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週刊ポストの記事で高橋洋一と長谷川幸洋という人が対談をしています。その内容について
疑問の点があるので質問します。一つでもお答えいただければと思います。
1 マイナス金利で当座預金から資金を振り向けて株投資をして株式市場が上昇すれば企業が直接資金  を調達できるので良いと言っていますが、そうなるとますます上場している大手企業は
  銀行から資金調達をしなくなって、銀行が貸出先に困ることにならないでしょうか?
  そうなれば非上場の中小企業があるんでしょうが、今までも低金利だったので資金を借りたい会社
  は有利な条件で借りることができたのではないでしょうか?資金を借りる必要がないのに
  もっと借りてくれと言われて借りる経営者なんているんでしょうか?
  
  
2 住宅ローンの金利が下がるうれしい話だと言っているんですが、借り換えをするとしたら
  ローン負担が減ると思うんですが、新規の住宅ローンがどれくらい増えるものなんでしょうか 
  現在も低金利だと思うので住宅をほしい人はローンを組むし、賃金が増える見込みがないと
  思えば住宅はあきらめたりするのではと思うんですが。
  そもそもローンの負担がどの程度減り、それを消費にどれくらい振り向けるかの問題だと
  思うんですが、また将来ずっと負担が続くのに、一時的な経済政策でローンを組む人が
  経済の土台をよくするくらい増えるのかなあと思うんですが

  1も2も結局は経済の状況が本当によくなって資金の需要が発生すればマイナス金利に
  しなくてもできることなのではと思います。
  また企業が内部留保をしているのも、同じなのではと思います。
  結局は資金の需要を生むような状況を作れなくて資金の需要がないだけのように思うんですが

A 回答 (5件)

1について


銀行の生業が融資なので株式投資してウンヌンはまともルートの話ではありません。
マイナス金利で日銀に払うより融資というマインドは誘導されますが現実として確実に返済される融資先があるかが問題です。
それは、自己資本比率とかBIS規制とかの健全経営の指標や規則があります。何でも融資できるわけではありません。

このような時は日銀のサイトの説明からみると良いと思います。
マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入する。日銀
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2016 …

まず日銀が各金融機関に支払っている金利は現在0.1%で1%ではありません。(どこかにそんな書き込みもあったので)
そしてお小遣いとのご指摘もありますが現在の政策金利である無担保コール翌日物の金利が
無担保コールO/N物レート(2月12日<金>速報)(O/Nはオーバーナイトで翌日という意味です)
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/mp160212.htm
日本銀行金融市場局
•平均 0.071%
•最高 0.125%
•最低 0.010%

となっており短期の金融市場で金融機関同士の貸し借りでの金利も0.1%弱あるので法外な金利ではありません。
その根拠は、
*****
補完当座預金制度の概要 2008 年 10 月 31 日 日本銀行
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2008 …
.制度の主な内容
• • 日本銀行が受入れる当座預金および準備預り金(注)のうち、いわゆる「超過 準備」(準備預金制度に基づく所要準備を超える金額)に利息を付す。
利率は、日本銀行が金融市場調節方針において誘導目標として定める無担コ ールレート(オーバーナイト物)の水準から日本銀行が定める数値(いわゆ るスプレッド)を差し引いた利率
*****


またこの金利が税金からとの書き込みもありますが日銀は独立した法人なので税金の投入はありません。そして金融の調整で国債を買っていてそのクーポン金利分は毎年受け取るのでそれから支払えます。(だいたい日銀がお金を刷ると書いておいて金利は税金という整合性のない理屈はおかしい)

また日銀の当座預金は国内の銀行間の決済の役割はありますが、海外の決済には使えません。
海外との決済はコルレス銀行のコルレス口座で行われます。
第7章 決済の実行 コルレス・バンク
https://www.boj.or.jp/paym/outline/kg73.htm/

尚 民間の銀行の当座預金は、手形や小切手の発行や決済が行えるのが普通預金との違いその経費があるので法令で無利子としています。運用しないからではありません。

2.について
雀の涙程です。増えません。
日本の空き家や空室率を見たらそんなに増えないと思います。
オリンピックのバブル一時的に持っているだけでしょう。
人口ピラミッドからローンの中心世代が減っていく現実を見るべきでしょう。
雇用が増えても非正規だけですから将来が見通せません。
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たぶん、質問者さんは「マイナス金利」を理解できていないと思います。



高橋洋一 - ぬるま湯の銀行を締め上げるマイナス金利は正しい
http://diamond.jp/articles/-/86118

銀行の日銀当座預金残高は250兆円。その大半に0.1%の金利が付いているので、これだけで銀行は年間2200億円の利益を得ている。

今回の黒田日銀のマイナス金利であるが、250兆円を超えて新たに日銀当座預金が積み増されると、それに対してマイナス金利になる。既存の250兆円の部分の既得権は維持されるので、2200億円はそのまま銀行の「小遣い」となる。

今後、さらなる金融緩和になれば、この2200億円の小遣いも召し上げられるかもしれない。それを銀行は極端に恐れているので、マイナス金利を批判的に扱うわけだ。

マイナス金利にしても、資金需要がないというのが、銀行の言い分である。銀行を擁護するエコノミストから決まって出てくる言い訳だ。

1月30日、日銀から公表された経済・物価情勢の展望の参考係数における図表39と図表40の予想物価上昇率を見ると、どのような指標をとっても1~2%程度である。
これは、実質金利(=名目金利-予想物価上昇率)がマイナス1~2%程度であり、少しでも収益の得られる事業なら資金需要があることを示している。こうした状況で、資金需要がないという銀行の言い分はまったく説得力を欠いている。

>1も2も結局は経済の状況が本当によくなって資金の需要が発生すればマイナス金利に
>しなくてもできることなのではと思います。

デフレや実質金利を鑑みないで、マイナス金利を批判していませんか?
あくまで、マイナス金利は金融緩和政策の一環です。
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まず、マイナス金利云々以前に、当座預金と普通預金の違いってご存知でしょうか?



■当座預金とは?
決済用の口座。預金金利が付かない(運用しないから)。
■普通預金とは?
多目的口座。預金金利が付く(定期預金ほど金利が高い)。

今回のマイナス金利とは、一般の金融機関が、海外との為替決済の為の”当座”預金口座を日銀に設けている金利の話です。

通常は海外との時差の関係上、日本の夜間などに決済が行われるので、決済が足りない場合は日銀が一時的に融資したりします、しかし、預金口座がないことには融資も行われないので、一般的に一定金額の預金残高が必要となります。

この部分は、今後も無金利です。
しかし、公定歩合を廃止した時に、ある一定以上の預金については1%の金利を特別に設けるようにしていました。

この金利は税金負担です。

今回のマイナス金利とは、この税金負担を止めて、必要以上に預金する場合には金利(手数料)を取ることにしたのです。

ご存じの通り、日本の国債金利は10年物でも1%なのです。
国債は買う分に上限がありますが、一般の銀行が預金するだけで1%の金利を稼げるなんて、とても夢の口座だったのですよ。

①そもそも投資先の企業を探すのが銀行の本分です。投資先が無くて困るというのなら本末転倒でしょう。株式投資や投信もするように金融自由化したから、証券会社もグループ化して吸収してきたのですから知らんで済みません。

②金利の上下で、住宅ローンが増えることはありません。
基本的にインフレ時にはローン加入が増えるのです。
なぜか?
インフレによって、元金の価値が減るからです。

インフレだから金利は上げるべきなのに、0金利のまま。
しかも銀行へのマイナス金利の実行で、銀行で止まってた現金が、市中へ供給されることになります。
なのでインフレマインドは加速されます。

しかし、現状は$・€・£・元の世界通貨安で、逃避先で円が買われています。
このところの114円までの円の急騰がそういう話です。

日銀の新たな円の増刷(100兆円前後)を待たねばならないでしょう。
外人が円を買い過ぎるので、日本で利用されないのです。
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1.現状でも充分に低金利だったが、それでも借り手が特別にふえる事も無かった


 マイナス金利というインパクトはあるが、その適用範囲は日銀に預けられている膨大な当座預金のウチの一部であり、全体的に見れば未だプラスの金利である
 あくまでも、言葉・イメージのインパクトを意図した方策だし、日銀に政策選択の余地がまだあるというメッセージを発信したかったのが趣意

 市中への貸し出しが増えるというのは、後付けの理由であり建前論

2.先の説明にもあるように、プラスからマイナスというインパクトが主目的であり数値で見ればその違いは僅か
 逆に、金融機関の安定的な収益源が一つなくなることにでもなれば、収益確保の為に
 各種手数料の値上げや貸出金利の引き上げだってあり得ない話ではない
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1. 金利が下がれば投資の回収効率が上がるので、それまでの金利だったらしない投資もできるようになるのでは?



2. 住宅ローンは金利が下がると同じ年収で借りられる金額が増えます。

まあ経済が弱いのは間違いないですね。ただ金利下げが流動資金を増やすのは間違いないでしょう。
景気なんて所詮は気分的なものが多いですし。
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