プロが教えるわが家の防犯対策術!

高3の美大受験を控えている娘を持つ父です。

娘が最近、アニメーターや声優になりたいと言い出して、
美大ではなく、上記に対応した専門学校に行きたいと言っています。

親としてはどうしても、出口の非常に狭い、
アニメ作家や声優に特化した専門学校に行くのではなく、
「まずは大学に」と考えてしまっています。

そこで以下についてご意見を頂ければ幸いです。

1.声優を目指す人は非常に多いと思います。
 自分がそれで生活できる収入を得られる確率等。
 例えば1,000人目指して、それができるのは10人等。
 
 より正確な情報や、同じような道を目指している方から
 是非ご意見を頂きたく。

2.アニメの仕事は上記より広いと思っています。

 まず、生活できる収入を得られるアニメ作家への
 人数や確率の情報があれば教えて下さい。

 アニメの場合は補充的な作業も多いと思いますので、
 必要とされる人材(=働き口)は多いと考えています。

 そういう人達がどれくらいいて、どれくらいの収入があるのか、
 どういう勤務形態なのか(かなり過酷なイメージがあります)、
 何歳くらいまで実質働けるのか(もちろん個人次第と思いますが)等、
 どんな情報でもいいので、ご教示頂きたく。

なお娘は美大の受験塾にも通っており、絵はそれなりにうまいと思います。
また高校では演劇部に所属しており、主役もやっていましたので、
多少は声優の素養があると考えています。
ただそれらは「うまい素人」であり、「お金を稼ぐプロ」との差は
非常に大きいと考えています。

A 回答 (6件)

田舎で細々と約25年ほどアニメーターをしています。


キャラ・メカ等各種デザイン・美術設定等・作監・原画・コンテ・演出・たまに監督
なんかもやってます。
他のスタジオの仕事も山ほどやってますので
フリーと勘違いされますが東京の某大手スタジオの社員アニメーターです。

当方が仕事にしているのにこんな事を言うのもなんですが両方ともに辞めておいた方が良いです。
アニメ業界はブラック・声優業界は超ブラックです。

アニメーターを目指すならまず絵が完成している又はのびしろがあるかどうかです。
絵的には漫画家の小畑健先生(デスノートの人)レベルは欲しいです。
ワンピースの様な絵柄ではダメです。

デッサン等基礎は出来上がっていて毎日20~30枚は人物だけでなく
動物や自分の手・メカ等を織り交ぜて描くといいと思います。
スケッチブックを2~3日程度で使い果す位描かないと難しいかも。

必ず大学へ行ってください。
大学で美術・漫画サークルに入ってとにかく画力を上げて下さい。

腕試しをしたいと思ったらコミケにサークル参加して
オリジナルの創作のイラストもしくは漫画(18禁では無く一般向け)を売ってみて下さい。
人の目を惹きつける何かを持たなければ、1冊売るのですら苦労すると思います。

アニメ専門学校は行くだけ無駄です。
専門学校へ行けば絵が上手くなるとか思ってる人が沢山いますが絶対にありえません。
絵というのは毎日描き続けて少しずつ上達します。

専門学校は教える教師が問題な所も多いです。
去年の卒業生が業界経験無しで教えたり鉛筆の持ち方からして間違って教えたり
業界経験ありでも業界で使い物にならないから専門学校の教師をやっていたり
基礎が出来てないのに裏技的な事を得意げに教えたりと問題が多すぎるので。

専門学校卒は採用しないというスタジオも結構ありますし
明確に採用しないとうたっているスタジオもあります。

絵が完成されていて(のびしろがある)手垢がついていない大学(美大)・高校卒を業界は求めています。
殆どのスタジオが新人研修を行っていますのでアニメ業界の知識が全く無くても大丈夫です。

大学卒は当然求人対象になりますが
今のアニメ業界は質問者様が思っている以上に非常に狭い門になっています。
ただ、タイミングによっては大量採用するスタジオが多い年もありますので運もあります。
CG関係は多少ですが門は広いです。

当方の所属するスタジオも含め、大手人気スタジオには
3,4人程度募集に200人~の応募があります。
なので中小スタジオ含めて15~20社位受けて1~3社位何処かに引っかかれば上出来です。
もちろん全滅の可能性も十分あります。

手当等はスタジオによって変わってきますが
厚生年金・保険・失業保険・残業代・各種休暇・新人研修中での一定額の賃金の保証等
昔と違って凄く良くなってきましたが
中には一定条件を満たしていないと適応されない所が多いので
求人票には載せていない所が多いです。

求人票をよく見て専門学校卒程度の実力とか記載されていたらどんな好条件でも避けて下さい。
新人教育も無く新人使い捨ての悪徳スタジオですから。

動画ですので殆どのスタジオが出来高になるので
個人差もありますが最初の1年位は親の援助無しでは難しいかもしれません。
稀に動画でも基本給+出来高のスタジオがあります。

勤務状態はスケジュールと娘様の技量次第ですのでなんとも。
忙しい時は女性だろうが泊まり徹夜は当たり前ですし、暇なときは本当に暇です。
要はスケジュール次第なので数年業界にいると体や時間の使い方が分かるので慣れて平気になりますが
最初の1~年位はどうやって体や時間を管理していいか分からず凄く厳しいと思います。

本番カットを渡されたら慣れた人なら半日でも新人なら3日かかる場合もあります。
動画で月400枚前後描ければいい方ですが中には化け物クラスがいて月に2500枚~上げる人もいます。
TV等の標準的な動画の単価は1枚180円前後ですが130円程度も珍しくはありません。
スタジオによって違ってくるのであくまで参考に。

こちらはP.A.WORKSというスタジオの会社説明Q&Aです。
参考になさって下さい。
http://www.pa-works.jp/q-a/index2.html

研修中でも、課題が熟せない、分からない事を聞きにこない・勤怠・言葉遣いが悪い・挨拶が出来ない等
問題があれば即クビにするスタジオも多いです。
1年待てばまた新人が来るので無理して人間性に問題がある人間を育てません。

一部の職種を除いてアニメ制作はサラリーマンと違って
技術職つまり自分の技術を売ってお金にしてるのだと思ってます。
なので新人は技術が無いので給料は安くても仕方ない事かもしれません。
技術を向上させるには努力しかありません。
しかし、その努力を怠っている者に限って給料が安いと文句をいいます。
技術が伴ってないのだから安くて当たり前。
それが嫌なら努力して技術を高め周りに認めてもらうしかない。
もしくは他業種に転職するか。

努力するには努力するという才能が絶対不可欠です。
この才能が無い人はアニメ業界には向いていません。
センス・才能だけでやっている人もいますが最初はいいでしょう。
しかし一部の例外を除いてセンス・才能のある人は努力をしません。
センス・才能は必ず枯れます。

結果、センスが枯れて努力もしていないので仕事が来なくなります。
アニメ業界は職種問わず業界に入ってからがスタートではなく
本気で死ぬ程努力して周りにこの人になら何でも任せて大丈夫と認識してくれた時がスタートです。
周りから認められたら努力を辞めてしまう人が大半ですがそれではダメなんです。
認められてからがスタートなので努力は辞めてはいけないし
常に新しい技術・技法が出てきたら積極的に取り入れないとダメです。

つまる所、努力に勝る才能は無いですので常に努力していれば個人差はあれど必ず花は開きます。
そこまでスタジオが待ってくれるかは別ですが花が開けば
正直、家も車も持てますし仕事も向こうからやってきます。
色々なスタジオから好条件・好待遇で呼んで貰えて年収も高収入を望めます。

周りに認められるまでが当方の中では下積みの期間だと思っているので
下積み期間にいかに努力し勉強し何でも出来るようになって
さらに自分の得意とする分野を作りそれを生かした作品作りを心がければ良いのではないかと思います。

アニメ業界は技術を売って幾らなので本気で取り組めば高収入は十分望めます。
望めない人は努力が足りているようで足りていないのです。
ここを履き違えてる業界人は多いです。

センスは業界に入ってから磨けばいい。
才能は才能のある人から色々パクって自分の物にしてそれを改良・進化させて使えばいい。
上手い人の原画・動画は必ず生でチェックする。
この辺りも大事です。


声優に関してはちょっと主旨が違ってますがこちらの質問でNo.8で回答していますので参考にして下さい。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9046903.html

補足的に
高3の今の時期からでは正直遅いとしか言えません。
仮に上手く事務所に入れても周りが全てライバルですので本当の友達はまず出来ない
非常に孤独な道を歩む事になります。
名前のある役は各アニメで1人しかいません。
それを場合によっては150~の声優で争奪するのですから。

今の声優業界は児童劇団から声優にシフトするパターンが多いです。
なので失礼な言い方ですが基礎演技力に圧倒的差があるので高校の演劇部レベルでは話になりません。
演劇部に大会とかがあって1年から主役で全国優勝3連覇とかの実績があるとかなら話は違ってきますが

声優はアニメーターと違って努力は報われません。100%生まれ持った才能で決まってしまいます。
才能を持った者同士が努力し競う場なので才能の無い者は努力してもその舞台にすら上がれません。
ここを履き違えてるので、専門学校等は儲かってしょうがなく笑いが止まらないそうです。

娘様の大事な進路です。
お互いに納得いくまで話し合ってよく考えて決めて下さい。

必ず成功する訳ではありませんので何処までやるか年数を決めて挑戦した方が良いと思います。

繰り返しになりますが、アニメーターなら大学に行って下さい。
アニメ専門学校は絶対にダメです。

以上、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

GDBF_Sti05さん、本当に具体的なコメントをありがとうございます。
とてもよくわかりました。
娘ともよく話し合ってみます。

お礼日時:2015/12/30 23:07

1.なにをもって声優と呼ぶかにもよります。


事務所(養成所)に所属さえすれば何の仕事もしていなくても声優?
ガヤなど何かしら仕事さえすれば声優?
役名がつく仕事をしたら声優?
声優の仕事だけで食べていければ声優?
一般的には後者のほうを思い浮かべると思いますが、事務所(養成所)に入るだけでも専門学校の同期何十人で2,3人という世界らしいですよ。そこからさらに上に行くのにまた何分の1という確率。具体的な数値はありませんが、名のしれた一般的に思い浮かべる声優になるには何百分の1、何千分の1だと思いますよ。

2.漫画家とイラストレーターを兼業する人は多いですが、アニメーターは線画ばかり描く仕事なので兼業したり補充的な仕事というのは少ないですよ。アニメーターとして食べていけるのは原画マンからと言われています。一般の会社でいうなら、係長や主任など平社員より一段階上の職になってはじめて食べていけるという感じですね。歩合がほとんどなのでいくらといい難いですが、知人は一番下の動画マンで5万ぐらいの給与だと言っていました。

進学については絶対美大に行ったほうがいいと思いますよ。
理由はこちら
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9143140.html
の2番目に描いているとおりです。

声優があきらめきれないのであれば、美大に進学して専門学校の夜間学部にも通うという手があります。専門学校という名前ですが塾みたいなもので、週に数回、晩に何時間か受講するというものです。
美大や専門学校の夜間学部の卒業時期が近づけば、同期や先輩の話も入ってきて、それらの職につく厳しさが身をもって分かると思います。
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この回答へのお礼

SH2Aさん、詳しい説明を本当にありがとうございます。参考になります。

お礼日時:2016/01/01 21:27

声優はいわゆる芸能人と同じ括りになるでしょうから、そういう世界にいって通用するか。

はたまたそれだけの芸ができるかという問題があります。
なおかつ、芸だけが出来ればよいという世界でもありませんので知り合いに目指すという人がいれば私ならば考え直すようにいいそうです。

アニメーターは多分なれると思います。
ただし、給料が安いのに激務で離職率も高い職だと聞きます。
年数を重ねると多少給料は増えるそうですが、それでも安定とは程遠い職に思います。

最近は声優やアニメの現場で働くアニメが放映されて、ものすごく綺麗な上澄みの部分を見てそれらの職に就きたいという方が増えています。
ただ、どちらもいわゆるブラックの職種にあたると思いますので個人的には諦める方向で説得された方が良いように思います。
諦めないというのであれば、大学卒業後にアニメーターにもしなれるのであれば許可してもいいかもしれません。
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この回答へのお礼

Oreloさん、コメントありがとうございます。

お礼日時:2015/12/30 23:23

声優やアニメーターになれるかなれないかよりも、なってしまったら大丈夫か。

そういう発想が抜けていると思います。

娘さんが声優を目指すとなると、トップの輝かしい舞台だけではなくて、汚れ仕事もする覚悟とかあるのか疑問ですね。
若い女性声優だと、アダルト系の仕事がやはり登竜門としての存在感があります。
ピカチュウの声優も、新人の頃は卑猥な演技をしていたんですよ。
もちろん全員が汚れ仕事を下積みにしてきたワケではないですけど、仕事を選んでたら有名になれなかった人も多いでしょうね。
アダルト系の仕事でも、ありつけるだけ幸運なので。
娘を持つ父親の気持ちを考えると、胸が痛みますが。
http://www35.atwiki.jp/seiyuumatome/pages/44.html

声優で成功して有名になったとしても、ファンになるオタクはやはりおかしい人も多いですし、並の精神だったらおかしくなりますよ。
ストーキングされたり、見ず知らずの人にブスと言われたり、いつまで仕事があるか分からず一寸先は闇なので心臓に毛の生えた人しか向いてません。
仕事が欲しい若い女の子の気持ちを利用して、枕営業もあるでしょう。
声優を使う権力のある人から見たら、有名声優を目指す若い娘さんは鴨葱に見えると思います。
本当はアイドルになってちやほやされたいけど、声優だったらそこまで容姿が要求されなさそうだし、自分にもなれそうくらいの甘い気持ちだったら避けた方がイイと思います。
今の声優は昔と違ってアイドル並の容姿が要求されますし、若い綺麗な子がどんどん新人として入ってくるので、アイドルとそう変わりません。
そして一部のアイドルよりも、収入や名声で報われる事も無いでしょう。
多くの声優が、仕事をする為に関係の無い仕事をしなくてはいけないので、実質フリーターですね。
声優は就職じゃないという認識は持たせてあげた方がよろしいと思います。
糧を得る仕事ではなく、趣味でやるようなモンです。
友人にもちろん声優の専門学校を卒業した人がいますが、もちろんなれませんでしたよ。


アニメーターも、最初はきつくてもあきらめず頑張れば何とかなるというサクセスストーリーは持たないほうが良いです。
アニメーターとして採用された友人の初任給は500円でしたね。時給ではなく一ヶ月のですよ。
決して絵が下手なワケではなく、友人は専門学校で絵が一番上手かった人です。(ただ、アニメ向きの画風ではなかったんですが)
新人は年収100万円以下がざらなので、親が援助する必要があります。
アニメーターの採用で、親の援助の有無を聞かれたりする事もあります。
それでもごく一部の人が一般社会人レベルの収入を得られるかは『実力次第』なんですが、条件はアニメーターになる前から高品質な線画が短時間で大量生産出来る人くらいでないと無理ですし、いきなり絵が上手くなる奇跡なんて起きないですよ。
今は無理だけど、専門学校にいけば自動的に上手くなるだろうと思ってたとしたら、収入がいつまでも低かったり、体を壊して潰れてしまう大勢のアニメーターと同じですから。
実力というのは自分の力が全てなので、成功した人のアドバイスはあまりあてにならないです。
その人だからたまたま成功したのであって、真似をして努力すれば誰でも成功するというような甘い世界ではないからです。
残る人は、残る理由が最初から必ずあります。
抜きん出た才能や実力も無い人が努力でカバーしようとすると、無理をしなければいけないので体か心を壊します。

私の場合はアニメ業界でCGをしていたのですが、何週間に1度しか帰れないのはざらで、お風呂にも入れなかったので体にカビが生えてしまったり、食事の度に嘔吐したり、度々睡眠禁止令(居眠り禁止令ではなく、睡眠が禁止)が出たり、このままでは死んでしまうか障害者になってしまうので、生きるために辞めました。
締め切りがヤバイので今夜は寝るなとかそんなレベルではなく、3、4日徹夜してきて眠気に抗えず寝てしまうのを『禁止』です。
時間に余裕が出来て眠る時も、嫁入り前の若い娘でも椅子や床に転がって寝ます。
本当に発狂した者や、仕事が終わらないのは自分のせいだと思い込み、自殺をしようと会社を飛び出した人を大捜索した事件もありました。
カルト教団の共同生活を想像して頂ければイメージし易いかと思います。
最後のほうは記憶が欠落していて、どうやって生きてたのか思い出せません。
滅茶苦茶な生活を続けたので、数日間眠れない、一度眠くなったら一日中起きれないようになってしまいました。
でもCGだったからお金はそこそこサラリーマン程度には貰ってましたね。時給換算すると最低賃金以下ですが。

辞めてから、仕事が出来るレベルまで体調が回復するのに数年かかりました。(決まった時間に寝れて、決まった時間に起床出来るようになるレベルまで)
毎日帰れて、毎日布団で寝れて、休日に休める今の普通の仕事って、素晴らしく健康的で幸せなんだという事を噛み締めてます。
アニメ業界の時は楽しむ余裕も無かった自分ですが、今はアニメも楽しめています。
まだ髪の毛の無意識に抜いてしまう後遺症は残ってますが。

せっかくアニメの専門学校を出たので、他の同級生のお話も。
有名スタジオの撮影監督まで行った友人は、30歳になる前に癌になって死んでしまいました。
有名スタジオでも健康診断が無いのが現状ですし、業界が健康や命を軽視していなければ、早期発見で彼は死なずに済んだかもしれません。
若くして癌になってしまったのは明らかに仕事のハードスケジュールが原因だと思います。

他は生半可な実力で採用されてしまったが為に、連日ボロクソ言われ自尊心がボロボロになり、精神を病んで今もまともに仕事が出来なくなった友人もいます。
ずっと座ったままの姿勢が原因で椎間板ヘルニアになった友人もいます。
制作進行(アニメにおける下っ端編集者)になった友人は、全員寝不足が原因の交通事故を起こしてます。
先ほど初任給500円だった友人は、仕事がうまくいかないストレスで胃に穴が開いたのをきっかけに辞めましたが、コミュニケーション能力が高かったので卒業した専門学校の講師になれました。
某有名スタジオに採用されて今も出世して続けている人もいますが、入学前から技術を身に付けていて、元々実力があった人です。
専門学校はやり方を教わるだけで、専門学校で急に上手くなるわけではありません。

比率としては、アニメ業界に採用されるのが同級生の3分2くらい、大体1~2年で採用された中の半数が辞める感じでしょうか。
もちろん好きな仕事ですから、モチベーションが高くて各々が歯を食いしばって努力した結果です。

女性の場合、アニメ業界で挫折した後大体が辿るコースといえば、とりあえず生活費を稼ぐためにアニメとは関係の無い派遣やバイトに就いて、正社員に見初められるコースですかね。
ズブズブと燻ってる元アニメ業界の男友達と違って、女性は仕事で成功する人生を望まなければ、結婚でリセットしやすいんだなと思いました。
アラサーになった女友達は、大体がちょっとオタク趣味の主婦みたいになってますので、そういう意味では男よりも潰しは利きますね。
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この回答へのお礼

Chappy4649さん、具体的なコメント、本当にありがとうございます。
リアルがよくわかります。

お礼日時:2015/12/30 23:22

何度もこのような質問は、ここでは何度もされています。


そしてそれらの殆どは、質問者様の娘様のような勉強をしたくない為の屁理屈でしかありません。(はっきりいって、回答する価値もないような幼稚なものばかりです)

>ご意見を頂ければ幸いです。

言い分を聞く必要はありません。
娘さんは声優やアニメーター以前に、人生と社会を嘗めていると思います。
そもそも、この時期にいきなり言い出すことではないと思います。


「アニメーター」ですが、どのようなアニメーターになりたのでしょうか。
アニメという産業は分業の集合であり、原画や動画以外にも、デザイナー、設定、演出、進行、企画、プロデュース等、多くのパートがあります。



声優についてですが、

最近、俳優(舞台)と声優を別のものだと思っている人が多いようですが、
考えてみればわかりそうなものですが、声優としての能力は舞台俳優のそれの一部でしかありません。

元々声優は、舞台俳優の副業(というか仕事の一部)で、独立したものではありません。
「サザエさん」や「どらえもん」の声優さん達は、声優界でも超ベテランですが、同時に舞台俳優としての評価もあります。
(アニメがブームになって、声優さんが注目された為に、勘違いして最初から声優を目指す人がでてしまっていますが)

しかし 声優しかできない というのは、演技者としては かたわ でしかありません。

娘さんが、どのような理由で声優になりたいと思うかは自由ですが、実力で勝負したいなら、劇団で勉強するほうをお勧めします。

仕事は劇団や事務所に所属して仕事を取ってもらったり、オーディションに受かればよいとだけの話です。

声優の専門学校についてですが、
現在、声優養成所と称するものは百校以上あります。
それらの卒業生は毎年何千人もいる計算になりますが、その中で生き残れるのは、2、3人程度です。
そして、声優だけでやっていける人は、それ以上に少数です。


現状がその有様なので、養成所によっては罵禍の寄せ集めとなっているところもあります。
(他の専門学校のような最低限の学力も不要 と思っている)
そんなものにお金を使うなら、(まともな)劇団に入った方がよいと思います。

【アニメの主演3カ月でギャラ50万円!? 大塚明夫が告発する声優業界の厳しい現実】
http://lite-ra.com/2015/05/post-1071.html
(3p目 「声優学校や養成所というのは非常に儲かる商売です。学校には、生徒たちの将来の面倒をみる義務がありません。入った人間を必ずこのレベルのスターにします、入った人間を社員にして給料を支払いますといった契約を交わすわけではないのである意味気楽です」)



>必要とされる人材(=働き口)は多いと考えています。

「人材」と「人手」を混同しない方がよいと思います。
アニメというコンテンツが将来も今の規模で存在しているとは限りません。
そして、どの職種でも末端の底辺仕事は真っ先に切られます。
「アニメーターや声優となる道についてご意見」の回答画像3
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この回答へのお礼

PKF3rdさん、厳しいお言葉、本当にありがとうございます。
厳しさをしっかりと認識できます。

お礼日時:2015/12/30 23:20

No.1です。



すみません、少し補足させて下さい。

アニメーターなら定年はありませんので何歳まででも自分が好きなだけ働けます。
うちのスタジオにも60歳過ぎて当方より働き者のベテランが数人います。

当方は本来は違う職種に入りたかったのですが夢が叶わず
本当に偶然、アニメ業界に18歳から入った人間です。
アニメに興味が全く無かったので絵なんて全く描けなかったですが何故か動画で採用され
同期の絵が描ける人と比べてどれくらい努力したかなと。
今はもういい歳ですがまだまだ頑張れます。
なので、辞めたいと思った時が定年ですし、1日持たず辞めていく人も沢山います。

ギャラですが努力し周りから認めて貰えれば忙しくなりますが問題ないと思います。
周りから認めて貰うまでが薄給で茨の道です。
自慢する訳ではありませんがギャラに関しては嫁さんも同じアニメーターですが
2人合わせたら相当な金額です。
今は理由があって田舎に引っ込んでますが
東京都内に庭付き車庫付き一戸建てを所有しています。
家のローンですが既に全額銀行口座に入金済なので後は勝手に落ちていくだけです。
うちの子供も高校生ですが、今後の学費も私立の医学部にいかせてあげられる位の余力はありますし
老後の貯えも計画的に行っています。

初任給数千円から努力だけで正直ここまできました。
仕方なく始めたアニメ制作が面白かったのと嫁さんとの出会いが大きかったです。

声優さんはどうなのか今のわけのわからない声優ブームが終わった時に生き残ってるかどうかでしょうか?

アニメ専門学校の補足ですが
アニメーターなら絶対に大学です。

仕上げ・撮影・CG関連ならソフトが高い・手に入らない等あって採用試験の課題が作れない可能性があるので
アニメ専門学校もありですが
大学のオープンキャンパスでアニメ専門学校と同等のソフトが学校・サークル等に揃っているなら
大学に行った方が良いです。

専門学校の使い道は
スタジオの求人を探す職業安定所的な役割と採用試験の課題作成(ポートフォリオ)のアドバイス位です。
職業安定所に約数万円払って2,3年という貴重な時間を使って得るものは無いという事です。
スタジオの求人はいつ行われるか分かりませんので常にネットで見張って
採用試験の課題作成(ポートフォリオ)もネットで検索すれば作成方法は幾らでも出てきます。
専門学校で習う事はスタジオに入れば3週間程度で覚えます。

とにかく、一時の気の迷いかもしれませんので
先の回答にも書きましたが本当になりたいのかなって何をしたいのか
アニメーターでも声優でも誰が目標でどんな作品作りをしたいのか
喧嘩上等で真剣に話し合って下さい。

「SHIROBAKO」や「それが声優!」というアニメを観てそう思ったなら
これらは8割以上は話を面白くする為のフィクションだという事を伝えて下さい。

アニメ・声優業界に迂闊に足を突っ込むと取り返しがつかなくなります。

追加の補足失礼しました。
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この回答へのお礼

GDBF_Sti05さん、補足もありがとうございます。
リアルなお話、本当に参考になります。

お礼日時:2015/12/30 23:19

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