プロが教えるわが家の防犯対策術!

エチュードOp.10-4を弾きたいです。
ピアノは10年間習っていて、毎日こどもピアノコンクールの地区予選で金賞(本選はでませんでした)、ヤマハグレードは6級Bコースをとっています。
今年のピアノの発表会では、ショパンの幻想即興曲を弾きました。
来年は、ショパンのエチュードOp.10-4を弾きたいと思っています。毎日の練習時間は、1時間から2時間ほどです。
私にでも弾けるでしょうか。

A 回答 (1件)

あなたの演奏を直接聞くことができないこのサイトでは、適切な回答はできません。

先生に習っているのなら、先生と相談するのが先です。今まで何年習っているかとか、金賞とかグレードでは判断できないのです。
ショパンのエチュードは、ピアノのレパートリーの中でも最難曲に属し、大人でも決して楽に弾ける曲ではありません。幻想即興曲とエチュードOp.10-4では、当然難易度に大きな開きがあります。10度に渡る広いアルペッジョが多用されていると同時に、半音という狭い音程をめぐるパッセージが交錯していますので、指1本1本の分離した強さと手首の柔軟さが同時に要求されます。幻想即興曲とは要求されるテクニックのレベルが全然違いますから、これをやる前に予備として学習すべきほかのエチュードや楽曲があります。年齢的に考えても、まだあなたの手は、大きさの点でも力の点でもまだまだ発達途上にあると思いますので、少し飛躍が大きすぎると思います。もしやるとしても、目標が1年後ならば、1日1時間の練習は少ないです。上達の度合いは必ずしも練習時間の長さに単純に比例しないとはいえ、3時間は必要でしょう。ただし、機械的な指の訓練を長時間やることは害になるので、そういう練習は1時間程度で、あとの2時間は原則として曲の練習に当てることになります。
ショパンのエチュードをやるときには、本当に正しい演奏法が理解できていないと、何時間練習しても弾けるようにならないという袋小路に陥る可能性もあり、最悪の場合は手の病気になります。正しい演奏法というのは、椅子への座り方から始まって、姿勢や手の力の抜き入れ、指から肩までの各部分の力の組み合わせ方や手の重みを使う自然な打鍵など多岐にわたります。10年もやっているのだから、今更椅子の座り方や姿勢を直す段階ではないと思うかもしれませんが、これは何十年やっていてもなかなか一筋縄ではいかない問題です。そういうことを指導できる先生に習っていることがまず大前提となります。真に正しい演奏法を理解していない先生のもとでは限界が出てきます。この点についても、あなたの先生のレベルが全くわからないので、判断ができません。
エチュードとしては、ショパンをやる前に、少なくともツェルニーの50番はやっておく必要があります。60番をどのように使うかは指導者によって考えが違うかもしれませんが、ほかにもクラーマー・ビューローとかクレメンティのエチュードなど、事前にやった方がよいものもいくつかあります。
ショパンの楽曲についても、もし幻想即興曲以外の曲をあまり弾いていないのであれば、難易度の高いワルツや、即興曲第1番や第2番、スケルツォ第2番など、ショパンを弾き始めるにあたって定番となっているレパートリーから少しずつ進めていくべきです。私も若いころ、ワルツ、スケルツォ、バラードや、ベートーヴェンの比較的難しいソナタをやってからショパンのエチュードにとりかかりましたが、それでも壁はかなり高く感じたものです。
これまでに弾いた曲、弾いていない曲、練習時間等を見つめ直し、先生と相談したうえで、これから先の学習、練習プランを立ててください。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
これまでに、ショパンの曲では、ノクターン、華麗なる大円舞曲、幻想即興曲などをひきました。次の発表会で何を弾くか話題になったときに、友達が弾いている動画を見て弾いてみたいと思いました。
やはり、私の考えは甘かったようです。友達も同じ歳なので、本気になって頑張れば、弾けるかと思ってしまいました。
まず、ピアノの先生に相談し、そこまでたどり着くまでの曲を弾いてから、エチュードも弾こうと思います。

お礼日時:2015/12/30 09:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています