アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

後世に色々な分派したあとに書かれたものでなく、
釈迦または釈迦の弟子直弟子によって書かれた
キリスト教の聖書に相当するような聖典が仏教にあるでしょうか?

ご存知の方、教えてください。

A 回答 (4件)

はじめまして


もしもっとも古層の経典と言うことでしたら#3さんの「スッタニパータ」です。これとつけ加えるとすれば「法句経(ダンマパダ)」ですね。スッタニパータやダンマパダには釈迦が直接語った内容も含まれているといわれています。

日本で一般的に普及している、法華経や阿弥陀三部経、般若心経、大日経などは釈迦没後数百年以上たって成立した経典ですので、釈迦または直弟子によって書かれたものであるとはいえません。

スッタニパータ
「ブッダのことば」岩波文庫 中村 元 訳
http://www.geocities.jp/koogakan/suttanipata.html

【真理のことば】ダンマパダ<中村 元訳>
http://homepage3.nifty.com/hosai/dammapada-01/da …

なお法華経の口語文訳が下記にあります。これをごらんになれば部派仏教と大乗仏教の違いがよくわかりますよ。

口語訳法華経
https://books.google.co.jp/books?id=1GMWm5YHxscC …
    • good
    • 12

最も古いとされるのは『スッタニパータ』です。



「『ブッダのことば(スッタニパータ)』の詩句は......最も古いものである。......詩の部分はアショーカ王以前につくられたものであるから、西暦前268年よりも以前のものであり、散文の部分は西暦前250-150年頃にほぼ現形のようにまとめられたのだろうと考えられる。」
(『ブッダのことば - スッタニパータ』中村元訳 岩波文庫 解説438ページ)

「釈尊の生の声、本来のおしえを現在に伝える貴重な経典が『スッタニパータ』であるといってもよいだろう。個々の経典の正確な年代を確定することは困難だが、詩の部分はアショーカ王時代には成立していたと解釈できることから、釈尊の時代から百数十年以内のことと考えられる。」
(『スッタニパータ - 釈尊のことば』荒巻典俊他訳 講談社学術文庫 あとがき324ページ)

私が持つてゐるのは上記の2冊の日本語訳です。佛教には無数の聖典がありますが、これが最も基本的な経典のひとつであることは確かです。内容につきましては、哲学カテゴリでしばしば取り上げられますから、またそちらで御質問ください。
    • good
    • 1

下記サイトに「格宗教における聖典一覧」が載っています。


それによると、
部派仏教 - 法句経、阿含経など
大乗仏教 - 法華経、般若経など
だそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%85%B8
    • good
    • 12
    • good
    • 12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!