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「途中下車」ってよく使う言葉ですが、これって電車に乗って途中の駅で降りるということですよね。
終着駅以外の駅で降りるということであればほとんどの人が「途中下車」。路線によっては乗降客の99.9%が「途中下車」の場合だってあるでしょう。
特別な言葉で定義する必要があるのでしょうか?
「下車」じゃいけないんですか?
それから山手線利用者は全員「途中下車」なのですか?

A 回答 (9件)

JRの乗車券を例にとりますと、



『片道100キロを超える乗車券は、後戻りしない限り何度でも途中下車できます。』

というきまりになっています。
ただし

『東京・大阪・福岡の近郊区間内のみを通る乗車券は途中下車できません。』

などといった例外の規定もいくつかあります。近郊区間というのはJRの定めた東京・大阪・福岡周辺のゾーンなのですが、東京ですとおおざっぱに山手線から熱海・久里浜・大月・高麗川・新前橋・宇都宮・勝田・成田空港・茂原・君津まであたりが近郊区間となりますので、かなり広範囲です。東京周辺にお住まいの場合は、普段使用する切符では途中下車できないことがほとんどですので、途中下車のシステムを知らない方も結構いらっしゃいます。

例えば東京→大阪の乗車券を持って東海道線の在来線で旅をします。この切符で熱海で降りて観光、静岡で降りて1泊、名古屋で降りて観光、京都で降りて観光と1泊、そして大阪で「下車」と行ったことができます。切符の有効期間を過ぎてはいけませんが、後戻りしないかぎりは「途中」何度でも「下車」できます。この例では、熱海・静岡・名古屋・京都が「途中下車」で大阪が「下車」ということになります。

乗車券で言うところの「途中下車」というのはこういったことなのですね。「下車」というのは、そこで乗車券ともさよならになりますので、両者を使い分けています。

テレビ番組で「ぶらり途中下車の旅」というものもありますが、この場合は乗車券として途中下車が成立しないパターンもあるようですが、「目的の所までの途中何カ所かを下車して訪ねる」といった情緒的な意味合いも込めての命名と思われます。

乗車券利用上の「途中下車」はキチンとしたきまりに則ったものですが、普通の会話で用いられる「途中下車」というのは「途中で立ち寄る」的な意味合いがたぶんに含まれているようです。
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 『途中下車』と言いましても、一般的な意味と鉄道用語としての意味は違います。



 鉄道用語の『途中下車』は、乗車券を所持する乗客が、その券面上の着駅までの駅で下車・出場した後、その乗車券で再度乗車することを指します。
 例えば
 <乗車券>
○東京都区内⇒大阪市内(経由 東海道) 8510円
のきっぷで静岡駅でいったん改札を出たあと、再び静岡駅から同きっぷで大阪に向かうような場合です。
 また定期券を所持する乗客が、会社帰りに定期区間内の途中駅で寄り道して帰るような場合もそれにあたります

 つまり『下車』はただ単に列車から降りることであるのに対し、『途中下車』は一旦駅から出たあと、同じきっぷで再度駅に入って乗車することを意味するという点で大きく異なります。『途中下車』には乗車の概念も入っているわけです。
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この回答へのお礼

多くの回答ありがとうございます。
まとめてお礼という形で失礼させていただきます。
根本的な私の考え方が間違ってました。
それぞれの回答興味深かったです。

お礼日時:2004/06/20 22:36

現在では考えにくいでしょうね。

蒸気機関車が全盛だった頃は「その日のうちに目的地に着く」というのがなかなか難しく大阪も電車特急ができてようやくそれらしきものができたということになっています。
例えば東京から九州に帰省するとなると夜行を入れてもどうしても2日はかかります。直通に運良く乗れればよいですが、普通大阪行きに乗って、大阪から普通博多行きに乗り換えてなどという行程ならば当然大阪で一泊します。途中下車はこういうために作られたと思います。
終着駅に行く客以外が途中下車ではなく、キップの目的地前で降りることをそういいます。途中下車はどこでもできますが、近郊区間や私鉄などは別途「前途無効」という約款に沿ってキップが没収されてしまうのです。今はわかりませんが、2年前は西鉄で途中下車可能、前途無効なしという約款だったと思います。
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ちなみに、正式な定義はこうですね。

(JR東海の旅客営業規則より)

 (途中下車)
第156条 旅客は、旅行開始後、その所持する乗車券によって、その券面に表示された発着区間内の着駅(旅客運賃が同額のため2駅以上を共通の着駅とした乗車券については、最終着駅)以外の駅に下車して出場した後、再び列車等に乗り継いで旅行することができる。ただし、次の各号に定める駅を除く。
(略)

参考URL:http://jr-central.co.jp/faq.nsf/doc/stipulation
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乗車券の区間内でいったん降りることのようですね。

                           「東京発、博多着の切符でいったん名古屋下車」というふうなことだと思います。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/kippu/05.html
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終着駅以外の駅ではなくて、乗客の本来の目的地(購入した切符の行き先)より手前の駅で下車する事を「途中下車」だと私は思っておりました。

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辞書によれば、途中下車とは「目的地までの切符を持つ乗客が、その手前の駅や停留所で降りること。

」だそうです。

つまり、「その人の本来の目的地の途中で降りる」ことであり、「路線の終着駅までの途中で降りる」ことではありません。
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切符の区間内で一旦駅の外に出るという意味です。


これが可能な切符は、また同じ駅から乗車可能です。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/kippu/05.html
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私も詳しくないですが、私の利用する私鉄では途中下車指定駅というものがありました。



これは、A→B→Cという駅があって、AからCへ行きたい。Bは途中下車指定駅です。

A→Cへの切符を買いました。
Bで一旦その切符で降りて、再入場でその切符のままC駅へ行けます。

A→B B→Cの切符をそれぞれ買うより安いです。
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