ハとガにはいくつもの働きがあり、すべてを網羅することなどとてもできないと思います。
いろいろ考えるうちに、もしかするとハの後ろは否定文になりやすいのではないか、と考えるようになりました。
考えがまとまっていませんが、下記に入れたコメントのようなことを考えています。
【否定形の場合でハとガの使い方】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9132229.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
回答者: 1311tobi 回答日時:2015/12/16 18:27
例:「アイスが好きじゃない」はダメだけど
例:「アイスは好きじゃない」が正しい。
↑が違っているのでは。
「アイスが好きだ」
「アイスが好きじゃない」
「アイスは好きだ」
「アイスは好きじゃない」
どれも文脈によって成立します。
そのことは、先行コメントを見てもおわかりでしょう。
質問の本題はそういうことなのでしょうか。
質問者は相当日本語を勉強されているようなで、一般的な話は省略します。
一般的な話とは別に、〈肯定文ではガになりやすく、否定文ではハになりやすい〉という傾向はありそうです。
ずいぶん前から当方はこのテーマを考えています。
辞書はもちろん、「ハ」と「ガ」を扱った多くの論文を見ても、このことはほとんで出てきません。そういう文献があれば是非教えてほしいところです。
おそらく、ハの「排他性」(「とりたてのハ」の裏返しとも)に関わりますが、正確なところはまだわかりません。
以前あった下記のやり取りは参考になるでしょう。当方のコメントで重要なのはNo.4とNo.10です。
【「〜がありますか?」と「〜はありますか?」の違い】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9082804.html
元になるのは下記のブログです。
非常に長いので↑のやり取りにない部分で重要なポイントだけ抜粋します。
【チャレンジ日記──「ハ」と「ガ」〈2〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-592.h …
いろいろあって、仕切り直して書いたコメント[60]の一部が下記。
==============引用開始
タチの悪いイタズラをしでかした犯人を捜すために先生が子供に訊く……くらいの状況を考えてください。
先生「あのイタズラをしたのは太郎ですか、次郎ですか」
三郎「太郎はしてません。次郎がしました」
※三郎の言葉は「次郎がしました。太郎はしてません」と入れかえることも可能でしょう。
※この例文だと、既出(旧情報)&初出(新情報)は無関係だと思います。「文脈のよる」とも言えない気がします。
さらにこれは次のような形も考えられます。
先生「あのイタズラをしたのは太郎ですか、次郎ですか」
太郎「ボクはしてません。次郎がしました」
※太郎の言葉は「次郎がしました。ボクはしてません」と入れかえることも可能でしょう。
※第三者と当人では違いがあるのかないのか不明です。とりあえずいまのところは、違いはないようです。
こうなると、「肯定文では〈が〉になりやすく、否定文では〈は〉になりやすい」と言えるのでは……という気がします。
==============引用終了
コメント[62]以降で、興味深い話になる。
否定文だから「ガ」になるのではなく、〈No.1(複数犯のなかの主犯or単独犯)をマークするときに「ガ」〉になる、と考えられるらしい。
だから、質問が「宿題をやってこなかったのは太郎ですか、次郎ですか」という形になると「ガ」と「ハ」が逆転する。
三郎「太郎はやってきました。次郎がやってきてません」
太郎「ボクはやってきました。次郎がやってきてません」
この場合は、なぜか「次郎はやってきてません」でもさほどおかしくないのかもしれない。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
参考になる文献(できれば読みやすいもの)などを教えていただければ助かります。
あるいはヒントになりそうな細かい話でも大歓迎です。
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
なぜ、「が」と「は」を対比させるのですか。
この二つは別物だと言うことは、お分かりのはずなのに。この「が」と「は」で悩んだのは随分古い時代の話になります。英語を学び始めたころの話です。しかし、その話は後にして、「対比」させるなら「は」と「は」を使えばいいはずです。「太郎はやりましたが、次郎はやりませんでした」
なぜ、「が」と「は」を並べる気になったのか、考えました。そのヒントはブログで引用された過去の話題にあるようです。
○1.“誰「が」、ここにあったリンゴを食べましたか?”←→“ここにあったリンゴを食べたの「は」、誰ですか?
○2. 「〜がありますか?」と「〜はありますか?」の違い(Advilはありますか)→駐車場はありますか。
○3. 否定形の場合でハとガの使い方(お友達に教えられたのは、主語などの後否定があるならガを使ってとはいけない。 例:「アイスが好きじゃない」はダメだけど 例:「アイスは好きじゃない」が正しい。)
一番関係ありそうなのは、3.ですが、1.2.も関係ないとは思えません。1.ではあなたの『「情報の焦点:言いたいこと、聞きたいことの中心」は「は」の後ろ、「が」の前の名詞にあること』というのが、記憶に残ります。これは特に「は」の側面をよく言い当てています。「は」の前は「主題化されて固定した概念であり、したがって「主題化」が大切なことだと言えます。この主題の後には場合によっては長々とした叙述が続くことも許されます。「我が輩は猫である」の「我が輩は」が句点を飛び越えて行くと説明されたのは、そういう性質を意味しています。「は」と「が」の違いを如実に表しているのが、「疑問語」(誰)が「誰が」になることはあっても、「誰は」にならないということです。
2.の話題は、新情報・旧情報の問題が今も重要な事項であることを意味しています。新旧の話は時系列の話ではありません。新しいものは時間の経過とともに古くなるという話ではなく、「新情報」として提出されたものが、「主題化」されて始めて意味を持ってくるということは、『日本語教師のページにおける「は」と「が」』にも説明されていますが、庭三郎氏の「現代日本語文法概説」の中でも「主題化」が実例を上げて説明されています。
「このあたりに駐車場はありますか」というときには、「駐車場」が話題性を持っているときに通用するのです。たとえば、最近このあたりに観光名所ができて,訪れる自動車が急激に増えたが、駐車場が無くて困っているという状況があるとき、「駐車場」は主題化されていると言うことです。そうでもないかぎり、「このあたりに駐車場がありますか」といい、(新情報)、それに答える人が「駐車場はありますよ」と(主題化して)答えることになります。この話があまり長くなると迷惑にもなりかねませんので、また機会があれば。
さて、問題の3.ですが、この回答にはわたしも加わっていたのですが、そのわたしが勘違いしていたことに気が付きました。実はこの質問者は、その辺の事情に気が付かず、締め切ってしまいました。
この回答の正解は、「対象」の「が」であったのですが、単に「対象を表す『が』です」と言っただけでは、そういうことを普段から言っていない人は、分からなくて当然かも知れません。
「アイスが好きだ」
「アイスが好きじゃない」
「アイスは好きだ」
「アイスは好きじゃない」
どれも文脈によって成立します。
これは、質問者の回答ですが、これはそのとおりです。しかし、この回答の時点で「が」を「対象」と考えていましたか。もしそうであれば、「アイスは好きだ」は「アイスが好きだ」の言い換えに過ぎないのであって、この二つが特に対立する(対比なもの)では無いことがわかるはずです。「は」は「が」を強調しているに過ぎないことも。
「あの人が嫌いだ」を少し強調して「あの人は嫌いだ」と言うことはあり得ることです。「は」で「あの人」を主題化したものだと言っても、それで話題が続けられれば納得できますが、それだけで話が終われば、大して違いありません。
「太郎がしました。(けど)女郎はしませんでした。」というような例を挙げられたのは、「が」が主格」で「は」は「主題」という考えがあったのではないでしょうか。最初にいったように、「主格」の「が」と「主題」の「は」を並列的に並べて言うことはあり得ないと思います。もし、使うなら、「は」が先にあって、後に「が」が続く、いわゆる「ハ・ガ文」の形をとることになります。
多少、批判的な口ぶりになってしまったことは、お詫びします。
思い出したので付け加えます。
先生「あのイタズラをしたのは太郎ですか、次郎ですか」
三郎「太郎はしてません。次郎がしました」
この場合の答は「次郎がしました」で答を終えることができます。「が」は「排他」の「が」です。
ウーン、どうなんでしょ。
ハとガを同じものと考えるのは危険ですが、まったくの別物と考えるのも無理があると思います。
当方がハとガを並べたのは、世間ではそういう考え方をよく見ますし、そのほうが考えやすいと思ったからです。
有名なところでは「新情報/旧情報」でしょうか。おとぎ話の例は、ハとガの一面を知るのに有効だと思います。誤解される面もあるでしょうが。
ご指摘いただいた「1」「2」は、あまり関係しません。
「3」は……当方の中では何も進展がないまま終わってしまいました。
ハの後ろが否定形になりやすいのは、主題/主語を表わす場合だと思います。そのほうが考えやすいと思います。
しかし、「対象」の場合もその傾向がある気がします。
OKATさんが過去のコメントで〈「否定の『は』と呼ぶこともあります〉〈わたしはこれを『否定の「は」』と呼んでいます〉と書いていたのは、いったいどういう考え方によるものなのでしょうか。
ガを絡めずに説明できるのなら、そのほうがよいのかもしれません。
>この場合の答は「次郎がしました」で答を終えることができます。「が」は「排他」の「が」です。
そなのでしょうか。当方は、あるかたに〈ハの排他性〉と教えてもらい、そう思い込んでしました。具体的にどういうことなのかは、よくわかっていません。
下記は以前mixiで立てたトピです。
雑音が多くて閉口しましたが、いろいろ教えてもらいました。
No.5
- 回答日時:
否定文については、「ない」「ませ<ん>」のように打消しているものでしょう。
なお、「はしたない」「がんぜない」「せわしない」などの形容詞は否定ではありません。問題は、「は」の後につく否定ですね。この場合、「主題」の「は」ではなく、
(4)叙述を強める。
(ア)〔格助詞・副詞などに付いて〕 意味や語勢を強める。
(イ) 〔動詞・形容詞の連用形,および助詞「て・で」に付いて〕 一続きの叙述の一部分を強調する。 「絶対に行き-しない」 「なるほど美しく-ある」 「少なくともわかって-いる」 「まだ書いて-いない」 「真実で-ない」 (大辞林)
この(イ)の場合ですね。この場合、どうしても否定が増える傾向があります。別の言い方をすれば、その部分を強調することは、「~はない」「~ては~ない」「~ではない」の形になりやすい、「~はある」「~ては~ある」「~ではある」の形にはなりにくいということです。(ただ「~ては~ある」は「~ては~ない」(例「~してはならない」「言ってはいけない」)への対抗上「~ては~ある」をいれてみたが、こんな言い方はちょっと思い付きません。)
例によって「青空文庫」で検索しました。「ではない」・「ではある」 予想に反して二つとも「1000件」を超えました。しかし、気になったのは「ではある」の中にかなり多く含まれたのが、「ではあるまいか」です。訳すれば「ではないだろうか」になります。これ、結論は「否定」「肯定」のどちらでしょうか。最後の「か」がどうにでも受け取れるのですね。
何かいい方法で調べたいのですが、いまちょっと思いつきません。
コメントありがとうございます。
例によって文字数をオーバーしました。
下記をご参照ください。
【ハの後ろは否定形になりやすい傾向はあるのでしょうか】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12131191326.html
No.4
- 回答日時:
補足
>「そんなことをしてはダメ!」「そんなことはしないの!」というのはしつけではないのでしょうか。
もちろん、しつけをした(つもり)です。
猫のしつけはそうします、粗相をした時、時間を開けてはダメです、その時その場で叱ります。
でも、場所が変わるとダメです、改めてその時その場で叱ります。
猫は言葉を理解しません、言葉を理解する人なら、そういうこと(必要なこと)をする時は、こういう場所でこのように)・・・・が理想です、それが考えられない時は、その行為を否定するだけなので簡単なだけです。
この場所でこれをしたら痛い思いをした、(利口な猫は叱られる、がわかるらしい、痛い思いは不要もあります)が記憶に残ります。
山のふもとは日陰になるのが早い、おおむね正しいですね。
そんな知恵だけで次に進むと?、日陰になるのは山のふもと・・・?を平気で言ってしまいかねません。
No.3
- 回答日時:
>胃兪
自分でもわかりません、個人的にいつもそう思っています「いつも」言う・・。
廊下は走らないように。
伝わるのは、廊下で寝ても(よい)、キャッチボール(走りさえしなければ)しても(よい)、ケンケンとびしても(よい)・・・・その他、「走る」を除くすべて可能。
寝る、キャッチボール、ケンケンとび、いずれも否定されていません。
結果的にはその通りかも、でも逆は必ずしも真ならず、も理解しないと、と思います、もちろん押し付けるつもりも説得して押さえつけるつもりもありません、バカのたわごとを、もって他山の石とする、しない、は自由です。
>自分でもわかりません
ご本人がそうなら、他者はわからないでしょうね。
>廊下は走らないように。
教育論の話をする気はなのですが……。
>もちろん押し付けるつもりも説得して押さえつけるつもりもありません
そんなふうには感じてませんが、もう少しわかりやすくお願いします。
No.2
- 回答日時:
> 参考になる文献(できれば読みやすいもの)などを教えていただければ助かります。
> あるいはヒントになりそうな細かい話でも大歓迎です。
どちらもできませんが、ちょっと気になったので、気になったことを書きます。
「否定形・否定文」とそうではないのとの区別はどうなのでしょう。
➀これは否定形です。⇒肯定文
②このガラスは無色です。⇒肯定文
③このコーナーは危ない。⇒
④あいつの部屋は汚い。⇒
⑤円には角がない。⇒ある/ないと区分・判定している文は、「ない」で終わっても文としては肯定文
⑥ちょっと味がたりない。⇒否定文かな?
➆塩が少なかった。⇒肯定文かな?
⑧あいつの挨拶はぎこちない。⇒何を否定しているのかを考えると、やはり肯定文だろう。
⑨はしたない。そんなことをしてはだめ。⇒前文は肯定文。後文は否定文。
⑩あいつの意見は論外だ。⇒肯定文
⑪済まなかった。深く謝罪する。⇒ともに肯定文
⑫あいつに謝るのはイヤダ。⇒肯定文
⑬妥協したり、譲歩するのには、私は反対だ。⇒肯定文
⑭あいつが犯人に違いない。⇒肯定文だろうか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
きりがないですね。
否定、否認、排除、排斥、無視、判定、判断に関わる用語は、{悪くない・仕方ない・くだらない・つまらない・ぎこちない・はしたない・少ない・汚い・危ない・幼い・あどけない・違いない}などは基本的に肯定文形になるでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
回答者 fxq11011さんの意見から思いついたこと
「~~は」は、「~~についてこれから述べます」のように場合に使うことが多いです。
だから、その述べる内容には、肯定文でも、否定文でも、なんでも持ってこれるのだと思います。
「~~は、」の後に続く文を大量に調べて、肯定文と否定文の比率がでても、それは言いたいことに肯定が多いか、否定が多いかということにしかならないだろうと思います。
(この「ならない」は、肯定でしょうか、否定でしょうか。たぶん「限定」か「断言」でしょう)
主語につく「が」は、「が」に先行する主語の役割を《述部によって規定するような機能》を果たします。
肉が嫌いだ。水がない。太郎が勉強しない。花子が遊んでくれない。お金が足りない。料理に味がない。砂漠には住んでいる人が少ない。心が美しくない。顔が汚い。
肉が大好きだ。水があった。太郎が勉強してる。花子が寝ている。お金が余ってる。この料理にこのワインがぴったり。都会で働く人が多い。心が美しい。顔が綺麗。
「が」を使っても、述部にはどのような表現もつきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この質問を最後まで読むヒトが、たくさんいますか?
この質問を最後まで読むヒトは、たくさんいますか?
どっちが多いか、簡単には推定出来ないほどでしょう。
私には見当がつきません。
(この場合は、「私には見当はつきません」は使いにくいです。「私には見当もつきません」なら使います。 「は」は「~~についてこれから述べます」のイメージだから、後続が「つきません」だけしかないと、へんなんです。)
コメントありがとうございます。。
>「否定形・否定文」とそうではないのとの区別
とくに悩んだことはありません。動詞などを否定する言葉がついた場合が否定文では。
まあ「あいつはバカだ」というのは、否定的な内容の肯定文ですが……。このあたりは、「全然」の使い方に通じるかもしれません。
当方は、「全然おいしい」のようにフツーの肯定文に使うのには強い異和感があります。
「全然ダメ」「全然違う」→は否定的な肯定文なので異和感がありません。
ただし、下記の「内容は否定的」とは違うような。
これを書きはじめると横道に逸れそうなのでやめます。
いかはとっさの判断です。
➀②⇒肯定文 です
③④このコーナーは危ない。⇒肯定文(内容は否定的)
⑤円には角がない。⇒肯定文
⑥ちょっと味がたりない。⇒否定文
➆塩が少なかった。⇒肯定文
⑧あいつの挨拶はぎこちない。⇒ちょっと微妙ですが、肯定文
⑨−1 はしたない。⇒⑧と同様
⑨−2 そんなことをしてはだめ。⇒肯定文でしょう
⑩あいつの意見は論外だ。⇒肯定文
⑪済まなかった。深く謝罪する。⇒ともに肯定文
⑫あいつに謝るのはイヤダ。⇒肯定文
⑬妥協したり、譲歩するのには、私は反対だ。⇒肯定文
⑭あいつが犯人に違いない。⇒これは微妙ですね。「違わない」なら否定文でしょうが、「違いない」だと……やはり否定文でしょう。
否定が多いかということにしかならない⇒否定文
改めて考えると微妙なものもあるようです。
ただ、当方が出した例文は、肯定文か否定文かは明らかだと思います。
「多い」「少ない」ということではないと思います。
下記のような場合に、「は」と「が」のどちらが自然か。その理由は、と考えています。「次郎{は/が}しました」は「は」もかろうじてアリかなと思います。しかし、前のほうの文は、「が」にはしにくい気がします。
先生「あのイタズラをしたのは太郎ですか、次郎ですか」
三郎「太郎{は/が}してません。次郎{は/が}しました」
先生「あのイタズラをしたのは太郎ですか、次郎ですか」
太郎「ボク{は/が}してません。次郎{は/が}しました」
No.1
- 回答日時:
言葉が先で文法は後から、が前提ですが。
「は」係助詞、主題の提示、ということで、以降の内容は主題に関することに限定される。
「が」は格助詞、主格、胃兪も言いますが、主役です、主役故どんなふるまいも可能です。
すべてを否定することはまずないと思います、限定して否定がふつうです。
子供のしつけに否定語の使用は意味がないのもそのため、限定したものを否定するだけ、否定されないだけでなく肯定されるものが全く示されないからです。
「が」で主役の場合は。否定のふるまいも、肯定のふるまいもすべて可能です。
「は」は否定が多いというより、否定はまず限定されるため、結果として「は」が否定につながることが多いように感じるだけと思います。
とらまえ方が逆では・・・と思います。
コメントありがとうございます。
かなり微妙な問題なので、コメントを慎重に読みます。
揚げ足をとるような印象になることをあらかじめお詫びします。
>言葉が先で文法は後から、が前提ですが。
それは原則的にはそのとおりでしょう。
しかし、一概には言えないと思います。たとえば本題の場合、何が「言葉」で何が「文法」なのでしょうか。
コメント全体の趣旨はわかる気がします。
「とらまえ方が逆」とも言えるかもしれませんが、当方の考え方は、いわば結果から逆算しています。
>「が」は格助詞、主格、胃兪も言います
「胃兪」がなんのタイプミスなのかどうしてもわかりません。教えてください。
>すべてを否定することはまずないと思います、限定して否定がふつうです。
これは当方が書いた〈ハの「排他性」(「とりたてのハ」の裏返しとも)に関わります〉にきわめて近いと思いますが、違いますかね。
>子供のしつけに否定語の使用は意味がない
ここはまったくわかりません。
「そんなことをしてはダメ!」「そんなことはしないの!」というのはしつけではないのでしょうか。
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