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例えば恐竜の場合540種ほどが発見されていますが、現生の哺乳類が約6,000種、鳥類が約9,000と考えると、2億年繁栄した恐竜の何%くらいが化石化し発見されているのかは気になるところです。

また、過去何度も起こっている大量絶滅に関して、全ての生物の70%が絶滅したなどの記述を見ますが、一部の化石しか見つかっていない状況でどうやって推測しているのでしょうか?

A 回答 (3件)

> 生物の何%くらいが


主題はこっちではなく、「どうやって推測」の方ですよね。

サンプリングというのを知っていますか?
日本の製品は優秀なので不良品の確率は0.00幾つというような数字ですが、外国製品だと100個に1個又は複数個不良品が有ると言う様なことは普通に起こりえるというのは想像できると思います。
なので、1万個輸入したら500個又は1000個程度を抜き出して検査し、その中に含まれている不良品の数で全体の不良品率を計算するというのは理解できると思います。

> 何%くらいが化石化
おそらく数パーセント又はコンマ数パーセント程度と思いますが、時代による変化はあまり無いと想像できます。
ある時代の年代1万年程度の地層で100平方メートル内で100種1000体の化石が有り、境界層(有名なのはK-T境界)を経たその直ぐ後の時代で、同様の条件で20種300体程度しか見つからなかった、また以後の時代にも以前の種の化石が見つからなかった場合を考えてみましょう。

> 70%が絶滅したなどの記述
上記の場合、相当の種族が絶滅し、個体数も大幅に減少した事がわかります。
化石に残る率が同じとするなら、質問者の挙げた数字に相当するような事態が起こったと推定するのに矛盾はないと思いますがどうでしょう。
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全くの門外漢です。


 ご質問で想定している「総数」はどのように数えますか?

 「現生の哺乳類が約6,000種、鳥類が約9,000」というような「ある瞬間の数」は無理やり定義できても、進化の過程まで含めた時間の経過の中で累積数を定義するのは難しいのではありませんか? 恐竜が「2億年繁栄」したとすると、例えば「ある時期の100種」と「他の時期の100種」のどれが「同じ」でどれが「異なる」かを、どう定義しますか? 進化により「異なる」とする場合も、「1年」では進化していないので、何年以上で「進化して異なる種になった」と判定しますか?

 人類でいえば、現代の人間と、北京原人と、ネアンデルタール人と、クロマニヨン人とは、「同じ」と考えますか、「異なる」と考えますか? もし「異なる」とした場合、どこで「分かれた」と判定しますか?
 進化の結果を分類すれば「別の種」になりますが、進化の過程は「連続的」なので、境界点は定義できないと思います。

 従って、『「何%くらいが化石化し発見されているのか」は、数値的には表現できない』というのが私の考えです。

 「数」は、一見「客観的、定量的で正確」なように見えますが、定義によっていかにでもロジックを作り上げられる「マジック」にもなり得ますので、注意が必要です。


>全ての生物の70%が絶滅した

 「個体数」をいっているのか、「種の数」をいっているのか、どちらでしょうか。
 いずれにしても、おそらく化石などの証拠から「帰納的」に決定したのではなく、発生した事象とそれによる環境条件(それ自体も一種の仮説でしょう)から起こり得た可能性を「演繹的」に推定したものかと思います。
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発見されているのは、小数点以下でしょう。

化石になる条件そのものも厳しいですし。

発見される化石などから、ある時期を境に存在しなくなった種と、ワニのように昔からいる生物とを分けてみて、最終的にはかなり大雑把な仮説。
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