失礼いたします。
参考になることがあまり得る事ができなく困っています。
ネットで書いてある手順をマネてみて、マネが不完全なんでしょうかうまくいきません。
そこで、革と木って意外と似ているかもしれないと勝手に思い込んで、ここでアドバイスいただきたく思います。
革で小物を趣味で作っております。
革製品のコバ部分(革の切り口の所)をピカピカに磨こうといつも頑張っているのですが、うまくいきません。
コバは府糊を使って、布や木で磨けばピカピカになります。
ただ、その下準備としてのヤスリがけがうまくいきません。
1)革を2枚ボンドでギューと力いっぱい圧着する
2)TNドレッサー(細目)でまずは荒く整える
3)紙やすり400番を当木につけ、磨く
4)一旦、府糊をつけて磨く
5)紙やすり600番を当木につけ、磨く
6)一旦、府糊をつけて磨く
7)紙やすり800番を当木につけ、磨く
8)府糊をつけて磨く←ここで終了
さらに、こだわる人は、9)蜜蝋をつけて、焼き固める
4)と6)の府糊の作業は、コバを固め、革の繊維のボコボコを木で押しつぶしながら磨く。その作業の後、細かいヤスリで磨くと、ツルンとしたコバ面になるそうです。
私がすると、革の繊維の細かいボコボコが見えてる状態でピカピカ、艶がある感じになります。ガラスのように、ツルンという状態とはいえません。
府糊で繊維を押しつぶしながら磨いているのは、実感もあるし、わかります。
ただ、紙ヤスリ600を使うと、なぜかまたコバ面が荒れます。
600でヤスル時、多々、細かい繊維がゴソと削り取れて、取れた所がちっちゃい凹になります。
手順では、その次は府糊で潰しながら磨き、800で綺麗にやすればいいのですが、今度は800では、なかなか、凹を平にできません。
革も木もあまりヤスリ目が細かくては、意味がないというのは聞いたことがあり、革も400ぐらいまでで、600以上は、あまり意味がないともききました。
ただ、ブログとか他の人を拝見すると、上記のような手順を繰り返して、なんなら、1000まで使っている方もいます。
そうか、根性が必要かと思い、1000まで頑張ったこともありましたが、結果はヤスリをかけた革がかけすぎでフニャとなってピカピカ光るどころではなくなりました。
もちろん、対策もあります。
1つは、圧着したら、キンキンに研いだ革包丁でスッパときる。
するとコバ面の繊維は綺麗にそろった状態なので、あとは府糊で磨いた、蜜蝋をつける。
ただ、全部が全部にこの方法はつかえません。ほんとごく一部分用です。
あとは、豆鉋でコバ面を整える。
ただ、ボタンや金具がじゃまで、しっかり固定できない状態でやると、スパッといくけど、歪みます。
で結局はヤスリがけになってしまいます。
えらく長くなりましたが、ヤスリや紙ヤスリで、革の繊維がゴソっと削り取れるのではなく、革の繊維を綺麗にヤスリ方法もしくは、そんな商品はありませんか?
アドバイスお願いいたします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
削り過ぎなんです。
普通はコバにフノリなんか使わないですが、フノリだけを削って平らにするのではなく、皮の繊維のある部分まで削るから、フノリの部分と繊維の部分が交互に出てきて、それらの固さが違うから、平滑な面にならないのです。
>ただ、ボタンや金具がじゃまで
裁断が先で、金具付けは後です。
金具付けは革細工で、ほとんど最後の工程です、
>革の繊維を綺麗にヤスリ方法もしくは、そんな商品はありませんか?
革の繊維を樹脂や薬剤、塗料や染料で固めるなどしない限り、ヤスリでは平滑な面を作る事はできません
2人、回答ありがとうございます。
・府糊ではなく、トコノールでした
・磨く前にローバスチックで染色をよくします
を後出しですが、付け加えておきます。
そこで、よく考えてみた所、これはピカピカにならないじゃなくて、コバが汚い事が問題ではないかと思いました。
では、なぜ、汚いかと考えたら
・凸凹が多い
・染色する時に、均一には染めていますが、凸は薄く、凹は濃くなり、凸凹がより強調されてしまう
凸凹が多いのは、解っていましたが、染色でより強調されているとは盲点。
つまり、包丁で切ったみたいにとはいきませんが、できる限り平にすれば均一に染まるのではないかと今更ながら閃き。
ポリッシングという、言葉から、普通にコバを磨く時に使用しませんが、目止め液を塗って試してみました。
<実験的にやってみました>
1)目止め液を塗って、半渇きぐらいで、押しつぶすように磨く。
2)乾いたら、層も厚く、結構ガチガチなので、600番あたりで滑らかになるようにヤスる。
3)トコノールで潰すように磨く
で、ここから、”削り過ぎ”という事に気をつけて作業していきます。
4)600番あたりで、5~6回、いや3回ぐらい、なでる。
つまり、今まで目で見てボコボコが気になるからとヤスっていました。白く粉が出てすべすべになるから平になっているもんだと思いこんでいました。
今回はさっと撫でて、目じゃなく指先で確認しながらしました。
5)3)と4)をもう一回繰り返す
6)染色する
ある程度、平になった状態で染色するため、色の濃淡が比較的均一で凸凹があまり気にならない程度に。
普通は、薬剤で磨いた後は染料がしみにくいので、磨く前にしますが、磨いた後でもコバから2mmぐらいは浸透していました。(私調べ)
7)3)と4)をもう一回繰り返す
8)ウェスで磨く
結果は、ピカピカとはあまり関係がありませんが、ボコボコが目立たなくなり、染色も均一になり、見た目が綺麗になりました。
見た目が綺麗だと、なんか気持ち的にもピカピカに見えてきます。
目止め液を使う、染色を磨いた後にするなど、普通はあまりしませんし、これが後からどのような影響を与えるかもわかりません。
財布を作る予定があるので、試しにその方法で全部作ってみます。
やっぱりうまくいかなかったーーーとなりそうですが、やってみます。
No.2
- 回答日時:
革は、加工したことがないのですが・・・
一般に硬い物ほどピカピカに磨けますので、磨く前に硬くしておくことが考えられます。
下地が粗い時は、目止め材をを使い、目止めをします。
ヤスリ掛けは、粗目の物から細目の物へとやるのが基本ですが、ヤスリ目が残りますので、ポリシングという磨き仕上げをします。ヤスリ目を擦り潰す作業です。ポリッシング材というのもありますが、革の場合は、革とか柔らかい布で磨くことが考えられます。仕上げにワックスを塗って磨きます。
革は、タンパク質ですので、タンパク質と相性の良い膠で固めると良いと思います。
または、ホットグルーというやつです。
ちなみに布糊は、デンプンです。
No.1
- 回答日時:
先日ボンドの質問で回答したものですが、相談者さんの過去質問を調べていくつか読んだのですが、
相談者さんのやり方や悩みに重大な欠点に気づきました。
それは、試行錯誤が優先で、レシピ通りに作らないので、いつまでも自分の経験が蓄積しない。
革細工も木工もそうなんですが、試行錯誤するほど新しい技術はなく古典的な工作なので、今の普遍的なやり方が、先人たちの試行錯誤の結果で生まれた器具とレシピでできている。
試行錯誤されてできているものを、再度試行錯誤することを「車輪の再発明」といいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E8%BC%AA …
車輪の再発明をしてしまうのは、今自分のやっている事の仕組みを理解していないから。
革細工って手順の塊で、順番間違えると、縫えなくなったり、金具が打ち込めなくなったり、磨けない部分とか出てくるじゃないですか。
料理と同じで、レシピという組立手順が大事で、前段階がずっと後まで影響し、最初に完成形を描いて、完成形に向けて作業しないと、形通りに仕上がらないのです。
だから、下拵えの時点で間違うと、最初から最後までずっと違うものが完成します。だから基礎がとても大事。
だもので、いろんなクラフターが経験からいろんなコツを持っている訳ですが、そのコツはそのクラフターのレシピの中で完成時に発揮される下拵えなわけで、その人のレシピ通りに最後まで作らないとコツの意味もわからないし、意味がなくなることも多いのです。
だから途中に他人のコツを混ぜると危険。自分が何をしているのかわからなくなるし、他人のコツをいろいろ導入するといつも思いつきで作ることになり、自分の過去の経験が生きないので、いつまでも上手にならないのです。
このやすりの質問に関しても、色んな人のいいとこ取りのコツを混ぜすぎて、自分が何をやっているのかわかならくなって迷走している。
ネットがあるせいで、いろいろな知識が入手できるので、良さそうなコツがいろいろ見つかると思うのですが、
一度、全部リセットして、自分が信じるひとつだけのクラフターの手順をそのまま最後まで作ってみてください。
ひとつを確実に習得することで、問題点が見えてくる。
前置きが長くなりましたが、やすりの回答です。
・ヤスリは、磨くのではなく、削って研ぐ道具です。
・ふのりやトコノールは磨き液で、荒れた面を削ったり研いだりしません。
・ふのりで磨いたものをヤスったら、傷をつけるだけで、ふのりを剥がす行為。
・ふのりを荒れた面で磨いても、傷は埋まりません。
だから、ヤスって、磨いて、ヤスる行為は全部無駄です。面を完全に整えてから1回だけふのりで整えれば完璧。
革細工で400番以降が意味が無いのは、革の繊維サイズが320番程度であり、ふのりで固めないと削れないから。
600番以降は革を整えているのではなく、ふのりをけずっているだけ。ふのりをやすりで磨いても、革のボコボコはいつまでも埋まらないし光らないのです。1000番となると樹脂か金属をヘアライン加工する番手。光るのは10000番以降で青棒の研磨剤。
想像として一番簡単なのは、爪にマニュキュア塗ったあとに、ヤスリでどんだけ磨いても光らないで曇り剥げる。
爪も革もケラチン細胞の同質で、コバ磨きして光った状態が整えた爪の表面。ネイルとコバ磨きは手順もほぼ同じです。
サンドスティックとファイルは材質形状同じものだし、マニュキュアもコバスーパーも同じエナメル塗料、バッファの高級品はセーム皮製。
歴史的にはどちらかというとコバ磨きのほうが化粧道具から流用されてきています。
接着剤もそうですが、数年レザーをやってきて経験値もたまったところで、一度足元を見なおしてみてはどうでしょうか。
車輪の最発明、肝に銘じておきます。
コバ面を完全に整えるのが、私にとって難しいみたいです。
包丁で切るがコバ面を完璧に整える方法としても、
大抵の作品は張り合わせ、ずれたのを、まずはドレッサー→400番になるかと。
そこで、整える時にがんばって、ドレッサー→400→600→800と試した事もありましたが、表面は、小さい凸凹状態でピカピカ。
ドレッサー→400番とたいして差がない結果でした。
参考書やブログなどの写真と見比べてみても、私のと比べてそう違わないので、これで良しと思っていましたし、それで、作ってきました。
ただ、見てしまったのです。
磨いた状態でピカピカのコバたちを。
そこには、800番、1000番、磨いたら削ります、、、、など書いてあり、手間はかかるけど、ピカピカになりますと。
それを見てしまって以降、迷走のはじまりでした。
書いている人も簡単な概要は書いていますが、細かくは書いてません。
なので、マネしても、うまくいかないことばかり。
初心にかえる事も考えましたが、やっている人がいるなら、やり方があるはずだろうと思い、質問などして今日にいたります。
むー、いったん、初心に戻ってみたほうが、いいのでしょうか。
回答ありがとうございます。
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