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including but not limited to Bは、「Bを含むがこれに限定されるものではない」
と言う意味だと辞書にあるのですが、ここではなぜincludingがカンマに囲まれて
いるのか知りたいです。何かの用法ですか?カンマによって訳し方も変わって
きますか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

but not limited to がカンマに囲まれているのです。

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includingの後のコンマはbutの前に打つコンマですから、includingを囲んでいるというわけではありません。


囲んでいるという意味では、"including, but not limited to A, B, C, and D"のように書いてある全体が挿入句ですから、その前後をコンマで囲みます。(文末に位置する場合は後ろのコンマがピリオドに化けますけど。)

ちなみに、including but not limited toのように面倒くさい言い方をするのは、昔の裁判で "X including A, B, C, and D"と書いてある場合は「A, B, C, DのようなX」の意味に解釈すべきだとした判決があったからです。
つまり、「Xではあるが、A, B, C, Dとは性質が全く異なるE」は、ここで言う"X including A, B, C, and D"には該当しないとしたのです。
あちらは判例法の国ですから、裁判で意図に反する解釈をされないように、弁護士のみなさんは前例を徹底的に研究して、契約文書の表現を工夫します。
"Including, but not to"は、A, B, C, DがXに含まれることを念押ししておきたいが、それによってXの範囲が狭まるのは絶対に困るというような場合の表現として工夫されたものです。

ちなみに、「A, B, C, DのようなX」という解釈で良い場合もありそうなものですが、その場合は「Xに何が含まれ、何が除外されるか明確に書くべきで、『X including A, B, C, and D"のような曖昧な表現はお薦めしません」ということになる。
結局、契約文書では専ら"including but not limited to"が使用されることになります。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。事情があり、お礼が遅くなり大変恐縮です。"including but not limited toが 使われる様になった経緯も詳しく教えていただき、大変助かりました。判例法が故、こう言う表現になったとの事、理解できました。本当にありがとうございました。

※"X including, but not to A, B, C, and D"は、A, B, C, DがXに含まれることを念押ししておきたいが、それによってXの範囲が狭まるのは絶対に困るというような場合の表現として工夫されたもの。

お礼日時:2015/12/29 16:24

B を含む、


と言っても、B だけなのか、他にも可能性があるのか、
で、後者だと明確にしています。

契約などでは厳格に表記するのでしょう。

こういう共通表現で意味を明確にするためにも
このコンマが有用で、よくこういうパターンはあります。

ちょっと前まで、特許に関する英文を続けて質問されていましたが、
こんな表現ばかりでしたね。
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but not limited to は 例えば次のようにコンマは前後にうち、挿入句として使います。



New technologies including, but not limited to, computers and robotics.

意味はご質問にある通りです。コンマがあったりなかったり、うつ箇所が違ったりしてもこの表現は陳腐な表現なので意味を取り違える人は殆どないと思います。

このbut not limited to は主に英文契約書で使われ実質的にはほとんど意味のない決まり文句(jargon)です。上の例文を New technologies including computers and roboticsとしても意味は同じです。日本の契約書では but not limited toに相当するような書き方はしません。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。事情があり、お礼が遅くなり大変恐縮です。英文契約書の決まり文句なのですね。

お礼日時:2015/12/29 15:26

これは、including がコンマに囲まれていますが、


実際には A, including ~
と、including をコンマで区切っています。

そして、実際にコンマで囲まれているのは but not limited to の方です。
, including B とつながるところを
but not limited to を挿入させています。

including 自体ではその後にコンマがくる理由はありません。

さらに、... limited to B というふうに、前置詞 to(分詞句 limited to)につながるのは B で
コンマがなくていいはず。

including B
but
not limited to B
というふうに、B を共通の目的語とするために、
(but) not limited to を挿入させる形で、両端にコンマを置いています。

to の後にコンマがないと including と B がつながることがわかりにくい、
B は to にしかつながらないと感じてしまう。

, but not limited to を挿入させる形で、
B は including B となると同時に、
limited to B というつながりもあることを明確にする書き方です。

B を含むが、B だけに限らず

日本語では B を繰り返すしかないところがあります。
あと、前に共通部分がくるとわかりやすいのですが、
(A + B) C のように、後に共通部分がくる書き方はちょっとわかりにくくなります。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。事情があり、お礼が遅くなり大変恐縮です。2回目の回答も含めて読ませていただき、理解できました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/12/29 15:02

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