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子供の頃は東映時代劇がピークの頃で、女優さんが、確か小袖と云う、今のようなおはしょりの無い、男物と同じような着付けの着物を着ておられた記憶があります。
特に、丘さとみさんと云う、少しふくよかな女優さんの着付けがとても美しかったのを覚えています。
もうそのような着物が着られることは無いのでしょうか?今の着物よりずっと着やすいような気がするのですが。

A 回答 (1件)

今でも対丈(ついたけ)の着物はありますよ。


ただ、女性の場合は凹凸がありますから、意外とおはしょりを作る着方の方が着崩れにくいと思います。
昔の日本人は歩く時に同じ側の手と足を同時に出す、体をひねらない歩き方だったそうですが、今の右手と左足を、左手と右足を出す歩き方で、体に凹凸があると、対丈では、どんどんズレていってしまいそうです。

おはしょりを作る普通の着物に、半幅帯を合わせる着方は、私は現実にやっています。
一緒にいる人がジーンズやカットソーの場合は、太鼓結びよりも軽いので雰囲気が合います。
着付けの講師をしている知人によると、「その着方で、おはしょりを帯の下に折り込むと小袖風の着こなしになる。」のだそうです。
私は、おはしょりがある方がデザイン的に好きなので、やったことはありませんけれど。

最近、半幅帯の本も出ているようですから、着て歩く人がもっと増えて、着物の着方の一種として増えてくれればいいですね。
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この回答へのお礼

おおっ、丁寧なご回答、誠にありがとうございます。
おはしょりの無いものは、対丈と云うのですか。初めて知りました。
半幅帯を締めるのは、確かに通常の帯より軽い感じがするでしょうから、着やすいのであればもっと普及して欲しいですね。
対丈の着物が女性には難しい理由は分かりました(笑)
東映の女優さんは、巧みな方たちだったのでしょう。
多分、腹に少し何か入れて、下腹に帯を締めるようにしたのではないかと推測されますが、美意識的に今の人は受け入れがたいかもしれませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/04 08:50

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