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予備校が定めた学力偏差値では日東駒専は50~55くらいに位置するので上位45%~50%くらいですか?
それとも日東駒専やマーチは学生の数が多いから、実際はそれよりも下がりますか?
それとも偏差値って大学ごとの学生数も視野に入れて求められているのですか?

A 回答 (5件)

元塾講師です。



 結論を書くと、上位30%程度です。「偏差値50は真ん中という間違い」をまず書き、なぜ上位30%程度かを書きます。
 偏差値というのは「一番人数が多い部分を50とする」という決まりがあります。極端な例ですが、数学の試験を100人に実施し、そのうち99人の点数が、100点が33人、0点、50点も33人とします。この時最後の一人が100点だと100点が偏差値50になり、50点だと50点が偏差値50、0点だと0点が偏差値50になります。その集団にいて一番多い個所が偏差値50になるという性質から、マーク試験等の場合、同じような難易度の試験でも学校のクラスなどで偏差値50の値が結構違う場合があります(マーク式だと1問あたりの配点がある程度あるため)。もちろん、データとして扱う数字(今回は受験生の数)が多ければ正規分布のようにきれいなものになりますが、大学入試の成績においては、「さいころを振って6が出る回数」のようにきれいな富士山型のグラフはできません(運ではなく、知識等が解答根拠になっているのできれいな正規分布のグラフにはなりにくいからです)。

 では実際の受験生の分布はどうなっているかというと、イルカを横から見たようなシルエットになります(頭側が高偏差値)。くちばし部分はかなり小さいですが、一番厚みがあるのは真ん中より頭側であり、そこを過ぎ尻尾側にいくにつれてるとどんどん細くなります。実際の偏差値の分布は頭側が少なく(痩せていて)、後ろ側がふっくらしたものになりますが、イメージとしてはあんな感じです。この例から偏差値50を獲得する学生というのは全体の順位からするとかなりの上位者ということになります。
 また、大学入試の模試などの偏差値は基本「大学受験生」を想定していますが、実際の高校生は、その受験生の下に「高卒で就職・専門学校に進学予定」の人がいるために全高校生の中での優秀度はもっと高いものになります。

 ただ、上位者だからといって優秀かと言われればそんなことはありません。やはり大学受験をしっかりしたと言えるのは「早慶上智以上」であり、一応やったのではないかといえるのは「マーチ以上」で、日東駒専は「高卒とは一緒にしないだけの区別」というのが世間の本音です。私立大学も学生が払う(保護者などの場合が多いですが)金額と同額程度の補助金を国からもらっています。国・個人合わせて一人当たり500万円以上のお金を使って教育していますが、その金額に見合うだけの教育をしている大学・勉強している大学はマーチ未満にあるとは思えないのが上の根拠です。偏差値60未満の大学を全廃してその補助金を高偏差値の大学に再分配した方が大学の本来の姿になるはずです(偏差値40の学生全員に英語教育するより、偏差値70の人にその金額で海外留学させた方が国益にかなるという論理です)。
 ちなみにこうした偏差値などのデータに対する知識が浸透していないためか、新課程の高校数学では「中央値・代表値・平均値」等の言葉を区別できるとを問う内容が盛り込まれ、4か月程度前のセンター試験でも出題されています。
参考までに
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50~55%ではなく、偏差値50~55。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048650 …
もし、その模試の受験者層が「正規分布していれば」(実際は違うでしょうね)、
偏差値60(16%)と偏差値50(50%)の間は34%だから、その真ん中だと16%+(34%/2)=33%。
しかしグラフを見ると、55%の位置より上位の人数が少なく、下位の人数が多いわけですから、
おそらく28%~30%くらいではないかと。

ただし、あなたが決定的に見落としていることがあります。
その偏差値は、「模試を受けた人のデータ」です。
高校へはほぼ全中学生が進学しますから、高校受験のための実力テストは、おそらく上位の中高一貫校などの連中を除けば、その地域の殆どの中学生が受けているだろうと思います。
その中の偏差値50というと、ほぼ全体の真ん中。おそらく上位が欠けているから、真ん中より少し下、だろうと思います。
ところが、大学に進学するのは高校生の6割です。
更には、少なくとも下位1割は、インチキ推薦ですし、どうしようもない底辺大学だと、まともな学力すら不要です。
当然、こういう連中や、更には大学進学など学力的にあり得ないような連中は、模試すら受けていません。
おそらくは、下位の方は模試を受けていませんので、そのデータがごそっと抜け落ちているのです。
更に、おそらく進研模試ですと、下位はそのくらいでしょうが、上位1割か数%くらいが抜け落ちている、河合ですと、上位3~4割くらいしか拾えていないのでは、駿台はもっと狭いだろうと思います。
日大の偏差値が50というと、進研ではないでしょうから、そういうわけで、模試を受けた上位3~4割くらいの連中の中で、28~50%だろうと思います。
日本人全体からすれば、それでも高い方でしょう。
しかし、そもそもまともな進学校の学習内容をちゃんと身に付けたような人は、その数字ほどもいません。
日大合格者辺りで、3科目は身に付けた、という程度でしょう。5教科ならアウト。
その程度の人が、大学生でございます、というのは、おかしな事なのです。
通常は、学問をするには、もっと高いレベルの学力が必要です。

> 実際はそれよりも下がりますか?

学生数が多いか少ないかは関係ありません。
「一般入試であれば」「その試験方式であれば」、大体そんなところなのでしょう。
試験方式が違ったり、特にインチキ推薦入試や内部進学などだと、難易度が上がったり大幅に下がったりするはずです。

> 予備校が定めた

定めたと言えば定めたんですが、元のデータは、前年の模試の偏差値いくつの人が受かっていたか落ちていたか、です。
ランク表の定義にもよりますが(それはあなたが見たランク表を調べてください)、例えば偏差値50の連中が、合格率60%なら、その大学学部学科のランク表の偏差値は50辺りになるでしょう。
ハプニング(ノーベル賞が出たとか集団レイプで捕まったとか)や志願者動向等で、おそらく少し上下があるだろうと思いますが。(その上下が、予備校が定めることでしょう。たぶん。)
基本的には、前年の結果が元になっているはずです。
学生数が多かったり、倍率が高かったり低かったりすることまでひっくるめて、結果が出ているはずです。
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大学受験生全体を基準とした、合格可能な偏差値を予備校は提示しているはずです。


実際に入学した学生の偏差値は、入学辞退率によって変動します。
これは、併願した上位大学に進学する学生がいる為です。
日東駒専に関しては、入学者偏差値は学部により異なりますが、概ね50以下です。
したがって、正規分布と仮定すれば、ほぼ中間となります。
実際には、付属高校からの内部進学者や推薦合格者、AO入試合格者などがいるので、受験学力としての偏差値はさらに下がります。
そう考えると、上位から50%以下であろうと言う事は想定出来ます。
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偏差値とは「平均を50としたときにある値がそこからどれだけ離れているか」ということを示すものです。

ですので、大学の学生の人数が多いからと言って上下するものではありません。
つまり、あくまでも「日東駒専に受かった学生の得点が平均とどれだけ違うか」ということが偏差値であるので、人数がどれだけ多かろうとその「受かった学生の得点」というのは変わらないわけです。

>日東駒専は50~55くらいに位置するので上位45%~50%くらいですか?

偏差値50ということはまさに平均値ですので、上位から見て50%であると言えます。しかし、偏差値55が上位から見て45%と単純に言うことはできません。偏差値60が計算上最上位から約15%の範囲になりますので、55だと45%よりもう少し少ないような気はします。計算がめんどくさいのでしませんが。
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その予備校でその模試を受けた学生の中では、50パーセント位に位置します。


しかし、大東亜帝国を本命にする人間や、大学受験しない人間はその模試を受けないとするならば、
日東駒専の学力は、もっと高い位置に存在します。
日本中の18歳から19歳の人間全ての中では、比較的上位に位置する学力だと言えます。

当然ですが、逆に東大京大を本命にする人間の中に入れば、ほぼ最下層の学力になります。
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