プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ロケットはエンジンから噴出するガスが大気をはね除けて飛んでいるものと思います。(表現が悪いかも知れません)
 そうすると、何もない宇宙空間で衛星が軌道修正するときにどのようなエンジンで、また、どのような原理で推進しているのでしょうか。

A 回答 (6件)

はじめまして



>ロケットはエンジンから噴出するガスが大気をはね除けて飛んでいるものと思います。

そうではありません。そうだったら月に着陸することなどできないし、ましてや地球に戻ってこれないですよね。作用、反作用の法則ってご存じですよね。ロケットは後方に噴出するガスによって前方への力が生じます。だから空気のない宇宙でも飛べるのです。

宇宙空間で軌道修正する場合は、ガスを噴出することにより行います。こちらをご覧ください。噴出するガスは燃焼ガスの場合もありますが、キセノンガスなどを使う場合もあります。

類似した質問がありましたね
衛星が宇宙空間で姿勢制御ができるのはナゼ ?
http://okwave.jp/qa/q1088366.html

こちらのページも参考になります。
ロケットの姿勢制御の方法
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やはり根本的なところでの間違いがあったようです。わかりやすく解説頂きありがとうございました。

お礼日時:2015/04/12 09:34

ローラースケートを履いて、体重が同じくらいの2人で実験してみると分かります。



Aさんはロケット、Bさんは燃料の役です。

AさんとBさんが向き合って、お互いを突き飛ばすと、AさんとBさんは互いに反対の方向に動きます。
Aさんはロケットなので、目的の方向へ移動しまますが、Bさんは燃料なので捨てられる運命なのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

思い起こせば55年ほど前に中学校で作用反作用の考え方でならったことを思い出しました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/04/12 09:49

> ガスが大気をはね除けて


ここが違います。
だから大気の無い所を飛べるのは何故?と言う疑問になるのです。

ロケットは、作用・反作用の原理です。
宇宙で、100キログラムの衛星が10キログラムの物質を100キロ毎時の速度で打ち出したら、反対方向に10キロ毎時の速度の速度で動きます。
大きな質量のものを打ち出したり、速い速度で打ち出せば、速い速度で衛星も反対方向へ動きます。

この原理を使って、少量の物を速い速度で継続的に打ち出して速い速度を得ようとしたのが小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンですね。
普通のロケットに比べて遥かに速い速度で放出することにより、遥かに少ない燃料で同等以上の速度を得る方法ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

小惑星探査機「はやぶさ」はイオンエンジンと聞き、ますます興味が湧いてきました。今後もニュースに関心を持っていきたいと思います。

お礼日時:2015/04/12 09:46

原理は「作用反作用の法則」。

全く同じ意味ですが
「運動量保存則」です。

噴出が何かをはねのけるから推力が得られるというのは間違い。
何かを噴出すると、噴出に使ったカの反動が必ず返ってきます。これが推力になります。
これは地上でも宇宙空間でも同じ。
地上では噴出により大きな力がいる分、より大きな推力が得られますが、
慣性の法則により、何もない宇宙空間にガスを押し出すのにも力が必要です。
押し出すのに使った力の正確に逆の力が推力になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

力学的エネルギー保存の法則というのは知っていましたが、新たに運動量保存の法則という言葉を勉強させて頂きました。よくわかりませんがどちらも宇宙空間の方が摩擦の無い分だけロスがないように思われます。

お礼日時:2015/04/12 09:43

原理はロケットも衛星もかわらない



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D% …


人工衛星の姿勢制御とは、主に地表などに対する角度を修正・変更・維持することを指すため、衛星の回転モーメントと同程度の力で済む。そのため、推進装置(スラスター)ではなく電気的磁気的に回転力を得る装置(モーメンタムホイールや磁気トルカ、リアクションホイールなど)で行うことができる。ただし、大きな外乱が働く軌道制御時や予備の姿勢制御装置としてはスラスターも使用される。

以上引用

ISSが スペースデブリから回避する時は スラスターをつかったらしい
    • good
    • 0
この回答へのお礼

宇宙工学にはまだまだ考えの及ばないことがいっぱいあるようです。勉強になりました。

お礼日時:2015/04/12 09:28

エンジンの噴出部が首振りして推進方向を変えることで、力の方向が変わる


そう言う場合もあるし
推進を受け持つエンジンの他に、軌道調整専用の補助的なエンジンがある場合もある
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2015/04/12 09:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!