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自己インダクタンスの物理的意味を(定性化や定量化の観点から)教えてもらえますか?

A 回答 (2件)

コイルに電流Iを流すと、磁界ができ、磁束Φが生じます。


この磁束にコイルのターン数をかけたものが鎖交磁束Ψで、鎖交磁束を流した電流で割ったもの(単位電流あたりの鎖交磁束)が自己インダクタンスLです。

(コイルの自己誘導電圧は、鎖交磁束の時間変化なので、自己インダクタンスが一定なら、dΨ/dt=d(LI)/dt=LdI/dtといつもの式になると。)
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コイルには、電流の変化をおさえようとする性質があります。

(下記URLの僕の投稿を参照してください)
で、そのときの電流の変化を抑える力の大きさを自己インダクタンスと呼びます。

V=-L(dI/dt)

上が自己インダクタンスの式ですが、電流が激しく変化すればするほど逆起電力が大きくなっていることが分かりますね。さらに自己インダクタンスの大きいコイルでは余り電流が変化していなくても大きくその変化を妨げようとし、自己インダクタンスの小さいコイルはかなり電流が変化してもそれほど変化を妨げません。

ちょうど娘を持ったオヤジさんみたいですね。

自己インダクタンス(頑固さ)の大きいコイル(オヤジ)は電流(娘)のちょっとした変化も許しませんが、(茶髪にするとか)自己インダクタンスの小さい融通の利くコイルは電流の変化に対して寛容です。

こんなイメージでどうでしょう。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=877143
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