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長年疑問に感じていることがあります。
「断定調」と「断言調」はどう違うのでしょうか。どのように使い分けるのがよいのでしょうか。
「自分はこうしている」というかたがいらっしゃったら、是非使い分けを教えてください。

 まずネット検索してみます。

「“断定調”」の検索結果。約 19,400 件
http://www.google.co.jp/search?q=%E2%80%9C%E6%96 …
「“断言調”」の検索結果。約 5,570 件
http://www.google.co.jp/search?q=%E2%80%9C%E6%96 …

 世間では「断定調」のほうが優勢なようです。
 そもそも「断定」と「断言」とはどう違うのかも不明です。
 下記の類語辞書では「断定」と「断言」を類語とは考えていないようです。

【決断(けつだん)/決定(けってい)/断(だん)/判断(はんだん)/断定(だんてい) 】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/3220/m0u/ …
==============引用開始
[共通する意味]
★物事を決めること。
〔断定〕スル
▽警察は彼のしわざだと断定した
▽断定的な口ぶり
==============引用終了

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/10822/m0u …
【言い切る(いいきる)/断言(だんげん)/確言(かくげん)/明言(めいげん) 】
==============引用開始
[共通する意味]
★自信、決意をもって、はっきりと言うこと。
[使い分け]
【1】「言い切る」「断言」「確言」は、しっかりした根拠や信念に基づいて、確信をもって相手に言う意だが、「言い切る」「断言」「確言」の順で確信の度合いが高く感じられる。
==============引用終了

「断定」は口にしないが「断言」は口にする、という違いはあるようです(当然ですね)。
 しかし、どちらも使えるケースも多そうです。

警察は彼のしわざだと断定した
→「断言」にはしにくい。しかし「ある警察関係者が彼のしわざだと{断定/断言}した」なら両方OKでしょう。
断定的な口ぶり
→「断言的」にはしにくい。しかし「{断定/断言}調で語った」なら両方OKでしょう。

 もしかすると、言っても言わなくても使える「断定調」のほうが用途が広いので無難なのでしょうか。「断言」でなければおかしい例って……ありますか。
 Web辞書の例文を見ます。

■断定──「断言」にはしにくいものがチラホラ
https://kotobank.jp/word/%E6%96%AD%E5%AE%9A-5644 …
『大辞泉』
「証言を虚偽と断定する」「断定的に言う」(なぜここだけ「—」を使わない?)
『大辞林』
「—を下す」 「 A を犯人と—した」 「—的な言い方」
※やはり「断言的」はちょっとヘン。「断言的に言う」は重言風。
「断言を下す」はヘン。 「{断定/断言}する」なら両方OK。

https://kotobank.jp/word/%E6%96%AD%E8%A8%80-5638 …
■断言──どちらも{断定/断言}の両方OKでしょう。
『大辞泉』。
「絶対に失敗はないと—する」
『大辞林』
「犯人は彼ではないと—してもよい」

質問者からの補足コメント

  • 昨晩、「お礼」を書きました。
     自分の書いたブログを卑下したら、内容に問題があると判断されて削除されました(泣)。たしかにそう読めなくはありません。
     再投稿もできないようです。詳しくは下記をご参照ください。
    http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12090500978.html

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/11/01 10:12

A 回答 (14件中11~14件)

#2です。



>「断言」するのは、「断定」が前提にあるということですね。
 No.1のかたの意見とはほぼ正反対の気がします。

ご本人に聞いてみないと、それこそ断言できませんが、おそらく同じことを言っているような気がします。
『「断言」には必ずしも判断が含まれている必要はありません。』とおっしゃっているわけですが、断定という判断過程を経て断言となる、という私見と矛盾するものではないと思います。
断言という言葉には、判断して断定する、という行為自体は含まれていない、とおっしゃっているのでしょう。

>(口で)断言することが、「断言」とします。
 書き言葉の場合も、これに準ずるということでしょうか。
 それとも文中では「断定」しかできないということでしょうか。

これは言葉足らずで失礼しました。
ご指摘のように、書き言葉の場合もこれに準じるという考えです。

>「絶対に失敗はない」と彼は{断定/断言}した。

 この場合は、言葉を口にしているので、「断定」は使えないのでしょうか。
 それとも、「断定」は口にしたときにも使えるのでしょうか。「断定」も使えるなら、この場合の「断定」と「断言」に意味の違いやニュアンスの違いはあるのでしょうか。

一般的には、「断言する」のほうが適切なシチュエーションのほうが多いとは思います。
しかし、「断定」も有効でしょうね。ニュアンスの違いについては以下のように考えます。

a.「絶対に失敗はない」と彼は断言した。
⇒これは、
・「絶対に失敗はない」と彼ははっきりと言った。
という意味になります。
因みに、彼の内面(頭)で「絶対に失敗はない」と言うべき根拠があるという判断過程を経たからこそ、このように断言することができます。
念のため申し添えさせていただくと、この判断が妥当なものであるか否かは関係ありません。

b.「絶対に失敗はない」と彼は断定した。
⇒この場合、基本的には、
・「絶対に失敗はない」と彼は明確に判断した。
という意味になると思います。
a と同じように、
・「絶対に失敗はない」と彼ははっきりと言った。
という行為を指す場合もあるでしょう。
ただ、a と若干、異なるのは、
・彼は、「絶対に失敗はない」と明言することで、「自分はそのように明確に判断した」という意図を周囲に知らしめた。
のような意味になる点かと思います。
その時の話者の意図次第、あるいはシチュエーション次第で、どちらの意味であるかが決まります。

>「絶対に失敗はない」と彼は{断定調/断言調}で繰り返した。
 これだと、「断定調」と「断言調」に意味の違いやニュアンスの違いはあるのでしょうか。

個人的感覚では、
・「絶対に失敗はない」と彼は断定調で繰り返した。
のほうを指示したいと思います。
・「絶対に失敗はない」と彼は断言調で繰り返した。
には違和感を覚えます。
確信は持てないのですが、「絶対に失敗はない」という表現自体が「断言」なのに、それを「断言する調子で」という曖昧に表現してしまうためではないか、という気がします。
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この回答へのお礼

>ご本人に聞いてみないと、それこそ断言できませんが、おそらく同じことを言っているような気がします。
 当方は「ほぼ正反対」と読みました。

>a と同じように、
>・「絶対に失敗はない」と彼ははっきりと言った。
>という行為を指す場合もあるでしょう。
 そこを明確にするために、「 」をつけたのですが……。

お礼日時:2015/10/30 21:22

断言は、予断と偏見、独断で可能です、断言に至る過程の説明は必ずしも必要ありません。


断定は、それにいたる状況、があって断定します、その範囲で他人に断定に至った状況開示説明できます。
例 筋の通らないことでも断言はできます。
NO1さんも言っていますね、筋の通らないことを断定はできません、筋が通っていないのに判断できませんね、脳に異常のある人は別ですよ、そんな人の言葉を断定と受け取る人はいません、はなから信用しませんね。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 No.1のかたとほぼ同じ意見と読みました。
 No.2のかたの意見とはほぼ正反対の気がします。
 こうなると、もう少し詳しい説明がないと、どう考えればいいのか……。

 こういう質問サイトなどでも、微妙な質問に関してなんの根拠も示さずに{断定調/断言調}で書く人もいるようです。
 こういう場合は「断言調」であり、「断定調」はおかしいということでしょうか。

お礼日時:2015/10/29 21:00

(頭で)断定したからこそ(口で)断言できるわけで、その意味では同じ過程にある動作なので同じ場面で使えることが多いのでしょう。


断定してないことは断言できませんしね。

「絶対に失敗はないと—する」の場合、「絶対に失敗はない」と頭で断定したことを表現するのか、「絶対に失敗はない」と口で断言したことを表現するのか、というシチュエーションの違いによって使い分けることになると思います。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

「断言」するのは、「断定」が前提にあるということですね。
 No.1のかたの意見とはほぼ正反対の気がします。
 こうなると、もう少し詳しい説明がないと、どう考えればいいのか……。

(口で)断言することが、「断言」とします。
 書き言葉の場合も、これに準ずるということでしょうか。
 それとも文中では「断定」しかできないということでしょうか。

 下記の場合はどうでしょう。
「絶対に失敗はない」と彼は{断定/断言}した。

 この場合は、言葉を口にしているので、「断定」は使えないのでしょうか。
 それとも、「断定」は口にしたときにも使えるのでしょうか。「断定」も使えるなら、この場合の「断定」と「断言」に意味の違いやニュアンスの違いはあるのでしょうか。

 本題に戻って……。
「絶対に失敗はない」と彼は{断定調/断言調}で繰り返した。
 これだと、「断定調」と「断言調」に意味の違いやニュアンスの違いはあるのでしょうか。

お礼日時:2015/10/29 20:54

ご自分でそれだけ調べて納得できないのに、何を言ってもダメなような気がしますが...



「断定」は「物事にはっきりした判断をくだすこと」、
「断言」は「はっきりと言い切ること、明言すること」です。

「断定」の場合には内容に判断や評価が含まれていますが、
「断言」には必ずしも判断が含まれている必要はありません。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>ご自分でそれだけ調べて納得できないのに、何を言ってもダメなような気がしますが...
 基本的な情報をネット検索しただけです。
 当方が調べた範囲では、何もわかっていません。

>「断定」の場合には内容に判断や評価が含まれていますが、
>「断言」には必ずしも判断が含まれている必要はありません。
 となると、No.2のかたの意見とはほぼ正反対の気がします。
 こうなると、もう少し詳しい説明がないと、どう考えればいいのか……。

 たとえば、
「彼には根拠もなく{断定/断言}する癖がある」
 という文は、「断定」は使えないのでしょうか。

お礼日時:2015/10/29 20:44

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