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こんにちは。

ハロゲン単体の酸化力の強さはF2>Cl2>Br2>I2ですよね?
従ってたとえばCl^-では、
Cl2 + 2I^- → 2Cl^- + I2
と反応しヨウ素を酸化します

ところでハロゲン化水素酸の強さは、フッ素酸を除けばHI>HBr>HClでしたよね?
この順になる理由として、Cl^-よりもI^-の方が電離後安定であるからという説明を受けたのですが、酸化力の上で言えばI2よりもCl2の方が高いためI^-よりもCl^-の方が安定であると思っていたのでうまく理解できません

どなたか解説していただけないでしょうか?
お願いします。

A 回答 (2件)

酸と電気陰性度は関係ない。

どこでそんな・・・
ところで、なんで酸素というかご存知??化学ってその辺りの話は欠かせないので・・
 酸の元(oxigen)は、同時知られていた酸が酸素を含んでいたから、化学的に言うと非金属元素の酸化物は酸の性質を示す(CO₂(H₂CO₃)、SO₃(H₂SO₄)、NO₂(HNO₃)・・)
 酸とはその後、水に溶けて水素イオンを出すものに変わりましたから、言い換えると水素をもつ化合物から水素イオンを出しやすい物が酸と変わりました。(アレニウスの定義)

 一方、還元(酸化剤)とは当初酸素を与える、水素を受け取るてしたが、電子を受け取るものに拡張されています。

 ここで、水素イオンの放出のしやすさですが、ハロゲンの場合再外殻の欠損部分に働く原子核のクーロン力は、内殻軌道が少ないほうが強くなる---電気陰性度が大きい--ことによるものですから、率直に周期が下るほど弱くなります。実は水溶液でない場合は、HF>HCl>HBr>HI。水溶液は水との水素結合も関わり変わります。

>Cl⁻よりもI⁻の方が電離後安定であるからという説明
 これは、科学(化学に限らず)に無知な人が良く犯す説明です。例えば、
「物が落ちるのは上にあるより下にあるほうがポテンシャルエネルギーが小さいから安定する。」
「100mの高木に水が吸い上げられるのは、ポテンシャルエネルギーがそのほうが小さいから」
 なんて説明は、単に現象を言い換えたに過ぎない・・・煙に巻いて逃げているに過ぎない。クソな言い逃れ。
 知りたいのは、「Cl原子のほうがなぜ電子に対するクーロン力が大きいか?」ですよね。
  もうお分かりだと思う。

 なお、Cl₂のほうが、I₂より酸化力が強いのですよ。
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定性的には大きさを考えればいい.


・I は Cl より大きい → 電子を付けるときに放出されるエネルギーは I の方が Cl より小さい → I^- から電子をひっぺがして Cl に電子を付加するとエネルギー的に有利 → 塩素がヨウ化物イオンを酸化する
・I^- は Cl^- より大きい → どちらも 1価のイオンだが I^- の方が Cl^- より大きいので電荷密度が小さい → I^- の方が Cl^- より安定
となる. もちろん定量的に考えるとこんな単純じゃないことは認識してる.

って~か, ここで考えてる状況だと酸化力と「酸としての強さ」が競合することはないような気がするんだが....
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