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「新電力の電力が安い理由」が、調べても腹落ちするものがなく、
詳しい方がいらっしゃれば、ご教授いただけないでしょうか。

「送配電関連のコストがないから」という指摘が過去にありましたが、
高額と言われる託送料を払っていますし、
「地域密着で送電ロスが少ない」というような指摘もありましたが、
送電ロスは数%だと思うので、そこまで大きな影響がない気がします。

そのため、単純に発電部門のコストが安いということ、なのだと思います。

発電コストが安いのは、石炭発電や自社電力の余剰電力による発電だから、
という指摘もありますが、ミドルやピーク対策の調整用電源は必要であり、
その電力は卸売市場から調達すると思われるので、
条件は大手電力と同じなのかなーと思っています。

さらに言うと、インバランス料金を払っているので、条件としては大手電力より悪い気もします。
発電コストの高い太陽光発電で、大手電力よりも安くできるのは、さらに不思議に思います。

加えて、各大手電力の決算報告を見ると、自由化部門は軒並み赤字です。

最終的には、
① 新電力が採算度外視で電力シェアを取りに行っている
 (変動費用のみ上回ればいいや、という値付けで、初期投資を単価に反映していない。)
② そもそも、大手電力の発電単価が高すぎて、削減余地がありすぎる
 (参考:http://www.kepco.co.jp/corporate/energy/nuclear_ …
のどちらかだと思うのですが、どうなのでしょうか?

②については、よく言われることですが、発電所運営はかなりのノウハウが必要そうなので、
いきなり参入した新電力が安くできる、というのが、あまりイメージがつきません。

長文、失礼いたしました。

A 回答 (5件)

メジャー電力会社は、真夏の猛暑日の冷房需要、真冬の暖房需要というような


季節変動、時間変動を完全に乗り越えるだけの発電設備を準備する必要がある

どこかの途上国のように、「電力需要が増えたけどもう発電施設が一杯一杯なので停電しま~す」と言うような事を起こすわけにも行かない
過去、貴方のお宅で生活に困るような停電が何回ありましたか?

災害などによる外的要因は除外すれば、ほとんどの家庭はゼロ回のはず

と言うことは、年間で計算して何十時間程度しか稼働させない設備も相当準備しておかなければならない
当然、必要な状況になれば即座に稼働できるように日常のメンテナンスは欠かせない

そういう、もしもの為の設備に対するハード・ソフト両面の費用負担が大手電力会社には求められる

一方で、新電力と呼ばれる企業には、そこまでの設備対応は求められない

自前の設備で供給できる電力量さえ事故無く提供できれば良いのだから
常に高い稼働率で運転し、余分な設備負担をおう必要が無い

詰まりそれだけコストが掛からないってことになる
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ピーク電源用の発電所は確かに稼働率は低いわりには、総括原価方式のコストにいれないといけないので、
電気料金が高くなる、というのは納得感が高いです。

新電力にピーク時用の電力供給する際に、そのコストを正しく、新電力に負担させることができれば、
電気料金上の格差は是正されそうなのですが、不当に高くなるでしょうから、
認められないのかもしれません。
実際、通常のインバランス料金も14円程度ですので、予備電源用のコストを反映していない気もします。

もう少し、勉強したいと思います。

お礼日時:2015/07/10 23:41

原発関連負担がないから。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
原発は勉強不足なので、調べてみます。

お礼日時:2015/07/10 23:32

送電ロスは、意外に大きいです。


山口県の上関原発で発電した分は、関西電力に売電の予定だとか。半分前後になるのと違う?

既存の大手電力会社の料金が高すぎるから。
原発が建設され稼動するまでに、桁違いのお金をばら撒いてるのも、ちゃんと電気料金に含まれてますし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
送電ロスは平均で4.8%らしいですね。
http://www.fepc.or.jp/library/words/keiei/shihyo …

原発は勉強不足なのですが、以前言われているほどに発電単価は安くないようですね。
総括原価方式の算定基準と、発電単価の算定基準の年数が異なると、不必要に電気料金に乗ってしまうのかもしれません、

お礼日時:2015/07/10 23:31

新電力の安い理由は、一言で言えば重責を担わないからです。



気楽に余った電気を売ればいい訳で、足らない分は電力会社より補填で供給してもらえます。
電源(発電所)が事故っても同じです。電力会社が応急送電してくれます。
つまり、電力会社はそのための予備電力さえも考慮しなければなりません。

一方、電力会社は最後の供給義務があり、新電力が「もうこれ以上売る余裕はないから」といって申し込みを断ることができるのに比べ、電力会社はかなり長期の需要予測を行って電源開発をしながら申し込みがあればこれに応えなければなりません。

つまり、新電力は儲かればいいのに対し、電力会社は供給責任を負っているという立場の差です。
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この回答へのお礼

なるほど、確かに、緊急用や需要増加時用の投資費用も電気料金に乗せないといけない、というのは分かりやすく納得できます。
大手電力は大変ですよね。どうやって、電力自由化のもと、安定供給を支援していくのか気になります。
ご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2015/07/10 23:26

状況がよくわから胃の出何とも判断がつきにくいのですが。


私は会社で、廃材ボイラーでの蒸気タービン発電、
ガスエンジン発電に携わったことがありますが、
小型の場合設備のコストはそんなに高くないですよ。
その上地域密着なら送電単価は少ないでしょう。
運営についてもボイラーの資格、電気の資格特別な資格は必要ないです。
電力会社のコストが国策で決まっているからでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
小型発電の初期投資の低さ、と送電単価の短さから、コストが安いということだと理解しました。
地域密着はコストが低くなるという話だったので、そうなのかもしれません。

お礼日時:2015/07/10 23:26

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