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現代文B 短歌と俳句 【花びらをひろげ疲れしおとろへに牡丹重たく夢をはなるる】について

①「花びら」の質感を的確に表現している一語を歌中から抜き出してください

②この歌の上の句と下の句との関係を
示したものとして最も適当なものを
次の中から選んでください。

ア 原因と理由
イ 原因と結果
ウ 結果と説明
エ 経過と結論

【マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや】

①「祖国」の現状を暗示している語句を
歌中から四字で抜き出してください。

②「身捨つるほどの祖国はありや」について、「や」は反語の係助詞であるが、反語表現であることがよくわかるようにこの部分を口語訳してください。

A 回答 (1件)

【花びらをひろげ疲れしおとろへに牡丹重たく夢をはなるる】


①⇒「重たく」でしょうね。椿の花は、落ちるときに「ぼとっ」と音がするほど重いものだそうです。
②⇒咲き頃を過ぎた椿の花が衰えたのが原因で、花が重たそうに枝を離れた(散った)。
枝について咲いているときは椿は夢見ている状態だったわけですが、その夢を離れた。
「おとろへに」の「に」は、大辞泉の【7 動作・作用の原因・理由・きっかけとなるものを示す。】という用法になります。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/166083/meaning/m1 …
ということで、
イ 原因と結果 
が正解。

【マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや】
①⇒霧ふかし。
②「身捨つるほどの祖国はありや」
・直訳⇒この身を捨てるほどの祖国はあるだろうか、いや無いだろう。
・意訳⇒(私たちの祖国は)この身を捨てるほど価値のある祖国だろうか、いやそうではないだろう。
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