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質問させていただきます。

今回の生理開始から、避妊目的でピル(ラベルフィーユ28)を服用し始めました。
しかし、2錠目服用後に嘔吐してしまい、翌朝追加服用として3錠目を飲みました。
この場合、赤色錠が1錠分足りなくなってしまいますが、新たに1シート処方してもらい、足りない分を補ったほうがよろしいでしょうか?
また、嘔吐後の追加服用時間は定時の12時間以内ですが、避妊効果は落ちていると考えたほうがよろしいですか?
明日婦人科に行けないので、ご回答お願いいたします。

7月31日…生理開始、1シート目1錠目服用(22時半)
8月1日…生理2日目、2錠目服用(22時半)
    その後嘔吐(24時頃)
8月2日…生理3日目、3錠目を追加服用(8時)
    22時半に4錠目服用予定

質問者からの補足コメント

  • すみません、赤色錠ではなく1列目のオレンジ色
    錠剤です。

      補足日時:2015/08/02 20:34

A 回答 (1件)

>避妊効果は落ちていると考えたほうがよろしいですか?



よく、この手の質問が出ますが・・・
ピル以前に薬という物を全く理解していませんね!

殆どの薬は、服用すると15分もすれば小腸から成分が吸収され始めます。
1時間~2時間もすれば肝臓から血液に混ざり、体中に行き渡っています。

服用してから1時間半後に嘔吐されたようですが、ピルの成分はとうの昔に効果を発揮していますよ!
ラベルフィーユ21錠/ラベルフィーユ28錠の薬物動態は大よそ1時間です。
参考URL
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/254910BF1055_ …

中外製薬のH.Pに、「くすりが患部に届くまで」という解説が載っています。
参考URL
http://chugai-pharm.info/medicine/body/body002.h …

ピルを服用してから嘔吐したり下痢をしたりして、その避妊効果を疑う人がいます。
薬が効かない様な条件は、服用して10分もしない内に吐き出したり、飲む以前から何日間も水の様な下痢が続いていた場合しか無いでしょう。
ネット上には、全く根拠のない様な情報が氾濫しています。
正しい知識を持っていないと、反対に命を落とすような事に陥りますよ!

ちなみに、妊娠するには卵子が排卵されていなければなりません。
卵子は、前の月経が始る2日前になると排卵すべく成長を開始します。

女性の左右の卵巣には、様々な大きさまで成長している卵胞(卵子)が数十万個も存在しています。
その中で数ミリ~5ミリほどまで成長していて、脳から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSHと言います。)に反応する物だけが、排卵すべく成長を開始します。
卵胞は大よそ1.8cm~2.3㎝ほどの大きさまで成長すると排卵をします。
この大きさになるまで育つには、最低でも月経開始日から10日間以上掛かるのです。

ピルを避妊目的で服用させる場合に月経開始日から服用させるのは、身体の中に排卵出来るような卵胞(卵子)が育っていないからです。
また、ピルの避妊作用の一つには、途中まで成長している卵胞(卵子)を、もう、それ以上育たないようにする効果があります。

これもまたよく出て来る質問ですが、「月経中のセックスで妊娠するか?」というものがあります。
月経期間にも拠りますが、7日間以下程度の月経期間なら、同じく身体の中には排卵できるまで育っている卵胞(卵子)は居ません。
極論を言えば、ピルの飲み始めは月経開始日でなくても十分に避妊効果を発揮できるでしょう。

ピルを飲んで避妊をするのなら、それ以前に、正しい妊娠の仕組みも理解しておくべきです。
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