プロが教えるわが家の防犯対策術!

大学には、教授、准教授、講師、助教、助手と職階がありますが、これらには上司部下の関係はあるのでしょうか?

また、研究室は教授のみが入れば成り立つものなのでしょうか?

例えば、教授と助教のみで、研究室を持って学生に教えるなど。

A 回答 (2件)

ラボの体制にもより様々です。

基本的には、教授か准教授のどちらか(たまに講師もいるが)がPIという立場でラボの主催者になれば良いです。企業だと、部長ぐらいの年齢からでしょうか?大きいラボだと教授がいていくつかプロジェクト(テーマ)に小ボスがいてそれが准教授や専任講師だったりします。助手ってのは最近はほとんど助教になるかと思いますが、これは一番名前だけでは良くわからない立場で、ポスドクとほぼ同じような有期で、ボスの大型外部資金で雇われてる場合もあれば、大学や研究機関のPIが若いとか逆に准教授もいても大ラボなので、一人ラボに助教を雇える場合(有期、無期)もあります。だから、准教授に近いことをやってる人もいれば、私立大なんかだと博士課程の学生とか卒業直後の若手のキャリア支援の意味合いでおいてる大学学部もあります。お金のあるラボは、ポスドクが沢山いて、これは基本的に外部資金で雇ってます。海外の有名ラボなんかになると学生はほとんどいなくてポスドク20人とかも結構普通にあります。PhD持ちなので、要するに戦闘員で、実際の実験の中心となるのは彼らです。残念ながら、日本の多くの研究室はそんなに金がないので、それが博士課程学生とか、場合によっては修士や学部生が戦闘員になります。

上の話は主に理系の実験系の研究室なので、文系とか理論数学とかそういう分野はまた違うでしょう。実験系の場合PI近くなればなるほど学会発表とか雑用とか研究費の申請、報告書、その他諸々の委員会なんかの活動がメインなので、実際に実験をする人は基本的にはいません。また、分野によっては、教授なんかは適当なことをいうので、その辺の意思を上手く汲み取って、ときには裏で色々やっておおきな結果を出すのはポスドクとかその辺の人の責任?なので、そういう意味では教授とかはどちらかというと「政治家」であって、実際の政策の専門的な所とか、難しいところは担当の官僚とか専門の政策秘書なんかがやるのと同じような感じではあります。まあ、大局的なユニークなテーマの立案とかはしてる(と願いたい)。

という訳で、ラボを主催するにはPIが金を取ってきて運営できればなんでもいいですが、実際にはボス一人では何も出来ないので、学生またはポスドクが必要です。その間の中間管理職がどのくらいいるかは研究室の規模とかによります。上下関係については、大体何処もボスと仲良くしないとやっていけない(言い訳つけてすぐにクビにも出来るし、論文書くのにもボスの意向は重要)のである意味ひどい中小企業ですが、それ以外の小ボスとかポスドクとかの上下関係はラボのスタンスによるので、必ずしも上に服従という訳でもありませんかね。
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この回答へのお礼

とても詳細にありがとうございました。理解できました。

お礼日時:2015/10/05 17:55

質問の主旨がよくわかりません。



1)教授が研究室の顔ですから、教授の研究テーマに全員が絡みます。
教授の指導下にはあります。

2)研究室は准教授のみでも成立します。(実質的に)・・・形として教授が兼任のような形で付く。
学生の教えることが第一義ではありません。
研究室は研究をするところですから、学生も研究員として参加しています。
学生が教えられる、と感じることはあるかもしれませんが、教授等の言はあくまで示唆・助言。
それを参考に研究し、学ぶのは学生。

以上
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この回答へのお礼

ありがとうございます。理解できました。

お礼日時:2015/10/05 17:55

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