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アニメの銀河英雄伝説を見ていて、疑問に感じたことです。
帝国軍は、なぜ、イゼルローン回廊に、イゼルローン要塞を建設できたのでしょうか?

科学技術総監のシャフトが、ラインハルトに、要塞を使った同盟への侵攻を提案したとき、最初、ラインハルトは、「要塞を作っている間、同盟が邪魔をしてこないという条件が必要だ」というような回答をしています。
その通りだと思うのですが、ではなぜ、イゼルローン要塞を建設したときは、邪魔が無かったのでしょうか。
邪魔があったか無かったか、アニメではわからないのですが、邪魔があったら、ラインハルトの言うとおり、建設はできないと思うのです。

建設までの経緯がわかる文献など、ご存じでしたら、教えて下さい。
推察でも、構いません。
よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

銀英伝の歴史を思い出してみてください



宇宙暦640年/帝国暦331年に帝国と同盟が接触、以後延々と戦いが続きました。
つまり、それまで331年間、帝国には内戦はあっても対外戦争はなく、内戦にそなえるための要塞を国内に作る必要はあっても、外敵にそなえるための要塞を国境に作る必要はなかったのです。
ですから、もともとはガイエスブルグの方が先に建設された、当時の帝国軍の主戦略目標である国内の治安維持のための帝国最強の要塞だったのです。
その後同盟との戦争が始まって、帝国軍は対外戦争メインにシフトし、宇宙暦767年/帝国暦458年に「辺境の叛徒」に対してより強力なイゼルローン要塞が作られました。
その結果、ガイエスブルグがあまり存在意義のない帝国第二の要塞に転落したのは、あくまでも結果論です。

で、イゼルローン要塞は、その人口天体技術の集大成と呼べるものです。

流体金属は補えるようになり、何本ものビームを束ねたガイエスハーケンではなく、巨大な粒子方のトールハンマーと技術革新しました。

既にある技術の応用ですから、建設もそれほど難しいものではなかったでしょう。

帝国では既に無用の長物として放置されていた技術ですから。

当然邪魔しには来たでしょう。

しかしその行動はフェザーンかた筒抜けですし、その度に帝国から大規模な駆逐艦隊が派遣されたのです。
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> イゼルローン要塞を建設したときは、邪魔が無かったのでしょうか。


簡単に言えば、1の方が言っているように、同盟にそれだけの力が無かったからですね。

ドライアイス宇宙船イオン・ファゼカス号で約40万人が帝国の圧制から逃れたが、事故等で過半数が死亡。
同盟を建国したのが帝国暦218年で、その時の国民数は全部で16万人。
200年後に帝国軍と衝突したのですが、人口どれだけ増えてどれだけが軍務についていたでしょうね?

勝ったとはいえ相応に損害もあったでしょうし、精神的ショックを受け軍務を離れる人も相応に出たでしょう。

色々な事を考慮すれば、同盟領内・回廊の同盟側外側までの哨戒がやっとの国力であったと考えるのが自然でしょう。

同盟は帝国の敗戦以降に圧政を逃れた人等の亡命者等の多量の流入によって国力を増したというのが一巻の序文か何所かに書かれた設定だったはず。

参考までに、同盟が初めて帝国に侵攻したときは、3000万人が軍務についていたということだったはず。
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小説やアニメから解っている事から考えられる推察を含みます。



イゼルローン要塞建設に至った経緯は、第2次ティアマト会戦(宇宙暦745年/帝国暦436年12月5日~11日)。
この頃の主戦場ってのは、イゼルローン回廊の同盟軍出口付近。
すなわち同盟軍はこの頃イゼルローン回廊の中まで侵攻できる程の力は無かったんじゃないかな?
そんな中での会戦で、同盟軍は5個艦隊/艦艇48,000隻/363万6000人、帝国軍は7個艦隊/艦艇56,000隻/将兵650万人という状況。
ここで帝国軍は同盟軍宇宙艦隊司令官のブルース・アッシュビー大将を戦死させたんだけど、戦いの決着自体は60人以上の将帥を失った帝国軍。
もう大敗北。
ちなみにこれのおかげで平民からの将官登用が大々的に行われるようになった。
とりあえずこんなに大負けしちゃってヤバイよねってんで、防衛の為にも侵攻の為にもイゼルローン要塞をつくろうぜって話になった。

で、その建設は宇宙暦763年~767年の4年間。
これは外伝2巻にも書いてあるよね。
イゼルローン回廊深くまで侵攻する力が無かった事と、アッシュビーの戦死でその当時同盟軍の主力になっていた730年マフィア(宇宙暦730年の同盟軍士官学校卒業生の優秀な人材達。アッシュビーがその主席)がほぼ解散状態になってしまい、更に力を落とした事もあって、いくら将帥を大量に失ったと言っても物量で圧倒的に勝る帝国軍は、イゼルローン回廊の同盟側出口に多くの戦力を配置して、哨戒することによって、イゼルローンを封鎖して建設を進めたと考えます。
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