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お力をお貸しください。
現在が、3月31日と仮定します。
3月末締とします。 Aという商品の注文を受け、その代金を3月29日に入金されます。3月30日に、海外にAを注文し、代金を送金(日本円でX円)します。 次期の4月3日に、商品が国内に届き関税(日本円で、Y円)を払います(私の理解では、仕入れ代金は、X+Y 円かと思います)。そうであるならば、仕入れ代金は、X+Y円であるはずですが、X円は、今期に払い、Y円は次期払っていることになります。そして、A商品を注文者に届けるのが、次期4月5日とする場合、この一連の流れは、どうすればいいのでしょうか?

今期に、売上げとして計上し、X円だけ、今期に計上し、Y円は次期の仕入れに計上する?
それとも、他の考え方があるのでしょうか?よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

今期は売上計上0円だと思います。

仕入の認識も0円だと思います。
売上計上基準、すなわち「当社において売上が実現したと認識する時点をいつにするのか?」の基準は、原則として「物を引き渡した時点」です。A商品の受注を受けて代金入金が3月29日だとしても、A商品が3月末までに取引先に発送・納品されなければ会計上は売上を認識しません。売上が認識されなければ当然、仕入も認識されません。

売上代金を10万円、仕入代金を5万円、仕入れの関税を1万円と仮定します。すると仕訳は次のようになります。

3月29日:現金預金/前受金 10万円(得意先より入金)
3月30日:前渡金/現金預金 5万円(商品を注文して支払実行)
ーーー決算締ーーー
4月3日:仕入/前渡金 5万円(商品を受け取る)
4月3日:仕入/現金預金 1万円(関税を支払う)
4月5日:前受金/売上 10万円(商品を得意先へ発送納品)

管理会計上で質問者のおっしゃるような売上と仕入の認識をすることはあるのかもしれませんが、会計上はないと思います。キャッシュの入出金をもって売上と仕入を認識することを現金基準といいますが、企業会計は「売上は実現主義、仕入は発生主義」で認識するのが原則です。
最初に決定するのは「売上をどの時点で計上するか?」です。その後、売上の計上と同じ期において仕入を認識します。売上と仕入は、いわば紐付きで結ばれて同じ時点で認識すればよいわけです。
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