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硫黄を熱して同素体を得るときのことで質問なのですが
ゴム状硫黄が高分子状になっていることまでは突き止めたのですが
高分子状という状態はどのような状態なのですか?
また結晶と高分子状の違いはなんなのですか?
このことはゴム状硫黄が弾性を示すことに関係はあるのですか?
あと硫黄(S8)の電子式と構造式がイマイチ理解できないので教えてください。
いろいろ質問が多くて申し訳ないのですがお願いします

A 回答 (1件)

高分子というのは、小さな構造体(モノマー)が延々と繋がって、鎖状(または別の構造)をとっている分子です。

分子量は、定義はありませんがおよそ1万以上。
ゴム状硫黄も螺旋状に硫黄原子が連なっている構造をしていて、正確な分子量は求められません。

結晶と高分子状態の違いですが、まず結晶の説明をすると、固体のひとつで、構造体が立体的に規則正しく並んだ格子状構造をしているものです。
高分子は、冷やせば当然固体になりますが、結晶にはなりません。というかなれません。
あまりにも細長すぎるためパソコンの裏側のコードみたいにこんがらがってカタマリになってます(笑)適当にかき集めた毛糸球を思い浮かべてもらったらいいと思います。
この毛糸球は互いに絡み合っている上に隙間だらけなので外から力を加えるとグニャっと変形します。また手を離すと元に戻ろうとします。(毛糸じゃあまり元に戻らんだろうけど…)
この変形する性質と元に戻ろうとする性質があるために弾性が生まれます。
ということはさっきのゴム状硫黄も高分子で、規則正しい結晶構造を取れないため、同じように弾性を示すということになります。

S8の電子式、構造式ですが、構造は上から見ると8このS原子を円状に並べて前後にジグザグした構造です。
電子式はSの6個の価電子のうち4つは2つの非共有電子対(ローンペア)を形成していて、のこり2電子が1つずつ共有電子対を形成している形になります。

電子式、構造式の説明が簡単ですみません。
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