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こんにちは。現在中学3年生の者です。

よく、
大学と高校の偏差値は
10くらい違うものだと思え、と言われるのですが

本当にそのくらい違うのですか?

ちなみに私の、
高校受験前の偏差値は63~8程度です。

大学向けの偏差値…例えば河合塾の偏差値だと、
この数字はどのくらいになるのでしょうか?

A 回答 (6件)

元塾講師です。



 偏差値の細かな定義(どのように算出されるか)は割愛し、試験の点数が高ければ偏差値も高くなるということだけで説明します。

 大学と高校の偏差値では10程度違うという世間の認識は大凡正しいです。
 理由は主に以下の2つになります。
 ①中学受験で一貫校に進学し高校受験に参加しなかった超優秀層が大学受験に参加するから
 ②高校受験時に低偏差値の層が大学受験に参加しないから

①東大などの超難関大学に合格する・進学する多くが中高一貫校の生徒です。高校受験に彼らは参加しないわけであり、高校受験時の偏差値というのはそうした「トップ層がいない試験・偏差値表」ということになります。サッカーの日本代表でも国内組だけで組織するとレギュラーの人も海外組が入った途端控えになるのと同じように、大学受験を基準とした場合、高校受験の偏差値は「海外組(一貫校)抜きのもの」となります。一貫校の人が入った場合、平均値や偏差値50のラインは上がることになり、今まで偏差値が50あったひとは50未満になるように、高校受験時より下がることが普通です。

②偏差値というのは、「その集団の状態を表すもの」になります。①のように優秀層が入れば基準が上がるのとは正反対に、「下位層がいなくなっても平均値が上がる」わけであり、下位層がいなくなれば集団の能力は上がり、能力が変わらない人は偏差値は下がります。

 現実には①と②の両方が影響し、結果10程度下がることになります。
 ただ、注意して欲しいのは「どこの学力層も一概に10下がるわけではない」ということです。偏差値30の人はそのまま30ですし、50の人もそこまで影響がありません。やはり高校受験時に60~70ある人に対する影響が大きいようです。一貫校の生徒数は、全国の高校生の10%にも満たないと言われており、総数に与える影響はそこまでではありません。しかし、高校受験時にトップだった人は、自分たちより上位に人が来ることになり、結果ランキングなどでも下がることになります。1位だった人が11位になったらインパクトは大きいですが、10000位の人が10010位になったも大差がないのと同じです。また大学進学を真剣に考える層が高校受験時に偏差値60~70であり、彼らが目指すのが「人気大学」であり、そこで一貫校と勝負することになるので影響が大きいです。

 また、逆に付属や併設大学の方が高校より偏差値が下がる場合も存在します。東京の私立の武蔵は有名であり男子御三家のひとつであり中学受験時の偏差値はかなり高く(以前実施していた高校受験でも高く)東大合格者数も以前より減りましたがいまだに多いです。しかしその系列大学の偏差値は50を切っています。首都圏にんはこうした「高校が母体で付属の大学」を作った場合は逆転現象が起きています。他にも閉校予定である東京女学館、桐蔭、フェリス等の女子大学付属校です。
 さらに、偏差値の数字だけをみると早稲田や慶應等の難関私立大学・付属校に関してはそこまで数字に変動はありません。
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あまり気にしないでいいんだけど、


例えば
中学受験で偏差値50ぐらいのところに落ちた子供は、
高校受験で偏差値70ぐらいのところに受かることが良くある。

「自分の意志でかなりのお金と時間をかけて中学受験する」のと「中には”とりあえず高校ぐらいはって層や、引退してからの半年で行けるところをの高校受験者がかなりいる」のではレベルが違いますから。

こういうハイレベル私立・国立生が大学受験では参入してきます。
また学力の低い層の一定数は中退したりしてますので、
「大学受験する=それなりのレベル」にはなりやすいです。
少子化と大学の定員増加で大学もだいぶゆるくなってるんですけどね。

あくまで数字なので気にしなくていいですよ。また駿台と進研模試では同大学の判定では偏差値が10以上違います(駿台模試は国立を狙う上位高校しか受けないし、進研模試は私立を狙う下位高校しか受けないです)。このように模試間の差異も大きいです。


都市部の進学校では大学進学率は99%以上です。
日本全体では50%前後ですので、
地方の中堅高校では大学進学者はまだまだ少数派と言うことになります。
置かれた立場は意外と違うんですよ。
ただ数字ですし、個人差も大きく、それほど気にしなくていいものです。
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すごく簡単にざっくりと数字を提示します。



今の大学の進学率は高卒の50%ぐらいです。
ということは、常識的に考えて、高校進学者の下半分は大学受験をしないことになります。

高校受験の偏差値は大体40~75ぐらいが実用範囲ですので、大学受験をするかしないかの分岐点は高校受験時の偏差値57近辺になります。これより下の人たちは大学受験をしない層です。

そうなると、ちょっと下げて偏差値55ぐらいから75ぐらまでが大学受験の層と考えると、中間は65ぐらいになります。
つまり大学受験の偏差値では、高校受験時の65が偏差の中心である50ぐらいに位置する、ということです。

実際には偏差値55~50ぐらいの高校の首位クラスは大学志望することも多いので、偏差の中心はもう少し下がって高校受験の偏差値の60~62ぐらいが大学受験の偏差の中心(50)になるでしょう。

あ、ちょうど10ほど落ちてしまいましたね。

ざっくりとですが、からくりとしてはこういう計算になっています。
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そりゃ違うよ。


偏差値のメカニズムを考えれば当然でしょ。

だって高校受験ってけっこうバカな奴らも受験するだろ?
偏差値ってのは母集団で変わるわけよ。
大学受験となればピンからキリまであるとはいえ、大学を受けようって学力の人達が模試を受けるわけ。
「俺頭悪いから大学行けないし、働こうかな」って奴は模試だって受けないんだから、当然下の点数の人が減るわけ。
そうなると、高校受験での下の下や下の中の人たちがいなくなって、下の上(例えば偏差値40の人)だった人達が最低ラインの偏差値30あたりになるわけよ。

>高校受験前の偏差値は63~8程度です。
こうこう1年生で模試を受けたら53~55くらいじゃないかな。
なぜなら、高校1年から模試を受ける奴ってのは、気合入って1年生から本気で大学受験に向けて勉強しようってやつくらいだから。
そうなるとさっき言ったみたいに母集団のレベルが上がるから、高い偏差値を取るのが難しくなる。
これが高校2年生中盤から後半くらいになると、勉強あんまできない奴もみんなが受験モードになって模試を受けだすから、少し偏差値が上がると思う。
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そのくらい違います。

中学の模試は全員受けますが、高校の模試は優秀な者しか受けないからです。
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偏差値は、モデルとしてを中間値として、30から80で設定されています。


もちろん、テストによっては30以下も80以上も出る場合がありますが。

中学段階で65の生徒さんで考えると、高校にもよりますが偏差値45~40以下の生徒は、
商業高や進学を目的としない普通高校に進学することになりますから、
一般的に言われる進学校には、中学時点での偏差値が45~48以上の生徒しか進学しません。
高校で模擬試験を受けるのは、最低でもそのラインとなります。

結果として、生徒の分布が変わるけですから、極端な話で言えば、中学時代45の生徒が30
50の生徒が37・8、60の生徒が50前後になっても、標準偏差の考え方から、
ご理解いただけると思います。

質問者さんの偏差値は、63~8と言うことであれば、53~58前後が予想されますが、
中学65、高校でも65と言う生徒も結構な数存在します。

質問者さんの周りに、小学校時代は優秀だったが、中学では低位に落ちた例、
逆に、小学校時代は低位から注意だった生徒が上位に急進してきた例はありませんか。

高校入学で、また、新たなスタートラインに立つわけですから、気を引き締めて、
中学時代の偏差値は忘れ、大学進学に向けて、鋭意努力することが、
高校でも、高い偏差値を獲得することにつながると思います。

極端な話、入学時点では、入学者の下位にいることも可能性としてはありますので、
今後の勉強に集中して下さい。

高校合格おめでとうございます。健康管理に気をつけて、頑張って下さい。

参考までに。
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この回答へのお礼

解決しました

ありがとうございます!これからも油断しないよう、精一杯勉強していきたいと思います。

お礼日時:2016/03/02 22:09

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