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「希望する理由」の謙譲語はなんですか?
「希望した理由」でいいんでしょうか?

A 回答 (4件)

私の認識では謙譲語と謙譲を表す言い回し(表現)は別ものです。


お(ご)は丁寧語であり謙譲語ではないと認識しています。
もちろん警敬語の場合も同じです。
ご希望する理由、が不適当なのは、自分の行動に敢えて丁寧語をつけるのは明らかに無礼だからです。
謙譲語と言ってしまえば、まったく別の言葉になる可能性が大です。
謙譲を表す表現ということなら、先の回答者にもあります、希望させていただいた理由、でしょうか。
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みなさんのおっしゃるとおりなのですが、ご参考までに、なぜそうなるかという理屈、また、「ご希望する理由」としてはいけない理由について、若干触れさせていただきます。


謙譲語には、謙譲語1と謙譲語2があります。
謙譲語1とは、「相手に向かう自分の動作をへりくだって表現することによって、相手に敬意を表わす」という用法です。
謙譲語1の一般形のひとつに「お(ご)~する」という形があります。
たとえば、「伝える理由」などであれば、「お伝えする理由」が謙譲語1を使った表現です。「あなたに(向けて)伝える理由」という解釈をしたことになります。
謙譲語2は、「聞き手に対して丁重な表現をする」という用法で、自分の動作が相手に向かっていない場合にも使うことができます。
たとえば、「これから運動します」と言う場合、「これから運動いたします」と表現すれば、聞き手に対して謙譲語2を使って丁重に表現したことになります。
「いたす」は「する」の謙譲語2です。
「運動する」という動作が相手に向かっているわけではない点が、謙譲語1との大きな違いです。
他では、「行く・来る→参る」「知る・思う→存じる」「いる→おる」「言う→申す」なども謙譲語2です。

さて、前置きが長くなってしまい恐縮ですが、「希望する」という動作は、「相手に向けて希望する」と解釈するのが難しい動作であるため、一般的に「ご希望する」という謙譲語1の表現はしません。
このように、謙譲語1は使えませんが、「する」の謙譲語2「いたす」を使うことはできます。
謙譲語2は聞き手に対する丁重表現なので、「いたします」のように丁寧語「ます」を伴って使うのが基本です。
結論として、#1さんが的確に回答されておられますように、『希望いたします理由』『希望いたしました理由』とするのが妥当だと思います。
#2さんのおっしゃるように使役形を使って、「希望させていただきます理由」「希望させていただきました理由」などとすれば、謙虚な表現にすることもできるでしょう。
ただ、この表現は謙虚を通り越して卑下しすぎであるという印象を持つ方も中にはおられますので、それぞれの場面に応じて使い分けることが必要かと思います。
だから使わないほうが良いということではなく、謙虚さを前面に出したい場合、出すのが適当な場面では大いに有効な表現であることに違いはありません。
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希望させて戴いた理由・・・では

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具体的なケースが分かりませんが、「希望する」のは話し手の動作と考えると、「希望いたしました理由」でしょうか。


 これを、もっと謙譲語らしくしようとして、「ご希望しました理由」などとするとかえって紛らわしくなるでしょう。
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