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針(工具)の先をアルコールランプで熱し、曲げて整形したら焼き入れをするのですが、上手くできません。

まったく固くならず、使っている最中に曲がってしまいます。

どうすれば、固く丈夫にできますか?

また、焼き入れというものは、1回しか出来ないのでしょうか?
柔らかいからといって、何回も熱し焼き入れしての効果はありますか?

※この工具の鉄は、正しく焼き入れすれば丈夫になるものです。

A 回答 (2件)

その工具の金属が、焼き入れに適した物(炭素鋼等)であるとの前提で。


その金属が真っ赤に成るほどの加熱(800度前後)は出来ていますか。
真っ赤に成って居る状態で、水や油に投入する事で焼き入れが出来ます。

ただし、普通の軟鉄では一般に(特殊な方法で表面を固くする方法も有ります)焼き入れは出来ませんし、炭素鋼等は焼き入れの温度や冷やし方では折れてしまう事もあり得ます。
使用に適した固さに成るまで、何度もやり直すことは可能です。
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それが焼入れ可能な高炭素鋼だとして、炭素の量にもよりますが


・100℃近くまで加熱して一挙に冷却します。
 鉄-炭素系二元合金平衡状態図( https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a … )
 炭素が完全に溶け込んだオーステナイトにしてから、急冷してマルテンサイト構造にします。
 それが出来ない要因として
1) 急冷するまでに温度が低下してしまう
2) 加熱時に炭素が燃えてしまう。
  酸化炎で加熱している。
 が最も考えられます。
>また、焼き入れというものは、1回しか出来ないのでしょうか?
>柔らかいからといって、何回も熱し焼き入れしての効果はありますか?
 鍛造をしないと、どんどんと鉄の結晶(オーステナイト)が成長して、焼入れできても実用にはならない。

 あなたの場合、アルコールランプではなく炭を使って、かつ針を数本まとめて全体を焼きなましたピアン線で保護して焼入れするか、太い状態で焼きいしたのちに砥石などで整形するかになるでしょう。
 なお、必ず焼きなまし処理をしないと折れますよ。

 製品でしたら高周波焼きいれをすると表面だけ高度を上げられます。
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