=「話せばわかる」と言えば強盗は大人しく引き返す、です。

でも、実態はどうでしょうか?

明確な犯罪意思を持って乱入してきた犯人に「話せばわかる」と言って通じますかね?
確かに説得に応じて投降する犯人もいますが、それは警察というより強力な暴力集団に包囲されての話です。
実態は、無抵抗と知った犯人がさらに増長し、強盗だけでなく強姦や殺人もやらかすと相場が決まっています。
これを見ている人、
あなたの奥さんが娘が、自分の目の前で犯人に強姦されているのを見て「話せばわかる」と言えますか?
強姦された後、幸いにも殺されなかった奥さんに娘に対し、なんと弁明するんでしょうか?

個人レベルでも武装は必要です。
まあ実際には武装=犯罪に使われる可能性もある、ですから個人レベルでは防犯ですかね。
でも国家間においては、警察という個人に替わって実力行使を代行してくれる存在もないわけですから
独力で武装する必要があるはずです。

そういったところから現状の国際情勢においては武装国家である必要がありそして
武装国家となるにあたり、どの程度の軍事力が必要なのか、それは国民が知らなければならない義務だと思います。

日本人はすぐに夢中になりすぐに飽きてしまう種族ですが、ゆえに戦争に対する反応も極端過ぎて、軍事の話=戦争する話と誤解してしまうところがありますね。
政治家や(まともな)教育者はこういうところを紐解いていかないとならない。
それをしないのは政治家らの怠慢でもあるのですが、核武装国家からの内政干渉も影響しているのでしょう。

具体的な軍事力の話ですが、これは経済と直結しているのは質問者さんも理解されていると思います。
適切な価格で武装し国家全体への影響を抑えないとならない。
ところが日本では武器輸出ができないので量産が進まずオーダメイドの高い機材ばかり。他国の倍もするような武器ばかりです。
国家運営にあたり社会福祉などと軍備はバランスとらないとなりませんが、これからどんどん増える社会福祉にかかる費用に対しできるだけ軍備の費用は抑えたい。
そういう思いがあるはずです。

どっかのアホが「二番目ではダメなんですか?」と発言し、識者から失笑を誘った話がありましたが、軍事において2番目は死を意味しますからできない。
自国生産の技術力の壁や、1番を購入するにしても売ってくれない場合もあるわけで、揃えたくてもできないというのが実態ですが、それでもなんとかして良いものを安く、となる。

これらのバランスから武器輸出などを考慮したりする話になってきているはずです。

他の案件にしても同じように昔から根が張っている理由があって話が進んでいる。
確かに戦争による悲惨な思いは忘れてはならないものですが、その悲惨さを解決するために武装しないとか軍事を語らないというのは
実を言うと「本当は悲惨さを知らないのではないか?」と疑いたくなります。
1世紀以内の目線にこだわりすぎて加害者としての悲惨な末路だけしか見ない人は、戦争とは相手がいる話しであると理解できていません。
加害者なのに自分(日本)だけの悲惨な記憶についての反省であるから武器はいらないになっている。
これが、相手の立場で見たら「武器がなかったから日本に攻められ盗まれ犯された」になる。
両方の観点で考えれば、反省し謝罪すると同時に武装もしなくてはならない事はわかるはずなのにです。

よく軍の高官こそ好戦的で戦争を起こす張本人だと言う論調がありますが、軍人なんだから戦争から逃げないようにするのは当然の話。
むしろ、どんな武器を使われたら、どんな兵器で攻撃したら、どのような結果になるのか一番詳しいのも軍人で
実際には「できれば戦争はしたくない」と言うのも軍事を知っている人たちだと思います。

思いきり脱線しましたが、平和を守るために軍事力は必要、と唱えるのは意見としては重要で異端でもないと思います。
脱線文の通り僕は大賛成です。

むしろ、軍事を語らずに平和のみを唱え代替案も出さない人たちこそ異端(と言うか幼稚)だと思いますね。

ただ、そういった人たちの中に飛び込んでかく乱するのは、いかがなものかな、と思います。
異端なりに議論しまとめたものを公平な場で発表し、それに対しての異論展開であればいいと思いますが
内々で議論しているような場にネットの上であっても乱入するのは、それこそ侵略とみなされると思います。

平和を唱える人たちにも実は好戦的な人がたくさんいて、彼らは持論を押し付けようとします。
「戦争は話し合いすれば避けられる」と言いながら議論はせずとにかく持論を押し付ける。
こういう人たちには戦いをふっかけてもいいと思います。
「平和を守ろう」と言いながらこちらの意見に攻め込んでいるわけですからね。
でも、質問者さまの行為は少し違うと思う。

相手が戦争の準備をしていると思い込んだだけで攻撃している。
これを歴史では侵略と言う。

反論しなかったのは彼らなりの防御だと思いますよ。
ネットでは彼らの持論は有効のようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ネットの上であっても乱入するのは、それこそ侵略とみなされると思います。

そう思われてしまったのでしょうか。だとしたら残念です。
本題の書き込み前に主さんに断りを入れて、自分の立場を明確にしたうえでお話しましょうねと言っては貰えたのですが、やはり空気を読まない質問と思われていたのでしょうね。
軍事云々のまえに、ネチケットとして無礼があったのだなと反省します。今度謝ってくることにします。

できれば、反戦平和の方がどのように考え、私のような考えの人にどう思うのかを知りたいと思ったのですが、どうにもいけませんでした。

取り合えず今回は自分が異端者ではなさそうだと分かっただけで良しとします。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/22 10:02

質問者様の「戦争」に対する知識や認識が踏不明なので回答が困難です。


これについては、まず基礎として↓の私の回答(No12)をご覧になって下さい。
戦争の定義や原因を知らずに、それらへの恐怖から短絡的に軍備を捨てても、他国からの脅威が消えるわけではありません。

【ドイツと日本はなぜ戦争の反省度が違うのか?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8688472.html



疑問形の文が↓しかありませんが、これが質問の主旨でしょうか。

A:>この考え方は異端でしょうか?

どのような論理や思想から見て「異端」なのか不明なので回答不能ですが、私や世界の大部分の国々やその国民にとっては異端ではないと思います。(他の方への補足も含みます)
(日本の「自称反戦平和護憲市民運動家」の皆さんにとっては違うようですが。)



B:>有事法制に反対する人の意見が、多分に感情論に見えてしまいます。
C:>反戦平和を謳う掲示板等で具体例を挙げて、どう思うか問うてみても返事をいただけません。
D:>平和を語る上で、軍事や戦争の話を織り込もうとするのは、マナー違反なのかなと気になりました。

Bについては同意します。そして気にすることはないと思います。

CとDですが、彼らの多くは、↓の「プロ市民(人権サヨク)」と愉快な仲間達なので質問するだけ無駄です。

C1:「(日本を滅ぼそうとしている)売国奴」(「自分の考え」など言えるわけがない)
C2:C1に騙されて、自分は立派な事をしていると思っている人達(まともに考える知能がない)

彼らについては↓の私の回答と動画をご覧ください。

【伝統を守る事=ナショナリズム?】(日本の右翼とサヨク 私の回答はNo4)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8808276

【沖縄「辺野古」の座り込みは、本当に「沖縄県民」??】(沖縄の「市民」運動 私の回答はNo2)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8927520.html





また、最近の安全保障に関する法整備を、右翼的とか軍国主義化と批判する意見があるようです。
私は、その意見を語る人に正しい知識があるか不安になります。
これについては↓の私の回答(No5)をご覧ください

【集団的自衛権の行使について、教えてください!】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8927026

私はそれらの人達は、他の無知な人を騙そうとしているとしか思えません。
(もしかしたら、自分の無知に気が付いていないのかもしれません)

【民主党・岡田代表「集団的自衛権容認で徴兵制導入が浮上する」安倍首相「憲法上、苦役に匹敵し議論の余地なし。徴兵制は憲法違反だ」】
http://hosyusokuhou.jp/archives/42851826.html



「戦場の悲惨さ」や「戦時下の生活の苦しさ」を語って反戦を訴える意見があります。
しかし、それらは戦争によって起こる事に過ぎず、「戦争」の本質ではありません。
それらのみを感情的に語る事は、戦争への誤解を生むだけで、むしろ有害だと思います。
戦争を否定するなら、戦争をしない場合に起こるデメリットも語るべきであり、それには歴史や政治の教育が必要になります。

【中国でウィグル人の子供が虐待される】(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=Bz_FglX9Rp0

【チベットだけでは無い、中国の侵略と弾圧】(東トルキスタン 動画)
https://www.youtube.com/watch?v=7MO87zOUaRg

【中国 南沙諸島で虐殺】(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=W5s76XzDhrQ

マハトマ・ガンディー
「わたしの信念によると、もし、臆病と暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、わたしはむしろ暴力をすすめるだろう。インドがいくじなしで、はずかしめに甘んじて、その名誉ある伝統を捨てるよりも、わたしはインドが武器をとってでも自分の名誉を守ることを望んでいる。」


日本で反戦や平和を叫ぶ集団は、外国の支援を受けているものが多く、日本の国益の為に活動しているのではありません。

『【在日の本音】 日本人は黙って殺されろ! 【恐怖の集会】』(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=VHq4aBBKuIY
(0:21 要するに自衛権も止めると・・・)

【官邸前で後藤追悼・安倍辞めろデモしてる人たちの正体、なんと韓国系キリスト教団体だった】
http://hosyusokuhou.jp/archives/42610370.html
「平和を守るためには軍事力が必要! これは」の回答画像6
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

とても碩学でいらっしゃる。参照先を拝見させて頂き、凄いなぁと思いました。
ドイツの件も東京裁判の出来事も、あらましは知っていますが細かい経緯やいつ誰がというような名詞は知りませんで、勉強になりました。

A:>この考え方は異端でしょうか?

今回の主題はこれです。分かりにくい構成で申し訳ありません。反戦平和の方に関するお礼などの内容などは、そこから膨らんだもので、本来なら別に質問をつけるべき性質のものかもしれません。

リンク先から、色々と見させて頂き、勉強させて頂きます。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/22 09:51

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