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「災害ロボット競技会」が開催され、韓国チームが総合点で首位となり優勝し、米国やドイツが上位を占め、日本は、10位に入ったのが最高だったとのことです。

日本は、東京電力福島第1原発事故などを実際に経験しているし、日頃のマスコミの報道等から、ロボット技術は、高レベルと思っていたのに、そうではないのでしょうか。

まして、韓国に抜かれるとは、最近の日本の技術力は、低下しているのでしょうか。
もし、そうだとしたら、原因は何でしょうか。


※韓国ロボットが優勝 米競技会、技術力示す
http://mainichi.jp/select/news/20150607k0000e030 …
http://www.sankei.com/life/news/150607/lif150607 …

質問者からの補足コメント

A 回答 (15件中1~10件)

問1 (日本の)ロボット技術は、高レベルと思っていたのに、そうではないのでしょうか。



このコンテストは過酷な条件下で、汎用的な行動を取れるような自由度の高いロボットを一体だけでよいから用意できるかというコンテストであるといえます。

このようなコンテストに日本が弱い直接的な理由は、自由なロボットの研究開発を行っていないからということになるでしょう。

ロボットを開発するには、

1.理論をベースに開発を指揮できる技術者
2.その集団が必要な要素技術、統合技術の開発を提供できる協力者
3.ロボットの開発を行うに際して必要になる資金を提供する人、組織、ないし仕組み

が必要です。


2について言えば、日本にロボット作成に関する要素技術やその統合されものについての高レベルの技術者あるいはそうした技術者を擁する企業・研究機関がないということはないです。

従って、1と3があれば、単年度の結果は結果として、ある程度のランクに入るチームは存在しうるはずです。
しかし、結論を先に言えば現在の日本には潜在的には1と3となりうる組織や人はあっても、現実にはほとんどないのです。

まず、3から説明します。
ロボットに対して日本では資金を出してくれるところは多数ありますが、自由な目的でのロボット開発に対しては資金はぼぼ期待できません。

企業は好調な時代はある程度のわがままを聞いてくれることはあるでしょうが、継続して資金を出すためにはその企業のためになることでないと資金を出しません。

例えば日本の企業のロボット開発力を世界に見せ付けたといってもいい、アシモにしてもここ10年は事業化(お金を生み出せすこと)の圧力がとても強くなっていて、以前のような開発と同じわけには行かなくなっています。

日本の企業は、一般に長らく不況とそれに伴う様々な再編合理化の波をうけ、面白いことに資金をだして、自由にやってみろというお話はなくなっています。

事業化という視点でで考えると、特定の要素技術だけでお金は生み出せますし、特定の要素技術だけのほうが市場的には分かりやすいので、特定の技術を用いた単機能ロボットというあたりにだいたいのロボットプロジェクトは落ち着くことになります。

例えば、ホンダでは、原発の事故に伴う要請を受け、ASIMOの技術を応用した「作業アームロボット」を開発中だそうてすが、その図にはASIMOの売りであった二本足歩行をするための足はありません。

今回の競技も原発事故を想定ということでしたが、実際に原発事故の現場作業では、荒れた路面のどこかに行くということをやりたければキャタピラを装備したロボットが安く作れて安定していますし、ある程度片付けられたとこで作業するなら、そもそも歩行装置を持たない手だけの装置を、安全で安定した何かに固定したほうが合理的です。

すぐに実用化、すぐにお金になる。すぐに何かの役に立つということを考えると、このコンテストのような、不整地を踏破し、そこにある人用の何かを適切に操作するというロボットはそもそも設計されえないのです。

民間がだめなら、政府や大学はどうでしょう?

大学は、私学も国立も、今も昔もあいも変わらずお金がありません。
各研究室の自前の予算では、2本足で歩くロボットを自作するだけでも大変です。

国や公的な予算はというと、企業の予算よりも目的先行です。質問者のロボット新戦略のサイトの資料をご覧になってもわかるように、様々な技術や人材を生み出し、育てるというような一般論の後にあるのは、「組立プロセスのロボット化率向上」、「2020
年までに自動走行トラクターの現場実装を実現とかあって要するに現在の仕事をよりうまくやる産業用ロボットという名の単機能の生産機械を生むというお話が羅列されていて、この新戦略関係の予算でも、不整地を二本足で走破するロボットとか、移動してどっかにある人間用の何かを操作するロボットに対しては予算は付かないと思います。

アメリカだと軍が、役に立ちそうなことにはとりあえずお金を出してくれます。実際今回のコンテストも国防総省が行っています。日本でも防衛産業がありますが、0から何かを生み出すという研究はそもそもなく、アメリカ等の後追いの研究だけですから今回のようなお話はできません。これは基本的に戦前からそうです。

つまり、日本ではごく一部の篤志のお金持ちがポケットマネーを出すとか、オーナー企業が社長の道楽に付き合うという形をのぞいては予算の獲得は困難なのです。

1.の開発の指揮のできる技術者はさらにハードルが高いです。
理論的には大学の研究室の教授や院生等が可能性は最も高いはずですが、実際は上で述べた予算面でなかなか自由なことはできないですし、最近は業績の評価等も形式的、機械的になってきたため、面白いことをやりたいと思っても、業績になることを優先して行なわなければならなくなって、意欲の点でもそうした研究開発をしようとはしなくなっています。

現実のお話としては、ゆとりのある民間企業の研究開発職のほうがまだ可能性があります。
ただ、ホンダの例でも述べたように企業に無駄飯を食わせる余力は余りなくなっていますし、赤字でもやってみろという会社や経営者は皆無に近くなっています。

良くも悪くも、高度成長期に日本株式会社といわれた、産業界が必要な人、物、金、技術を企業、大学、官庁などが総力を上げて用意するという体制がいまだに色濃く残っていて、アメリカ等である、面白そうな研究を普通の人や会社がちょっとしたお金で援助するとか、物になるかならないかわからない研究でもある程度やらせてみるというお話は生まれておらず、昭和の時代には残っていた企業や企業家のゆとりから生み出される遊びがなくなっている状況下では、面白そうなお話だからやってみるというお話はなかなか出てきません。

今でもそうした企業や人はいるという方はいるかもしれませんが、自由なロボットを開発したいというような意欲とそれを具体化できるほどの能力を併せ持つような人であれば、今の日本にいるかいないか分からない篤志家やお大尽を見つけることより、海外に行って出資を受けるでしょう。

海外のそうしたことのできる場所には、自分達と同じように面白い考えと実行力のある人がいます。いかない手はないでしょう。

ようするに日本にはいたとしても残らないのです。
実際質問者が指摘している通り、このようなコンテストで圧倒的に強いSCAFTがGoogleに買収されたことがすべてを物語っています。

問2 「まして、韓国に抜かれるとは、最近の日本の技術力は、低下しているのでしょうか。」

技術力という言葉は多義的で、簡単に高い低いを比べられるものではありません。
例えば、日本は世界に例のないリチウムイオン電池を用いた、長時間発動機の音をまったく立てないで作戦行動を行える潜水艦を開発しています。これは画期的なことですが、では潜水艦の開発で、このような潜水艦を開発していないアメリカより日本が技術力が高いかというとそんなことはまったくないでしょう。

質問者の意図している技術力が新しい製品サービスなどを生み出せる技術的な豊穣性ということであるなら、総体としての技術力で日本が韓国より劣っているということはまだないと思います。

しかし、近代以降の技術や理論は基本的に俗人的なものではなく、ましてや国籍とは何の関係もないものですから、先進国となった韓国でも相当な蓄積は存在し、その発現が日本を越える分野は多方面にあります。

特に応用面では過去の日本がそうであったように、既存の技術を巧みに利用して安価で安定した製品を生み出す能力がありますし、また、韓国の人々の感性からか、かっこよくて何かすごいものの開発にはとても熱心です。

今回のロボットのコンテストはまさしく、彼らの感性能力にあったものであることは事実としてあるでしょう。
つまり、

革新的な技術というより、先端の技術ではあるが広く知られた技術理論で実装が可能。(Xプライズのような新規の技術、理論の開発が必要なものなら、アメリカやイギリスといった国が強いでしょう)

ロボットも開発者も個体、個人の能力が重要で、安定した大量生産品となる必要はない(wrカーのように、ある程度であっても大量生産が必要なら、日本が俄然有利になったかも)。

です。
加えて、どんな目的であれ、リーダーが目的を定めればメンバーはリーダーに絶対的に従い支えるという韓国伝統の組織力は短時間で定められたコースに適合するようハードソフトを改良改善するような突貫開発では相当な強さを持つでしょう。

技術や理論、知識、ノウハウのようなものはますます、個々の人から離れて普遍的な妥当性を持つようになり、現在でも日本の技術力といったものは実際は存在しません(各企業や個人の技術力のようなものは存在しますが、結局は移転可能です)。

これからも、韓国や中国、あるいは東南アジアやその他の諸国に個別のコンテストや製品で差をつけられることは多くなるでしょう。
しかし、それ自体は中国の圧倒的な安い生産能力がiphoneを製品として成立させ、アップルに多大な収益をもたらしているように、日本にとって大きな武器になるでしょう。

ただ、日本人が何故取れないのかと怪訝な気持ちになるのであれば、元々日本にもあった、役に立たないことを一生懸命行う馬鹿を精一杯応援するというゆとりのある心持ちを日本という社会とそこの企業や大学といった組織に取り戻すことを考えてもよいかも知れません。
なかなか難しいとは思いますが。
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この回答へのお礼

Thank you

詳細な回答有難うございました。
大変よく理解できました。

企業にしろ、大学にしろ、日本全体が目先の成果(評価)に捉われて、長期的な視点が、動もすると、疎かになっているのでしょうね。
これは、デフレの時代が、長期間続いたこともあり、ある意味、やむを得ない現象かもしれませんね。

要は、最後に述べられているように「元々日本にもあった、役に立たないことを一生懸命行う馬鹿を精一杯応援するというゆとりのある心持ちを日本という社会とそこの企業や大学といった組織に取り戻す」ことが必要なのでしょう。

たった一回の「競技会」の成果が良くなかったからと言って、現在の日本の潜在的な技術や能力が無いとは思っていません(思いたくありません?)。

「技術や理論、知識、ノウハウのようなものはますます、個々の人から離れて普遍的な妥当性を持つようになる」のは現実でしょうが、そうは言っても、韓国や中国、あるいは東南アジアやその他の諸国に、実績において、差をつけられることを見過ごすことはできないと思います。

日本が、ベンチャー企業を育てない(育つ風土がない?)ことに、日本の産業力の低下する原因の一つがあるのではないかと、危惧します。

ロボットに限った話しではありませんが、日本でも、Googleのように、長期的な視点から投資する企業やベンチャー投資会社があらわれて欲しいと思います。

お礼日時:2015/06/20 21:48

私が信じるのは、発明には誰でも挑戦開発できるが、自分達のもつ技術をもとに災害ロボットを作りあげるのは、知識、理論でなく、作り上げる人達それぞれの経験をもとにした想像工夫、つまりその人たちの小学、中学、高校、大学や家庭環境などなどでいかに経験、体験できたかであり、日本では知識、理論は学べても、その経験値(例えば木登りや川遊び家の分解、車バイクの分解などなど)は他国の人達の方が優れているので。

日本は感性、チャレンジでは負けると思います。ただし同一のもの、それ以上のものづくりは経験がなくても知識、理論で素晴らしいものができるし日本人の得意分野だと思います。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「日本では知識、理論は学べても、その経験値は他国の人達の方が優れているので。日本は感性、チャレンジでは負ける」とおっしゃるのは、そのような気もしますが、結局、日本の「受験戦争」が良くないのでしょうか。
しかし、聞くところによると、韓国の受験戦争の方か、日本より酷いようですよ。

要は、韓国は「液晶TV・スマホ」に、国をあげて対応したように、「ロボット」についても、日本を追い抜き世界を制しようとしているのではないでしょうか。

日本は、何事にも、のん気で、危機意識が希薄であり、気が付けば、韓国に制されていることが無ければよいのですが。


※世界で一番不幸な韓国の子供たち…「最大要因は受験ストレス」
http://www.sankei.com/west/news/141127/wst141127 …

お礼日時:2015/06/16 23:42

>しかし、一方では、日本の「SCHAFT社」がGoogleに買収されたのも


>事実であり、将来性のない事業をGoogleが買収したとも思えません。

SCAFTの何が評価されたのか、何もわかっていません。
災害用ロボットに将来性が有ることの根拠にはならないでしょう。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

何度も、有難うございます。

おっしゃる通り「SCAFTがGoogleに買収されたことだけをもって、災害用ロボットに将来性が有る」根拠にはならないと思います。
逆に、「災害用ロボット」に現在ニードが少ないからと言って、「将来的にもニードが無い」とも断定できないと思います。

また、「災害用ロボット」と、象徴的に言っていますが、実際はもっと広い用途を指すものと思っています。

(1) 災害用ロボット
頻繁にニードがあっても困りますが、福島第一原発事故や東日本大震災等を教訓として、人間が対応できない場合の「災害対応ロボット」の推進を国(経済産業省)も行っています。

※災害対応ロボットをめぐる状況について(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/140 …

(2) ロボット革命実現会議
ロボット技術は、幅広い分野で、人手不足の解消、過重な労働からの解放、生産性の向上などの社会課題を解決する可能性を有しているものとして、国(経済産業省)も、ロボット革命の実現に向け、「ロボット革命実現会議」を設置し、技術開発や規制改革、標準化等の具体策の検討をすすめています。

今回の協議会を主催したDARPA(米国防高等研究計画局 )は、インターネットの起源であるARPANETの開発に資金提供した組織です。最近では、砂漠における無人ロボット車のレース、そして模擬市街地を走る同レースが、自律型自動車の開発に火をつけた。現在は、米グーグルなどがこの分野の開発と事業化に積極的に投資している。今回の「ロボティクス・チャレンジ」は次世代ロボット産業の離陸に大きく寄与すると期待されている。

このDARPAプロジェクトの目的は災害対応や防衛にとどまらない。「現在は揺らん期にあるロボット産業を離陸させるための触媒役を果たすこと」も狙っており、国(経済産業省)も推進している通り、日本もこの分野に遅れないよう努めるべきだと思います。

尚、資料のURLは「補足」に記載します。

お礼日時:2015/06/15 22:20

>その意味で、今回は、ーコンテストの狭い分野ではありますが、


>「日本は、10位に入ったのが最高」も事実であり、
>結果を真摯に受け止め、今後の発展に努めるべきだと思います。

私の言っているのは、ロボットの大半は工作/製造用で
災害用は全く別物であること。それが日本では流行って
いないということです。

ロボットは市場が狭いので、開発するロボットのタイプの選択は
企業の死括問題です。競技に負けて悔しいからからではなく、
二-ズに従って開発するしかありません。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

「それが日本では流行っていない」「ロボットは市場が狭いので、開発するロボットのタイプの選択は企業の死括問題」は、ある意味、おっしゃる通りで、事実だと思います。

ただ、昨年優勝した、日本の「SCHAFT社」は、Googleに買収されています。

「日系のベンチャーキャピタルでめぼしいところはあらかた回った。思いや技術に対して共感をしてくれるものの『リスクが高すぎる』『ロボット産業への投資はまだ早い』『類似のベンチャーは全て失敗している』といった理由で、手を差し伸べてくれるファンドはなかなか見つからなかった。」
のは、「回答者様」のご指摘と、同様の内容を意味していると思われます。

しかし、一方では、日本の「SCHAFT社」がGoogleに買収されたのも事実であり、将来性のない事業をGoogleが買収したとも思えません。

グーグルに買収される前に、なぜ日本の企業やヴェンチャー投資会社が興味を示さなかのでしょうか。

この考え方の差が、長い目で見て、将来の日本の技術力、産業力に影響しなければ良いのですが。

※DARPAロボコンで勝利した日本のヴェンチャー企業が、グーグルに買収された理由
http://wired.jp/2013/12/23/schaft-wins-darpa-rob …

※SCHAFT社CFO加藤氏に聞く、Google買収までの舞台裏
http://techwave.jp/archives/schaft_cfo_takashi_k …

※日本で世界的ベンチャーは育たない
http://webronza.asahi.com/business/articles/2015 …

お礼日時:2015/06/14 23:43

日本、韓国なんて、国ごとに比べても意味がない。


物理法則に国境はないわけで、どこの国であろうと、作ったものは作ったように動くんです。

もっと言えば、当の技術者に「国の代表」なんて気は最初からサラサラないです。日本人の技術者からすれば、たんに同じ日本人というだけで全く接点のない文系営業マンたちよりも、韓国人やアメリカ人の同じ技術者のほうに、より強い親近感を抱くのは、当然の話です。
端的に言えば、技術者は、世界人類のために働いているのであって、日本のために働いているわけではないです。

「日本」の技術力が、とか、日本とかいう区切りに意味を持たせたがるのは、技術者ではないマスコミとそれに踊らされた人たちだけです。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「技術者に『国の代表』なんて気は最初からサラサラない」は、ある意味、おっしゃる通りかもしれません。

ただ、優勝した韓国の「KAIST(韓国科学技術院)」は、韓国の「深い理論と実際的な応用力とで国の産業の発展に寄与する高度科学技術人材の養成」「国の政策で推進する中長期的な研究開発と国の科学技術力の涵養のための基礎・応用研究の実施」を目的として設立された「国立特殊大学」であり、

10位に入った日本の「産業技術総合研究所」は、「我が国最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化に繋げるための「橋渡し」機能に注力する為に設立された」国立研究開発法人です。

両者とも、最先端の国立の組織であることを考えれば、「国の代表」の側面もありそうな気もします。


※産業技術総合研究所(AIST)
https://www.aist.go.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E6%A5%AD% …

※AIST-CNRSロボット工学研究ラボ
https://unit.aist.go.jp/is/jrl/ci/

※経産省、人工知能の研究開発を加速-産総研に拠点、ロボ10種開発へ
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150504aaae.h …

※KAIST(韓国科学技術院)
http://ja.wikipedia.org/wiki/KAIST

お礼日時:2015/06/14 23:12

正確に部品を削りだしたり、ムラのない完璧な塗装を行なったり、


精密な配線をカメラ画像を分析しながら超高速で行なったりなど、
地味ですが高ぃ技術が日本には沢山あります。

たったーコンテストの狭い分野の結果から、
日本のロボット技術全体のレベルを推しはかる
なんてことができるのは、頭の悪そうなマスコミか、怪しげな評論家
だけだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとう

再度のご意見有難うございます。

先にも述べました通り、「日本は『産業用ロボット』の分野では、世界最高水準」のようです。
この分野に詳しくありませんが、安川電機、不二越、ファナック・・等々、数多くの企業があり、おっしゃっる通り、「地味ですが高ぃ技術が日本には沢山」あり、世界に誇れると思います。

ただ、ロボットの概念は広く、従来はロボットと位置づけられてこなかったモノまでもロボット化し、ロボットが単なる作業ロボットから自ら学習し行動するようになるとともに、自らデータを蓄積・活用する新たなサービス提供の源泉となり、さらに、こうしたロボットが相互に連携する方向に向かって急速に技術進歩が進展しており、ロボット革命がおきつつあるとの意見もあります。

かつて、日本の技術力を誇っていた、iモード、ウォークマンは、ガラパゴス化し、世界で敗れています。
海外旅行をすると、見かける液晶テレビは、韓国製がほとんどで、日本製は見かけません。
液晶テレビの技術力は、シャープが素晴らしいものがあるようですが、今や、経営がおかしくなっています。

勿論「技術力」は大切ですが、ガラパゴス化した「技術力」では、世界に勝つことはできないと思います。

どなたかが言っておられる様に「技術そのものだけでなく、それを形にして運用出来るパッケージ能力もとても大切」であり、それでこそ、長い目でみて「世界に通じる技術化を達成」できるのだと思います。

その意味で、今回は、ーコンテストの狭い分野ではありますが、「日本は、10位に入ったのが最高」も事実であり、結果を真摯に受け止め、今後の発展に努めるべきだと思います。


※日本ロボット工業会(JARA)
http://www.jara.jp/index.html

※産業分野における情報化
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa19 …

※ロボット革命
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/robot/pdf/senry …

※技術を過信、構想力欠く。iモード、ウォークマン 世界で敗れる
http://www.cvitech.com/contents/market/it_innova …

お礼日時:2015/06/13 23:20

>日本の技術力が心配になります。



>47.
>DARPAの予選で日本のSCHAFTが圧倒的一位獲得
        ^^^^^^^^^^^^^^^
>↓
>googleが買収
>↓
>SCHAFTは開発に専念するため決勝は見送り
^^^^^         ^^^^^^^
>↓
>決勝で韓国チームが優勝


DARPAロボコンで勝利した日本のヴェンチャー企業が、グーグルに買収された理由
http://wired.jp/2013/12/23/schaft-wins-darpa-rob …

>各競技それぞれ最高4点で合計32点満点中、SCHAFT
>は27点と、2位に7点の大差をつけての勝利となった。

>今回1位となり、過酷な作業を行うヒト型ロボットと
>して世界一の性能が認められたことになる。
>また、これまで決まっているものも含めて、開発資金
>として計400万ドル(約4億円)をDARPAから得ること
>が決まった。
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この回答へのお礼

何度も、有難うございます。

「ご回答」者様の直接のコメントがないようなので、よく分からない点もありますが、

私も、日本のヴェンチャー企業であるSCHAFTが、グーグルに買収され、参加しなかつたことに、敗因の一つがあると思っています。

SCHAFTが参加しなかった理由は不明ですが、参加したとしても、他国に買収された企業ですから、日本としては、嬉しくもないと思います。

それよりも、別の方の「お礼」に記載しました通り「グーグルに買収される前に、なぜ日本の企業やヴェンチャー投資会社が興味を示さなかのでしょうか。」と疑問に感じています。

日本は、この様に、ヴェンチャー企業を育てないことに、日本の産業力の低下する原因の一つがあり、そのような体質が、今回の様に参加しても、その技術が柔軟性に乏しいものとなる原因の一つだと思っています。

※SCHAFT社CFO加藤氏に聞く、Google買収までの舞台裏
http://techwave.jp/archives/schaft_cfo_takashi_k …

お礼日時:2015/06/09 11:52

#4です。

動画も見ました。

私は防災関係の仕事をしています。それだけにこの動画も大会のルールも非常に興味深いと思います。

動画を見て、韓国の方法を揶揄するホームページなどもあるようですが、私は危険であると思います。素直に負けを認めたほうがいいでしょう。

動画を見ても揶揄されているのは、障害物を排除しながら走る、ということだけです。しかし、あれだけの障害物を排除しながら走って、その後立派に二足歩行しているのですから、タイヤ走行と二足歩行のメカの構成やスリあわせ技術にもなかなかのものがあるのかもしれません。少なくとも相当に研究や実物での実験を繰り返していることでしょう。
そして、それ以外のところでも破綻は見られません。

「大会に勝つための・・・」といいますが、課題があって、そこに向かって突き詰めた性能を確保する研究がいずれノウハウとなって製品の差になるのです。今回日本の各チームは「準備期間が短かった」と言っているようですが、それが本当だとしても大会ルールをなめていたのは事実でしょう。

日本でもロボコンという高校生や高専などが参加するロボット競技会があります。最近は外国の学校も参加したりしています。
このロボコン、毎年ルールが変わるのが特徴で、昨年優勝したからと言って、翌年も優勝できるとは限らない面白さがあります。
つまりロボット技術というのはノウハウの確立も効率のよい方法の確立もまだまだ未知のものであるということです。

そのようなばあい、大会のルールに沿って優勝できるならそれは非常に大きな成功であり、数々のノウハウともに何よりも「開発方法のシュミレーション」として非常に大きな知見を得ることができます。

韓国は1年かけてこれに取り組んだようですが、これに参加した研究者たちは今後ここで得られた経験を元にさらなる発展をしていくでしょう。

これらのことに「斜め上」とか「ルール違反に対してグレー」というのは負け惜しみでしかありません。昔、iPhoneがはじめて完成したときに、日本の携帯メーカー技術者が「なんだこの程度の技術ならいくらでも作れる」とうそぶいたのと同じです。技術そのものだけでなく、それを形にして運用出来るパッケージ能力もとても大切なのです。

私も世界に通じる技術化を日本で達成してほしいと願っています。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

「素直に負けを認めたほうがいいでしょう。」「負け惜しみ」と、おっしゃるのは、その通りだと思います。

申し訳ありませんが、私は、今回参加した、日本のロボットや他国のロボットが、どの様な機能を持っていたかは正確には把握していませんが、「カーネギーメロン大や米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所のように、手脚を折り曲げて地面を走り、目的に合わせて体を変形させるロボットの活躍が目立った。」とのとで、この記事を読む限りでは、優秀な成績をあげた国は、おっしゃる通り「課題があって、そこに向かって突き詰めた性能を確保する研究がいずれノウハウとなって製品」を作っており、日本はその努力を怠っていたものと推測されます。

※日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/general/news/1488817 …

おっしゃる通り、「技術そのものだけでなく、それを形にして運用出来るパッケージ能力もとても大切」だと思います。

「世界に通じる技術化を日本で達成してほしい」のも、同感です。

お礼日時:2015/06/09 11:47

No.6補足


韓国のロボットは課題の攻略のみに特化した物。
車輪走行して瓦礫を押しのけるといった方法は実際
の災害時には全く役には立たないでしょう。
そこに、災害時に役立つ技術を真剣に開発しようと
しているか、単に目先の賞金を目当てにしているか
の差が出ているのです。
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この回答へのお礼

補足、有難うございます。

おっしやる通り、韓国は「単に目先の賞金を目当てにしている」のかもしれませんね。

ただ、日本が「災害時に役立つ技術を真剣に開発しようとしている」のであれば、日本の国立の専門集団(産業技術総合研究所)が、やっと10位であるのは、日本の技術力が心配になります。

お礼日時:2015/06/08 22:05

大会優勝した”韓国ロボ”が『物凄く情けない方法』で勝ったと判明。

ルールに適合しているから良いとの声も
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50459564.html

>41.
>あれだ韓国チームは大会攻略に特化したロボットだったて事だ


>47.
>DARPAの予選で日本のSCHAFTが圧倒的一位獲得
>↓
>googleが買収
>↓
>SCHAFTは開発に専念するため決勝は見送り
>↓
>決勝で韓国チームが優勝


>187.
>10年以上前に見たロボットがいつの間に韓国製になったんだ?
>とマジで思ったわ
>これヒューマノイドロボット HRP-2 プロメテのパクリじゃん。
>日本 HRP-2


>347.
>優勝した韓国チームの動画

>歩行時間短縮のため、ひざまついて車輪走行ってアイディアは認めるが
>ルールじゃ、瓦礫の上を歩くコースか、障害物を手で除去するコースの
>選択なんだが、走って障害物を押しのけるってのはアウトだろwww
>コレで優勝理由が時間が最短だったからと言われてもな・・・


>364.
> >>347
>ルールのグレーゾーンを使ったのか…
>さすが斜め上を行くだけある。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

動画を拝見しました。

おっしゃる通り、韓国は『物凄く情けない方法』で勝ったのかもしれませんね。
ルールに適合しているからと言って、さすが、日本は、そんな方法は取りえないでしょうし、国民性からしても、そんな勇気もないでしょう。

・・・だから、世界に負ける気もしますが???

お礼日時:2015/06/08 22:04

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