プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は30年以上前からコンピュータの基礎を学ぶためにパソコンを必修科目にすべきだと考えていたのですが、いまだに実現していません。言語は何でもいいです。プログラミングの基礎的な考え方、アルゴリズムを習得できれば良いと考えています。というのは、プログラミングの習得には、外国語と同じように年月がかかるものだからです。また30年前に習得したプログラミングは言語が変わっても応用が利くというのもあります。

昔は、読み書きそろばんが基本的な教育内容だと言われていましたが、現代は読み書きパソコンでもよいのではないでしょうか。これが可能なら、他国に遅れを取っているソフトウェア技術はもちろん、他の研究分野も大幅に効率がアップすると思うのですが・・・。

A 回答 (6件)

「コンピュータの基礎を学ぶためにパソコンを必修科目にすべきだと考えていたのですが、いまだに実現していません。



まず、教育面から。

2012年に学習指導要領が変わり、中学校の技術・家庭科の授業で「プログラムによる計測・制御」が必修になりました。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youry …
内容としては、

D 情報に関する技術

「(3)プログラムによる計測・制御について,次の事項を指導する。
 ア コンピュータを利用した計測・制御の基本的な仕組みを知ること。
 イ 情報処理の手順を考え,簡単なプログラムが作成できること。」

次に、
これは、「教えてgooウォッチ編集部」から出た題材の
「子どもの習い事にプログラミングってどう思う?」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/9183102.html

にも少し書いた件ですが、ご質問者さんは、実際に、プログラミングを教えた経験はおありですか?もし、複数の人に教えた経験がお持ちなら、おわかりになっていたはずです。

それは、人には「適性」があると思うのです。

時々、聞く話ですが「英語とプログラミングは、両方出来て当たり前。」そんなことはないです。海外のプログラミングのQ&Aを見ていても、それほど日本人と技術的には変わりません。

私のPCの師匠は、70歳を過ぎたおじいちゃんですが、False を、ファルスと読んで、失笑されます。それでも、Windowsの新しいものが出れば、大勢の皆さんの前で講演しています。

多くの方がプログラミングで感ずるのは、実際には、必要な時に何も役に立たないのではないか、という懸念があります。学習時間に対するパフォーマンスが低すぎるからなのです。

文系の人は「なぜ、これをする必要があるのか。目的は何なのか。何を意味しているのか?」といったことから、この「概念は何か」とかという人までいます。彼らにとっては、重大事項のようです。大方、初級講座終了まで終わらないか、中途半端なままに使わないで終わってしまう方がほとんどなのです。

誰だったか、自宅で、その言語を使えるようになる前に挫折したという女の子もいました。笑い話のようですが、そんな人さえいるのです。

今は、OkWaveと別れましたが、一緒だった当時、OfficeのExcelのカテゴリで、VBAの需要と供給が、あまりに低い次元で成り立っているのをみて、私は、嫌気がさした覚えがあります。

しょせん、アマチュアはアマチュア止まりなのですが、私は、むしろ、数学をもっと勉強すれば良いと思います。学校で教える数学は、脈絡もなくいきなり問題が出て、これを解けというような部分が多すぎます。私の感覚では、プログラミングとは、数学の中のひとつという認識でしかありません。

「paiza開発日誌」
「プログラミング学習を始めた人が、すぐに挫折してしまわないための解決策」
http://goo.gl/J60QTR
>1.目標を明確にする
>2.スタート地点を把握する

一般的すぎるけれども、たぶん、挫折する人は増えもしなければ減りもしません。解決にはならないと思います。私が思うのは、あまりに早く結果を求め過ぎないことだと思います。

次は、外交面からです。

>他国に遅れを取っているソフトウェア技術
これは、教育の問題ではないと思います。

東大の、トロンOSの坂村健さんが、大変にお怒りになっていた話はお読みになったことはありませんか?

はっきり言って、日本のコンピュータ界には売国奴がいるということに他ならないのです。民主党の蓮舫議員が、「スーパーコンピュータで、2位ではダメなのですか」と発言したら、中国では、拍手喝采だったそうです。彼女が、本当は、どういう意味で言ったかは分かりませんが、現実には、表に出ない話にはひどいものがあるともききます。

それに、アメリカ商務省に脅かされたら、すぐに首をすっこめる役人たちがいるからです。以前、テレ東の『日高義樹レポート』で、実際に、日高氏が、米国商務省の役人にインタビューで、民間レベルで問題が出ても、米国政府の役人がすぐに出張ってくる話をしていました。

Microsoft は、日本では、やりたい放題ではないでしょうか。
いい鴨にされているわけなのです。

Microsoftは、インドの恵まれない子どもたちを支援するために莫大な寄付をするとか、それは、日本などの先進国からMicrosoft 製品を購入した「余剰金」によって、賄われているような気がするのです。特に、日本は、他のアジアの国々よりも高いものを買わされていたりします。OSやソフトのバージョンアップのために、地方自治体が予算がでないままに、そのまま使い続けているというケースもありました。

我が国は、2000年のIT革命と称して、官主導型の推進事業をしましたが、途中で放り出してしまいました。それでは、今の英語教育推進のプロジェクトと同じで、国内の民間企業を儲けさせるだけであって、国民全体の語学力の向上には一向に結びつきません。

かつての日本電気のように、下部組織を非常に手厚くしていった日本型の経営方針では、いろんな発展性がありました。政府自体が、外国資本から、国内産業を保護するようにしなければ、国のコンピュータ産業の発展は難しいのではないかと考えています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私がコンピュータに興味を持ったのは、おそらく小学生のころに自宅にあった「ラジオの製作」という雑誌を見たのが発端で、電子工作から電子回路、そしてコンピュータへ興味が広がったと思います。はんだごてから、ジャンク品に近いオシロスコープまで買いそろえました。
教育現場については疎いのですが、中学の教師をやっている友人が技術を教えていました。(パソコンの教育が始まったころですのでかなり前です)
その頃は、まったく興味を示さない、理解ができない生徒がいる反面、プログラミングに精通し彼岸の境地に達している生徒も居り、かなり苦労したようです。興味を示さない生徒には、プログラミングの知識があれば、こんなすごいことが出来る、ということを見せるのが第一なのかもしれません。

教育がうまくいかないのは、あまりにも時間が少なすぎる、または内容を端折りすぎているのかもしれません。
現実的ではありませんが、他の主要科目と同じ程度の時間がもし取れれば、それなりの成果は得られると思います。
それでも、最近は技術家庭でも教えているようで、少しでも裾野が広がるのを期待したいですね。

お礼日時:2016/03/02 22:09

No.1です。

基本的には、質問者さんの考えに共感できます。でも、事態はもっとひっ迫していて、「プログラミング」以前の「理科的・科学的発想」の欠如が、社会全体を覆っているのが現実ではないかと思います。

パーセンテージの計算ができない、分数の計算ができない、速さと距離と時間の関係が分からない・・・。数学や理科が何故できないか、のルーツをたどっていくと、問題や現象を記述した「日本語」が正しく把握できない(伝える側も正しく表現できない)、問題文から状況を正しく認識・設定することができない、という問題に直面することも多いような。
その一端は、この掲示板でもうかがえます。

世の中、コンセントに差し込んでスイッチを入れれば何でもでき(当たり前で電気は来ている)、常時インターネットや携帯はつながり、コンビニに行けば常に商品が並んでいる、駅に行けば時間通り電車が走る、という当たり前の中で、「裏で何が動いているか」「その基盤を準備するのにどれだけの労力やエネルギーが使われているか」に対する想像力が完全に欠落しています。
携帯やインターネットにしても「~し放題」、買い物は「100円均一」、居酒屋に行けば「2時間飲み放題」で、物事に対する定量的感覚や「価値」、「物量」の大まかな把握という「アナログ感覚」がどんどん麻痺しています。

プログラミングについて言えば、プログラム言語を学んだ「プログラマ」は、人数としては実はけっこういると思います。経産省が所管する「情報処理技術者試験」は、毎年約50万人が受験しています。この質問サイトにも「情報工学」とか「情報処理技術者」「システムエンジニアリング」というカテゴリーがあります。
https://oshiete.goo.ne.jp/articles/qa/1136/
https://oshiete.goo.ne.jp/articles/qa/290/
https://oshiete.goo.ne.jp/articles/qa/269/
ここをのぞいてみれば、「プログラム言語」の知識を持っている人たちが、どういう人たちか一端を知ることができると思います。「プログラム言語」の知識を持っているだけでは、よい「システム」は作れそうもありません。本当の意味の「SE:システムエンジニア」の能力を持った人はかなり少ないようです。

質問者さんのおっしゃる「プログラミング」以前に、ものごとが「どのように動いているか」「目的を達成するためには、何をどのように動かせばよいか」ということをきちんと理解し組み立てる能力(ある意味の「想像力」)を持たないといけないと痛感します。

実は、小中学校の先生にも、そういう「科学的」思考、正しい「想像力」に弱い先生が増えているのではないか、と危惧もしています。
運動会の「組体操」などは、その典型です。
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この回答へのお礼

基礎の論理的思考力を養うのは重要ですね。
私は趣味の延長で第一種情報処理技術者(現在の応用情報技術者試験)を取得しました。

当時の試験問題で、地獄と天国のそれぞれの入口に立つ正直者の天使とあまのじゃくの悪魔の話があり(詳細はググって下さい)、天国へ行く道を知るための効果的な質問を論理式で表わせ、という面白い問題が出ていたのを思い出します。
実生活の事象を論理的に捕らえることはおっしゃる通り重要なことなのかもしれませんね。

お礼日時:2016/03/02 12:02

たぶん、もう少しわかりやすい喩えを使わないと、ご要望は通りにくいかと思います。



例えば、「読み書きそろばん」に喩えるなら、今必要な「読み書きパソコン」の「パソコン」はせいぜいエクセル止まりでしょう。昔は、読み書きそろばんができないと、大人として生活できませんでしたが、今も、プログラミングができなくても十分に大人として生活できます。単に、パソコンで検索とワードを使えないと、大人としてかなり不便なだけです。事務職に応募するならエクセルも必要ですが、プログラミングができなくても、いくらでも食べていけます。むしろ、プログラミングができる大人は少数派でしょう。少なくとも私の友人関係や仕事関係者には一人もいないと思います。

断っておきますが、質問者さんのお考えを否定しているのではまったくありません。単に、自分自身に縁のない作業を必須にすべきだと言われてもわかりにくいのです。まるで「バイオリンを必須に」とか「フィギュアスケートを必須に」と言われているような感じがする人が多数派ではないかと思います。「だったら、パソコン部や、特進クラスのIT教育を充実させては?」というふうに考えてしまいがちではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
読み、書き、パソコンではなく、読み、書き、コンピューターのほうがいいでしょうか。

私は40代半ばになってしまいましたので、若い世代に期待するしかないのですが
私と同世代でプログラミングができる人は、たまたま興味があって独学で学んだ人がほとんどで、しかも少数派です。中学生のころにアセンブラやBASIC、その後C言語その他を学びましたが、その頃に得た基本的な知識は2016年現在のコンピュータでも通用しますし、家電の制御プログラムにも応用できます。

このような知識を、あえて基礎知識としてとらえた時、生活ツールとして、あるいは他の学問の補助ツールとして大いに有効だと感じています。その便利さはほとんどの人が未体験かもしれません。これがバイオリンの演奏技術とは異なる点だと思います。

お礼日時:2016/03/02 06:09

パソコンは、もう既に必須になっています



プログラミングは不要です
それをどう使うかが問題なんです
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
プログラミングが不要だと思えるのは、既にプログラミングができない人が多い社会に慣れてしまっているからではないでしょうか。そう言ってしまえば英語教育も不要になってしまいます。
もし義務教育でプログラミングを教えていたら、プログラミングは不要という意見自体が出てこない社会になっているかもしれません。一部の職人しか持たない技術に終わらせてほしくないと思うのは、他分野に応用が利くというメリットが大いにあるからです。研究開発や解析をするのに市販のソフトがそぐわなければ、各自で作ればいい。また、各自で新しい方法を考案するかもしれません。そのための基礎教育です。
そう考えるだけで可能性が広がるとおもいませんか?

お礼日時:2016/03/02 05:42

今時パソコンとは、あまりにも時代おくれすぎます。


小学校でもパソコンを使った授業が必修になっていますが
もういらないでしょう。その必要性はなくなってしまいました。
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この回答へのお礼

現在でもプログラミングは必修ではないと思いますが・・・。

お礼日時:2016/03/01 22:28

パソコンはツールであって、プログラミングはまた別ものでしょう。



最近の若者は、スマホを使うのでパソコンを持たない人も増えました。
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この回答へのお礼

スマホでも良いですが、簡単なアプリ作成ぐらいできるようになってほしいものです。

お礼日時:2016/03/01 22:30

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