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二個の単相電流計による三相電力の測定のベクトル図についてです。 なぜ、写真のベクトル図では、線電圧は相電圧より遅れてるのですか?よろしくおねがいしますm(__)m

「電力測定のベクトル図について」の質問画像

A 回答 (1件)

図が荒すぎて、サフィックスの細かい部分が読み取れませんが、趣旨としては下記のようなことかと思います。



(1)「相電圧」とは、デルタ結線の外側で測った相間の電圧。
(2)「線電圧」とは、「中性点」と「相電圧」の電圧差。
(3)従って、「線電圧」は、当該の線電流とインピーダンスで決まる(中性点電圧は変動しているが、それを基準=擬似的にゼロとみなした電圧)。
(4)「相電圧」は、他の相の線電流とインピーダンスも含めて決まる(中性点電圧の変動も含めた相関の電圧)。例えば、「a相とb相との相間電圧 Vab 」は、b相の電圧を基準=擬似的にゼロとみなした電圧。

ということかと思います。

 つまり、「相間電圧 Vab 」は、「線電圧:Va, Vb」を使って
    Vab = Va - Vb
ということです。(図4はそれを説明しているように見えます)

 また、「線電圧」と「線電流」との位相 Φ は、1つのインピーダンス Z だけで決まりますが、例えば「Vab」には複数のインピーダンスが関係しますので、当然位相は Φ から変わります。位相 Φ がどうなるのかは、基準とする電流とインピーダンス Z に依存します。

 以上のようなことを総合的に考えて、各々の電流と電圧の関係を求めれば、相互の関係が明らかになるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます!また機会があったらよろしくおねがいします!!

お礼日時:2015/09/06 18:37

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