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大手ハウスメーカーをまわっていたのですが工務店も気になりまわってみようと思うのですが、
ネットで見てもどこがいいのかわからず、
皆さんの個人のおすすめを聞きたく質問させていただきます。
その際坪単価もおしえてもらいたいです。

2階建て
30-35坪
地震に強い!!!
自由設計
施工後でも多少の融通が無償できく。
担当、営業のはずれが少ない
保障がある。

欲を言えばこんな工務店がいいです。(^O^)/

質問者からの補足コメント

  • 捕捉です。
    建設後維持費がかからない。(壁の塗り替えなど)

      補足日時:2015/04/14 15:50

A 回答 (1件)

改めて書き込みさせていただく形になりますが、家を建てるという事を勘違いしている方はかなり多いので、質問者様以外にも向けてちょっとアドバイスさせていただきます。


ゆるい意見は書いていないので嘲笑してるように読み取れるかもしれませんがその意はありませんので。

「坪単価」と言う販売方法は元々住宅メーカーが建物を解りやすく売るために謳ったたもので、本来住宅の価格は「坪・面積」で表せるものではありません。

まったく同じ仕様で外壁だけガルバリウム鋼板が窯業サイディングになるだけで十万程差が出来ます。
30坪で15万円の差額なら坪単価で5千円変わります。
同じようにシステムキッチンをセパレート個別組み合わせにして20万円差額が有れば6600円の差。
床暖房を100万円分導入すれば3万円以上の上乗せ。
これが実際の坪単価と表示単価の違いです。広告単価はまったくの宣伝でしかありません。

それを踏まえていただき、住宅メーカーを利用する場合。
謳い文句の中で実用性のあるものは上乗せになっても構わないが、効果が疑わしいものは無価値。そして量産品。
工務店、個人事業者を使う場合、施主の希望を予算の中で検討し、取捨選択を行う事が出来る。>オーダー品。
と、先の質問の時に書いた事と近いですが、まったく特性の異なるものと考えて下さい。


>地震に強い!!!

計算上の強度で建築基準法を下回る建物は無いのでそのレベルでの期待値なら何所も同じです。
それ以上の安定性は個別の構造解釈によって設計者がどうするかで変わってきますので、同じ間取りの構造材でも組み方が変わることがあります。
うちの親の知識で工務店などの組み方をみると、法律上必要な強度は満たしていても日本建築の知識は活かされていないと感じる事は多いです。
うちは申請に必要な図面は設計屋さんにお願いしますが、梁の組順は父親が決めます。

>自由設計

工務店の中でコストダウンを念頭に置いている所(契約を取れるかどうかは近年見積り額でしか勝負できない景気なので)は自由度が微妙に低くなります。
フルカスタムには対応出来ずにフルカスタムの出来る業者よりも高額になります(加工知識が無い場合は外注であったり、遠まわしな施工で予算が多く掛かります)。

>施工後でも多少の融通が無償できく。

今工務店で予算に余裕を持たせて見積もりする所は前述のようにほとんど無いなので、変更は即追加になります。
無垢材をふんだんに使う工務店ですと、それなりに融通は利く面もありますが、予算は坪単価で80万円~でしょうし60坪以上でないと様にならない仕様しか手掛けていません。
先に書きましたが、うちのようにあらかじめ施主がどこそこは変更しそうだなどと見積もりはしないでしょう。
また、工務店ですと複数人で工事に当たるために進行が早く、あれよあれよと図面通りに進んでしまうために、変更を申し出た時には下地を作ってしまっていて、下地撤去しないと変更出来ないとか良くある事なので追加費用無しは難しくなります。

さらには工事中は現場に入れてもらえない業者も増えてきています。(特に住宅メーカー。事故防止の建前ももっともですが、裏側の華奢な仕様を見られないようにする面もあります)
そうなると「現物を見てイメージに差が出たので変更」は出来ません。

>担当、営業のはずれが少ない

何がハズレになるのかは想像がつきますが、個人がどこまで許容できるのかにより基準が異なるために一概には言えません。
個人的に例を挙げると、同級生が先の質問に検討に挙げておられた、浜松設立の大手ハウスメーカーで建てましたが、営業が何を言ったとしても(内容を聞きましたが)建築に疎い上辺だけの営業トークだったので、自分は鼻で笑うレベルでしたが同級生夫婦は非常に満足だったようです。
打ち合わせ、工事において「この前と言ってる事が違う」になった時点で本部、上役に連絡をして担当変更が現実的でしょう。
契約後は担当営業のみでなく出来るだけ施工担当になる大工を同席させて打ち合わせするのが一番安全です。

>保障がある。

建築中の施工業者倒産については(静岡西部なら富士ハウス倒産トラブルを知らない人は居ないと思いますが)、これに対して「住宅完成保証制度」があり、フォローされます。お調べ下さい。

「構造耐力上主要な部分」及び「雨水の浸入を防止する部分」については引渡しから10年の保証が「住宅品質確保促進法」により担保されています。お調べ下さい。

内装、作り付け家具等は各業者保証になるので、契約時に随時確認するしかないでしょう。外野から解る面ではありません。
こういう面の約束事は書面に書き表しにくいので、世知辛い行為になりますが、録音されると良いでしょう。

>建設後維持費がかからない。(壁の塗り替えなど)

外壁塗り替えについてピンポイントで書く場合、現時点ではステンレス鋼板無塗装が選択肢無し状態でしょう。
SUS304と言う名称のステンレスは錆びに非常に耐性があるので現時点最も高寿命です。

ガルバリウム鋼板が持て囃されて久しいですが、実際には亜鉛メッキ鋼板に取って代わったアルミ主剤の亜鉛メッキ鋼板なだけで、中身は鉄です。鉄の錆を防ぐためのメッキ膜ですが、切断面はメッキされていないので端面は錆びます。

窯業サイディングというものはセメントと、木質系材を基材にした製品なので、水分の浸水吸収を防ぐメンテナン
スが必要です。

塗装物は塗料の寿命と基材の寿命とあり、塗料の方が先に寿命がくるので塗装された製品はすべからく再塗装が定期的にやってきます。

タイル貼りはメンテナンスが無用のようですが、日本の建物では亀裂の可能性は高いので、補修が必要になるとお金が掛かります。
また施工の方法によっては下地ごとどっそり剥がれます。

その他、木系を外部に使うと当然耐候性は低いのでお勧めしません。

一般的には室内壁は石膏ボードになると思いますが、9.5mm材を使う業者・提案もあるが、12.5ミリ以下は使わない。些細な事で割れます。

しかしながら、何を使っても家はメンテナンスが必要不可欠なものという事を承知して下さい。


それから、人が作るものなので施工のレベルは業者単位ではなく施工者単位で違ってくるので、工務店、メーカーレベルで見た場合最低ラインの保証しか出来ないので、展示場のレベルは期待しない。
展示場の多くはその業者で一番手の良い人がやっています。
某社の浜松展示場の和室はうちと付き合いのある人が毎回やっていますが、それはその人がその会社で手の良い人だからで、その業者で建てれば必ず展示場レベルになるとは限りません。


先のアドバイスでは工務店も廻れと書きましたが、住宅メーカーが念頭にあり、それよりは設計が自由に出来れば、な場合に向けて書いた結果です。
実際に自由設計となると県西部、浜松、磐田と言えど建築業者が数多存在するので、個人レベルではアドバイスし切れるほどの情報は持ち合わせていません。

自由設計を優先される場合のアドバイスとしてはさらに混乱されるかもしれませんが、設計事務所を廻ってみるのも有りかとも思います。
この場合の欠点は話が進んでから「断りにくい」になりますが、小規模工務店、個人事業者を数件抱えているので、仕様に有った業者をあてがってくれる利点と、設計事例の多さからアドバイスのバリエーション豊富です。
それでも使えない設計事務所も存在する事は先に断っておきます。


そんな自分でもひとつ現実的なアドバイス。
「びおハウス」という基礎形状が四角の変わりに、コストを落とせる規格化された構造部を持っている建物の、合理化プロジェクトがあります。
先に書いたように予算に合わせて出来る事出来ない事がありますが、こういうものを利用する手もあるかと思います。
浜松発信なので「びおハウス」でお近くに参加業者が見つかると思います。
浜松なら何件もこのプロジェクトに参加されていますし、磐田は解らないですが、袋井ですと愛野駅の側の設計事務所が参加されています。


長文かつ鬱陶しいかと思いますが、参考になれば幸いです。
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