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憧れの?国立国会図書館に初めて行きました。平日なのに賑わってました。地元の図書館とは勝手が違ってかなり戸惑いました。資料請求のカウンターから受取りまでも病院の薬待ちみたいに、かなり待たされました。複写するのも自分ではできず、お任せなのですが、いちいちいろいろ手続きの紙を書いたり、広いところをあっちに行ったりこっちに行ったりとても煩雑な気がしました。また今日はマイクロリーダーというものの扱いがわからず、冷や汗をかきました。軽い気持で行っても、半日、あるいは一日仕事だな、というのが感想です。そこで、あそこを使いこなしておられる方に質問です。国立国会図書館を使いこなすポイント、裏技などありましたら教えてください。(ロッカーを使うのには100円玉がいるよ、とか筆記具は館内にあまりおいてないから持ち込んだほうがいいよ、とか細かいことでもいいです。)また(近所の図書館にない)どのような資料を求めてあそこまで通われるのでしょう?また東京在住じゃない方で、国立国会図書館を効率的に利用なさっている方はどんなふうに、どんなときに利用なさってるんですか? 

A 回答 (5件)

最近、国立国会図書館まで出かけることはなくなりました。

が、国会図書館のサイトはよく利用しますし、OPACはほぼ毎日利用しています。


◆国立国会図書館蔵書検索・申込システム(NDL-OPAC)
http://opac.ndl.go.jp/

この画面の各種機能を利用すると、書籍や、雑誌記事が検索できます。
この検索機能を利用して、雑誌記事の複写をお願いしています。(#1の方の娘さんや#3の方が利用されているものです)
文献複写は、ネットで依頼して自宅に到着するまで、1~2週間かかりますが、安価ですし、なにより交通費や複写の待ち時間のことを考えれば、ありがたいシステムです。

書籍の検索機能を利用するには、ちょっとだけ知識が必要です。
「件名検索機能」が充実しているので、使い方次第で、参考資料のリストアップのなによりの助けになります。
この画面で参考資料をリストアップしたうえで、地元の図書館や県立図書館のOPACを利用し、所蔵確認しています。
(市立図書館や県立図書館の件名検索機能は、けっこう貧弱のところが多く、なにより、蔵書量が違いすぎますので)

たとえば、いま、大河ドラマでやっている「新選組」関連の資料本(小説ではなく)のリストを作りたい時。

http://opac.ndl.go.jp/
↑の画面から「一般資料の検索(拡張)」の画面に進み。
「件名 」のところに、「新撰組」といれて、検索すると、(このOPACでの件名の統一形は、「新選組」ではなく、「新撰組」になっています)、和図書 167件がヒットします。
リストは出版年順に並び替えることもできますので、近年のだけのをピックアップすることも可能です。
書名の中の言葉が「新選組」でも「新撰組」でも、また、『高台寺党の人びと』というように書名中に「しんせんぐみ」の言葉がなくても探し出してくれるのは件名がきちんとしているからです。

ただし、抄録などはありませんので、それは、オンライン書店や、googleなどの検索を利用して評判をひろいあつめます。
ほぼめぼしがついたところで、地元の図書館で、所蔵がないか探します。
なければ、レファレンス・カウンターでリクエストします。すると、地元の図書館は、書籍があるところを探し、取り寄せる手続きをしてくれます。近隣の図書館や、都道府県立図書館になければ、最終的には国会図書館から、地元の図書館へと書籍が届くようになります。
所蔵場所によって違いますが、3日から1週間ほどで到着するようです。

こうした機能が充実し、また、地元の図書館のOPACがネットで公開されたことにより、国会図書館に行く回数は徐々に減りました。

あと、都立中央図書館(有栖川宮記念公園内)は、国会図書館ほどではありませんが、蔵書量も多く、OPAC検索機能も充実しています。
ここに目的のものがあれば、こちらの利用をお勧めします。(複写の待ち時間は国会図書館よりも短かったですよ)

東京都立図書館
http://www.library.metro.tokyo.jp/index.html



◆近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/index.html

これは国立国会図書館所蔵の明治期刊行図書を閲覧するデータベースです。
ネット環境が整っていれば、国会図書館に出向かずに、明治期の貴重な資料を読むことができます。
たとえば、明治16年に翻訳出版されたシヱキスピヤー著『人肉質入裁判 西洋珍説』(いわゆる「ベニスの商人」)も家にいながりにして読むことができます。


国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/
http://www.ndl.go.jp/jp/sitemap/index.html


*それから、都内には、専門図書館が数多く存在しています。
教育や、青少年問題、国語学といったように。
それについては、都立図書館製作の、「類縁機関名簿」をご参考ください。

http://www.library.metro.tokyo.jp/16/16d01.html

もし、なにか特化した資料を探されるようであれば、最初からそうした専門図書館を利用すると、資料収集の時間が短縮できる可能性もあります。

あと、こういった図書館に行く時、わたしは、プールに行く時に利用するような透明なビニールバックを持参します。
カバン持込付加な場合でも、透明ならOKというケースが多いので。
(数年前にミスドの景品でもらったものが、いままでで一番使い勝手がいいです)
それから、大きめの付箋かB6サイズのノート、鉛筆(ボールペンだと、書籍を汚す危険があるので)は、たいてい持っていきます。

以上、ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳しいご説明をありがとうございました。活用の達人がやはりおいでになるのですね。楽しみがひとつ増えました。あと、ビニールバッグ、たしかにそうですね。透明ならかばんの持ち込み、大丈夫なんですか。厳しいわりにご指摘のように、ボールペンやマジックなんかの規制が全くないのが不思議な感じでした。

お礼日時:2004/07/14 20:38

裏ワザ(?)については皆さん書かれているのでどのような資料を求めているかについて書きます。

NDL-OPACが稼動する以前は検索にもコピーにも大変時間がかかりました。今は数年前に比べるとかなり改善された感があります。また、大学生の卒論の時期は混雑します。
私は業界新聞、大学や研究機関の紀要・論文集などをまとめて見たい時に利用します。また、活字化されていない貴重書(江戸時代の版本など)をマイクロリーダーで調べたりします。手続きは煩雑ですが、貴重書の写真を借りて出版物や展示に使うこともあります。ほかの人を見ると、昔の電話帳、地図、コミックなどをコピーしている人を見かけます。テレビの番組のために国会図書館の所蔵品を撮影することも、許可をとれば可能です。(かなり大変ですが)
使いこなすポイントとしては行く前に開館してるか調べること。結構臨時休館が多いです。コピーを受け取ったらすぐ指定個所がすべて揃っているかその場で調べること。コピーミスは意外に多く、その場で指摘すればすぐコピーしてもらえるのですが、本を返却してしまってから気づくと後の祭りです。
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この回答へのお礼

そうなんですか。前はもーっと時間がかかっていたのですね。あれだけ広ければそれはそうなんでしょうね。近隣の学生さんはいいですね。そういえば自分の卒論って、最初に入手できる資料ありきで、テーマはあとからこじつけるしかない、というような感じでした。コピーですが、依頼するページの書き方、該当ページに付箋をはさみこむこと、なんかを事前に説明しておいてくれると親切だな、と思いました。細かなことですが、使いこなすには無駄な動きを最小限にとどめる知識が必要ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/14 20:46

国会図書館は頻繁に利用します。



近くの図書館にない資料や雑誌、絶版の本などを複写するときに主に利用しています。それ以外だと仰るとおり一日がかりになるので行きたくないです(ちなみに東京在住です)。

利点は日本で出版された本ならまず見つかると言うことと、たまに外国の貴重な文献があるので重宝しています。私は大学院生なので、そういう本が必要になることが多いので…複写もページ数が多いとやってもらったほうが楽ですしね。

裏技かどうかわかりませんが、私は利用者登録をしています。登録利用者になると、インターネットで複写申し込みができたり、取り寄せや予約が出来たりします。あと、一般研究室の利用登録もしています(9月でなくなるらしいですが)。普通国会図書館の利用は5時までですが、一般研究室は7時まで利用できます。

確かに国会図書館は時間がかかりますが、暇つぶしには最適だと思います。食事も安いですしね。

参考URL:http://www.ndl.go.jp/jp/information/guide.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。主婦なので、7時まではいられないのですが、そのぐらいまでいられるといろいろできますよね。「食事も安い」を伺い、おととい食事をしてきました。カレーに味噌汁がついてるというのはカルチャーショックでしたがそれなりにメニュー豊富で見晴らしもよく、いい社会見学になりました。地階に「理容室」「美容室」もあるんですよね。皆さん複写の間にカットしたりするんでしょうか。興味深い空間でした。

お礼日時:2004/07/14 20:31

近所の図書館で、まず文献目録で、必要な書籍や雑誌、資料の蔵書図書館とコードを探すと、最終的に、国会図書館が蔵書先になることが、多いので、それから資料請求します。


東京までは、行きませんね。
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この回答へのお礼

図書館はよく行ってたのですが、文献目録を使うというところまでは利用していませんでした。宝のもちぐされだったかもしれないですね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/14 20:27

大学院の娘が使っていますが、一度会員登録をしておいて、後はインターネットで文献のコピーをリクエストして郵送してもらうそうです。

これなら待ち時間を無駄にする事もなさそうですね。ケチなうちの娘がやることですからそれ程高くないのだと思います。
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この回答へのお礼

ケチなうちの娘のやること~のフレーズで、私はとっても安心しました。カラーで大判だと結構かかるのですが、それでもコピーしていただけるのはありがたいことです。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/14 20:26

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