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よく、「現代は生きづらい時代」だと言われます。
「閉塞感」から抜け出せない人が多いとも言われます。
確かに、家族や地縁社会が崩壊し、一人暮らしも増えて、人間が孤立化している社会になって来たのかとは思います。
科学や医学や社会制度の改善が進む一方で、社会の変転が激しく、ついて行けない人が増えたり、人々のストレスが増大しているのも事実でしょう。

一方で、今まで少数派として切り捨てられていた貧困者や障がい者やマイノリティの権利が見直され、そうした人々がカミング・アウトしても、社会に受け入れられるようになったりしているのは、昔に比べて、人権面での大きな進歩だと思いますし、第一、科学や医学の進歩自体が、人間の生命や健康や居心地と言った最低限のくらしの向上に役立っているのは否めません。

私は、現代と言う時代を、殊更に「生きづらい時代」と規定するのは言い過ぎであり、昔は昔で、それなりに「生きづらかった」ことを認め、今は今出来ることを進めていくことが大事なように思うのですが、如何でしょうか?

A 回答 (7件)

現代は生きづらいと感じている人が多いかもしれません。


でも、その人たちは時代のせいだと思っているわけではなく、
学校、職場、家庭などの、その人の個人的な問題で苦しんでいるんです。
そして、その本人にも原因がある場合も考えられます。

ですから、昔も生きづらかったと言ってあげても、それはごまかしや
気休めでしかなく、根本解決にはなりません。
辛い物を食べて顔をしかめている人に、もっと辛いものを見せて
これよりましだと言っても、いま感じている辛さが和らいだりしません。
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この回答へのお礼

そうなんです。私は、正直言って、生きやすくなっている筈の現代に、なぜ多くの人が「生きにくい」と主張しているのかが理解できず、長い間、違和感を抱き続けてきたのですが、彼らに時代の比較をしろと言っても解決にはならないんですね。

要は、どんな時代でも、多くの人は、自分の置かれた環境だけを考えて、生きづらいとか、そうでないと感じており、周囲の状況に目を配る余裕がないのだと思います。

お礼日時:2015/12/19 22:54

生きづらさの原因によりけりでしょうね。



ニートや生保受給者の類に「えり好みしなければ仕事はある」なんて説教する人が少なくないですが、昔なら確かに一旦ドロップアウトした人や今でいうコミュ障と呼ばれる人でもやり直しは比較的容易で妻子を養っていけるだけの収入も得られたと思います。
その点、今はそうもいきませんからね…。

その一方で、様々な電子機器の発達によって様々な障害を持つ方でもスマホやパソコンなどで(比較的)気軽に言葉のやり取りができるようになっています。
そういう点では、昔より生きやすいと思います。
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この回答へのお礼

昔なら確かに一旦ドロップアウトした人や今でいうコミュ障と呼ばれる人でもやり直しは比較的容易で妻子を養っていけるだけの収入も得られた・・・が、今はそうもいかない?
そうなんですか? その点は、よくわからないんですが・・・。

でも、パソコンなどで、気軽にやり取りが出来る・・・この点はそうですね。

ということは一長一短と言うこと?

お礼日時:2016/01/02 20:39

ご無沙汰しておりました



昔は私が生まれてないので憶測でモノ言いますが、戦後は全員が貧しかったからなんともなかったけど、中卒で「金の卵」ともてはやされた方々は炭鉱・土木に従事し、でも学歴がないからどうしようもなく、それが山谷やあいりんです

もっと年上の方だと識字率もままならない状況でした

女子が大学行くなんて、そんなもんいらんわいです

その一方で高度経済成長・所得倍増計画などで徐々に豊かになりました

東京オリンピックや万博など夢がありましたよね

で、今の生きづらさは終身雇用・年功序列の廃止や改正労働者派遣法などによる究極の格差社会+リーマン・ショック

かしこ同士の夫婦か負け組同士か?

負け組=非正規雇用者の夫婦では生活も最低限で貯蓄もままならず、子供にも充分な「学習」や「遊び」の環境を整備してあげられないですよね

つまり凡人の家に生まれた子供は凡人

トンビからタカが生まれることは…あるかないか?

それに加えあまりにも無茶すぎる年金制度

民間企業ならとっくに破綻しています

じゃぁ、どっちがどっちなの?と言われても両方ともが一長一短なので「殊更に」言うのはどうかなぁと思います

いろんな物がありすぎてそれはそれで便利ですが、時には「害」でもありますからね

それこそ「スマホ止めますか?信大止めますか?」です
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この回答へのお礼

年越しのお礼になり、すみません。
そうですね。識字率や教育が人生の幅を広げ、幸せ(と一方悩みも)を作り出し、社会全体の幸福を底上げしたのはすのは事実だと思います。

一方、おっしゃるように、格差を広げた結果、人によっては、不幸になった面が多いのかもしれませんね。

物があふれる一方、精神的な面を見ると、満たされない人は満たされない、ということでしょうか?

尚、最後の回答者様のセリフ、唐突に出て来たので、一応解説すると、回答者様も回答して下さった次の私の過去問に行き当たり、私は、スマホの便利さを認めながら、四六時中その画面を見続けることによって貴重な時間が失われることの弊害を強く主張しました。

「スマホやめるか?それとも大学やめるか?」と信州大入学式で学長が聞きました。https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8958636.html

お礼日時:2016/01/02 20:36

「生きづらい時代」と言うより「目的や、やりがいを感じられない時代」なのかもしれません。



仕事の面からすると、経済成長がある程度、落ち着いてしまい、次のコンテンツを探すことが難しくなっています。
昔は、何もない所から始まっていますから、次から次にコンテンツが見つかり、目標や目的に向かって仕事をしていたんだと思います。今は、出尽くしてしまったコンテンツの枝葉を増やしているだけのような感じです。

昔は、情報を集める時代で、今は、有り余る情報を自己判断で削除しなければいけない時代です。
どちらがいいのでしょうか?

一つ言えることは、ゼロから立ち上げる会社(仕事)は、昔も今も大変ですが、やりがいはあります。

今を生きている以上、「現代は生きづらい時代」なんていう情報は削除しましょう。
いいたい人には、言わせておけば良いのです。
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この回答へのお礼

「目的や、やりがいを感じられない時代」・・・要はそういうことでしょうね。
それが成熟社会の一つの影の部分かもしれません。
しかし、やりようによっては、今年のノーベル賞受賞者の研究のように、まだまだ未開拓の部分は沢山あると思うのですが・・・。

まだまだ、世界中にやるべき課題は山積しているのではないでしょうか。
例えば・・・
①更なるIot(Internet of Things)の推進で、物や人をコンピューター端末化して、コンピューターに考える機能を付加し、生活やビジネスに活用する。(これは受け売り)
②スマホやコンピューター画面の見過ぎで、目が悪くなっている人が多いので、太古の人間のように視力を回復させるために、もっと自然に触れる環境、従来の紙の本のように、目が疲れない媒体(液晶でも目が疲れない液晶)を開発する余地がある。
③コンピュータリゼーションの影響により、バーチャル世界とリアル世界の区別が希薄になっている状況を緩和するために、読書や人とのface to face の環境を復活する必要がある。
④食べ残しにより、多くの食料資源が無駄になっている一方、食糧難の国がある。こうした貧富や資源の偏在の緩和に何が出来るか?
⑤世界中で砂漠化により多くの森林が失われている。植林を進められないか?
⑥未だに宗教や民族や価値観の違いにより多くの紛争やテロが存在している。夫々違いを認知した上で、もっと仲良くなれる方法の選択肢をもっと用意する必要があるのでは?
⑦世界中の人間の叡智を集積すれば、大変な財産だと思う。そうした「声なき声」を拾い集め、世界中で共有し、実生活やビジネスに活用するために、「アイディアバンク」をうまく運営できないか? 教えて!gooのようなサイトの更なる活用も重要。

今日も、あたら旺盛なエネルギーや生きがいを良い方向に使う術を知らず、暴力や犯罪に向ける多くの若者がいます。
私は、以上に挙げたような、多くの人類の課題を世界中の人たちとネットワークを組んで、解決していくような、公的な機関、例えばNPOや財団/社団法人などがもっと活躍し、多くの優秀な若者のやる気の受け皿となってほしいと思います。

お礼日時:2015/12/28 20:06

おっしゃる通りだと思います。


もう半世紀ほど生きてる私から言わせてもらえば30年前よりずっと生き易いですよ。
しかしそうなればなったで新たな問題が出てくるのも世の常。
問題の質が変わっただけでどちらがより生きづらいとか生き易いという事ではないのかも。
あちら立てればこちら立たずという風に様々な問題は両刃の剣のようなものでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど・・・どちらが生きづらいか、という比較の問題ではなく、その時代時代に特徴的な生きづらさの解消方法を常に追求していくべきだということですね。

お礼日時:2015/12/28 16:53

今は生きやすくなったと思います。


身近な事を言うと、電化製品により、家事の負担が軽減されたり、人権が保障され、身分制度が無くなり、様々な差別が撤廃され、奴隷制度もなくなり、男女が平等になり、セクハラやパワハラが禁止され、児童虐待防止法などの法律も整備され、世界的に人類は進化、向上していると思います。
個人的には人間の孤立化も大いに歓迎ですね。村社会的なシガラミは大嫌いです。個人主義も人類の進化の一環で、別に悪い事じゃないと思います。文明の発達により、人間同士が濃密に連携しなくても、個人でも生きて行けるような便利な世の中になった表れだと思いますので、ある程度の個人主義はある意味自然で当然な成り行きだと思います。欧米でも個人主義は礼讃されている面がありますし、それが合理的なのだと思います。
まあ、資本主義ならではの、弱肉強食が色濃くなり、勝敗は分かれているようですが、その中でもたくましく生きる術を身につけて行かないと生き残れないのは、いつの時代も、あるいは、人間社会に限らず、野生動物の世界でも、共通している普遍的な現実なのではないでしょうか。生きづらいよ~なんて弱音を吐いているばかりでは進まないという事です。
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この回答へのお礼

大方のご意見には賛同します。
科学・医療・社会システム等の向上により、確実に人間の居心地は上がっていると思います。
個人主義の発展に伴う、一面の孤立化は、悪い事ばかりではないでしょう。
ただ、物事には、何でも陽と陰の両面があり、弱者が対応できないのは、どんな時代でも同じだと思います。

お礼日時:2015/12/28 16:51

「生きづらい時代」と考えられること自体、平和で生きやすい時代の証拠だと思います。


ほんの100年ほど前は死亡率は高いし、毎日の生活自体が今とは比較にならないほど過酷で、生きやすい生きづらいなどと考える暇もないケースが多かったと思うので。
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この回答へのお礼

おっしゃる通り、戦時中など、多くの人が明日をも知れぬ状況に生きていて、文句の一つも言う余裕がなかったのとは違い、「生きにくい」などと言えること自体が、余裕があるのだと思います。

お礼日時:2015/12/19 22:55

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