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 「OOが評価された」・・・10年ほど前からでしょうか、本来は「高く評価された」「良い評価をされた」というべき場面で、「高く」「良い」を抜いた表現が、新聞記事・国会答弁・ニュースアナウンス・ビジネス会話、いたるところで、使われています。評価の語意は、あくまで、価値などを評する・決める、すなわち、高いとき・低いとき、良いとき・悪いとき、を想定しているのに・・・。言葉の使い方は、時代の流れで変化していく、正しい・間違いの範疇のみでは結論を出せない、ということは認識していますが・・・。マスコミ自身がこのことを認容していることも、気になります。
 同様に、「**さんが来られました、投稿されました」を「**さんが来ました、投稿しました」も抵抗を感じます。ただし、これについては、(あいまいな記憶ですが)放送・マスコミ業界の取り決めみたいなのが以前できたようにも思いますが・・・。
 皆さまのご見解をお聞かせ戴けたら幸いです!!

A 回答 (3件)

「~が評価された。

」という言い回しは、以前からあったような気がし、また違和感もなかったのですが、試しにgooの国語辞典で見てみたところ、3番目の意味にそれだけで「高い」を含むという趣旨の説明がありました。

「**さんが来られました、投稿されました」は、簡潔性を欠くためではないでしょうか。
文章では、できるだけ敬語表現は避けた方がいいというのを聞いたことがあります。手紙のように相手に直接語りかける場合はこの限りではなく、新聞雑誌などでも、「皆様のご意見をお待ちしております」のように読者に語りかけるときは、謙譲表現を使っていますよね。
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この回答へのお礼

 ご回答感謝します!
 評価、については、小生早速goo最新版の大辞林を拝見、なるほど、、でも昔は??と、我が家の35年前刊行の岩波・広辞苑を見ました。やっぱり・・・2種類の意味はあるものの、例の3番目の「高い」がありませんでした。35年の間に、一流の大型辞書上でも、認知の変化があることを改めて認識できました。少し浦島太郎になっていました。スミマセン!ありがとうございました!
 あと、「来ました」「しました」・・NHKのアナウンサーが、司会やニュース読みのときに、当事者に対して言っているのは、、、、少しまだ気になりますが、、、。小生、団塊の世代、トシのせいかも(^O^)(^O^)

お礼日時:2001/06/14 18:01

「評価しない」という言い方もありますよね。

意味も説明不要と思います。だとするならば、「評価する」も意味が通じるはずです。
「評価する」だけで「価値を認める」といった意味が伝わるからこそ、「評価に値しない」などという言い方も存在するのでしょう。「高い」とか「良い」などの程度やレベルを表す形容詞をつける場合には、むしろ「高い評価点を得た」「低い評価レベルに留まった」みたいに連体詞的なとらえ方をした方がニュアンスが合っているように思います。

「こられましたーきました」については、単純に敬語の使い方の問題でしょう。
私見としては視聴者や世間一般を対象とする場合には敬語を用いるべきだと思います。
番組内での出演者の上下関係と視聴者の関係で敬語をどう使うかは決まってくるでしょうが、視聴者が原則的に上位におかれるべきだと考えるからです。出演者同士の会話では視聴者の存在(地位)を意識して敬語を用いない場合もあるかとは思いますが、この場合でも本来は敬語は必要だと思います。
「来ました」「投稿しました」が第三者(たとえば視聴者)の行為を語る場合に使用されたのを聞いた記憶があまりなく、個人的には敬語に無知なタレントや若手アナウンサーなどの失策ではないかという気がしております。
マスコミ等の業界取り決めは知りませんでした。事実なら、あまり良いこととは思いませんが。
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この回答へのお礼

 ご回答、感謝します。先のillashigeさんへのお礼を送信後、vitamin-powerさんのご回答を拝見し、気になっていた「来ました」もほぼスッキリしました。ありがとうございます!!
 NHKでは、いまやベテラン・若手問わずです。のど自慢司会、スタジオパーク、定番のニュース、、、、。これだけ足並みがそろって統一されていることは、やはり、取り決め・時代の流れ・敬語の位置付け・・・の変化でしょうか。
 昭和30年代に国語教育を叩き込まれた人間としてのノスタルジアは否めませんが(少しこだわりたいです)。
 丁寧にご回答くださり、本当にありがとうございました!!! 

お礼日時:2001/06/14 18:31

>NHKのアナウンサーが、司会やニュース読みのときに・・



それは、気になりますねぇ・・。
節度のある適正な敬語は、ぼくも大切にしたいなぁと思ってますので。ま、ぼくも昭和20年代の最後の方の生まれです・・。いいたくないけど。

敬語ではないですが、最近の言葉づかいでは、「ディズニーランドの方へ行ってきました」の「方へ」(地名ならまだ許せる・・)、「本日のスペシャルメニューとなっております」の「~となっております」が気になります。まったく意味がない言葉に思えますけどねぇ・・。
さすがにアナウンサーが使っているのは聞いたことはないけど。
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この回答へのお礼

 再度有難うございます!!感謝!!
 仰せの内容、まったく同感です!!逆回答で恐縮、釈迦に説法ですが、「方へ」「となっております」その他今風言葉について、小生、仕事の一環で民間企業5社で20歳代のビジネスマンにヒアリングした経験があります。(総員80名前後)。理由等の回答上位3つは、余分に明瞭な特定をするのは不本意、昔風のスッキリした語尾はキツク感じる(相手にとっても自分にとっても)、言いまわし方のトレンドだから、でした。苦笑したのは、そういう言い方が唯一正しいと思っていた、何故変に思うんですか、、、、。
 あと10年で、いや3年で、さらにビックリする状態になるのでしょうね。でも世の中全員が不思議に思わなくなったら、そのことは正しい、もしくは間違いではない、となるのですね。それはそれでイイカナ・・・??。スミマセン、長話になってしまいました。
 ありがとうございました!!お二人様へ=今後ともどうぞよろしく!!!

お礼日時:2001/06/14 19:04

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