

大学3年、哲学科所属の者です。
自分が興味を持っている哲学分野を、どの人物や学派が研究しているのか分かりません。
あまりにも拙く、断片的な言葉しか出てこないので、教授にも相談できないでいます。
ネットでひたすら検索をかけるのですが、検索結果でしっくりくるものは無く。
昔から、特定の自然や荒廃した建築、そこに差し込む陽光などを見たりイメージしたり、はたまた何ともない幼少期の情景を思い出して、自分の中に感慨深い感情を持ってきました。(何と形容したらいいか分かりません。。)
もう一つ興味のあるワードとしては、「世界と自身との繋がり」「世界は何で構築されているか?」
「人と人との繋がり」「世界をどう捉えるか」
といったような、不可視なものに対しての疑問です。(思弁的転回というのでしょうか?)
実存主義のような、「自分はどう生きるか」とは少し違った感触があります。
何もよく分からず、故に調べる事ものめり込むことも出来ず、どう調べたらいいのか、どの書籍に該当するのかまったく分かりません。
今現在の卒論テーマの予定は、理由も分からず時間論を選んでしまいました。
自分の興味のある分野のディテールがしっかりと固定できないでいます。
アイデアが湧いては消えるといった感じです。
哲学をやっているかたは、どのように自分の疑問に適合した文献や学派、哲学者を見つけ、研究しているのでしょうか?
そもそも、ベースとなっている疑問はどのような局面や経験によって湧いて出てきたのでしょうか。。
文献の知識は最初は皆白紙だと思います。その文献が自分の求めている旨を扱っているかどうかは、読み終えて考察しなければ分かりません。なぜ、自分の求めているものが書いてある保障もないのに、無尽蔵な蔵書の中から最初の一冊を読む活力がわいたのでしょうか。
どうやって積み重ねて研究をしていったのでしょうか。
何もよくわかりません、情けないことですが。
授業は毎回出席していますが、自分の内に、講義内容が浸透してくる気配もありません。
主題とはややズレますが、本(哲学とは無関係)をよく借りたり買ったりするのですが、要点を先に求めてしまい、1ページづつ読み込むのが億劫で、読むのを止めてしまいます。
また、自分自身が何が分からないのかも分からない。
自分を構成しているものがバラバラに崩壊して、蓄積されていかない感じです。
こんな状態が続き、モヤモヤしています。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
質問文の前段に関しては、印象論的な事なのかなと思いました。
そうなると、哲学というよりは、心理学的な物や、芸術論のような分野のような気がします。
後段については、哲学としては、根源的な命題と言えるので、古典的な哲学であれば、その内容に必ず触れているはずです。
哲学としては、世界を表現して、それを認識する過程を明確化するのが目的と言えるでしょう。
ただ、命題としては、範囲を狭めるのが困難とは言えます。
時間論を選ばれたようですが、これもかなり骨太な内容ですよ。
学部の卒論であれば、文献研究でかまわないと思いますが、本格的に思考するには、かなりの時間がかかるでしょう。
本を読めないと言うのは、ある意味不利ですが、きちんと精読出来ないよりは、読もうという努力はしていると言う事でしょう。(何故読めないかと言うと、理解を急ぐからです)
こういうのは、文献研究法や整理学、知的生産論などを参考にして、文献の内容の整理方法をつかむのが早道です。
読書ノートや、情報カード、付箋などを活用して、文献の情報を理解しやすい方向に再構築するわけです。
実は、この訓練を繰り返せば、最終的に読書ノート、情報カード、付箋は不要になるんですが、文献研究ならば、研究過程の記録として残すのが得策でしょう。(記憶力に自信があるのならば、記録は消してもかまいません)
わからない事に関しては、やはり素直に教授・教官に聞くのが良いのでは無いですか?
さすがに、専門外なら、深い知識は無いにしても、基礎的な知識は持っているはずです。
何らかのヒントは、得られると思いますよ。
No.6
- 回答日時:
この状況だと、迷いに入りますよね。
>昔から、特定の自然や荒廃した建築、そこに差し込む陽光などを見たりイメージしたり、はたまた何ともない幼少期の情景を思い出して、自分の中に感慨深い感情を持ってきました。(何と形容したらいいか分かりません。。)
>もう一つ興味のあるワードとしては、「世界と自身との繋がり」「世界は何で構築されているか?」
>「人と人との繋がり」「世界をどう捉えるか」
>といったような、不可視なものに対しての疑問です。
これらは、xxdecisivexxさんの「思い」ですから、個人的に湧き上がる
総合的な思いや観念は、研究対象には向いていないと言うか
総合的にでは無く、せめて一部に絞らないと探しても見つからないでしょう。
興味が哲学では無く「自分自身」ですから、それは横に置いて
選んだ時間論を理解して行くことから始めた方がよさそうです。
研究の対象に、自分の思いを投影しないように気をつけなければ
卒論(?)の研究課題は厳しくなると思います。
そう言うことが上手くいかないのであれば、研究とは別に
自分自身を整理して行くのをやった方が建設的かと思います。
質問内容から察するに、xxdecisivexxさんの論理的思考が
上手く機能しているのかという疑問が湧きます。
ありがとうございます。
私情を加味せず分析する学問としての哲学は、どうやら不向きなようです。
不安が募ると、論理構成が破綻した文章になってしまいます。お許しください。

No.5
- 回答日時:
何となくすっきりしない、と云った状況ですね。
これは、と思うような事柄に出会うと「なるほど」と思えるのでしょうが。
xxさんの“これは”と云うのがどんなことなのか・・・
私のプロフィールから、私のブログ(まやちゃんでないほうです)を見てはどうでしょうか。
ブログは途中、ですがもしかしたら“きっかけ”ぐらいにはなるかもしれません。
宇宙って、生命って、人間て、何?
なんてことに、宗教的ではありますがxxさんなりの「回答(またはヒント)」が得られるかも知れませんから。
No.3
- 回答日時:
スゴイ意見を書いてしまいます。
質問者さんは、哲学科を専攻したのが間違いではないでしょうか。卒業を目指すよりも、別の方向に進路を変更することを検討されては如何ではないかと思います。
たぶん、
何を対象にするににしても、哲学というからには、思考の対象、検討の対象を自分で概念規定して、その概念規定を自力で精緻に詰め、あるいは概念の拡張や境界設定を修正していくという思考操作をせざるを得ないとも思います。
もちろん、哲学史や比較検討という方面もありますが、それならなおさら、他人の思考や概念規定を照査検討することが必要不可欠です。
概念操作の中での個別哲学者の微妙な違いをしっかり把握指摘するというためにも、自分自身が多様な深い思考力を発揮しないと、哲学は出来ません。
自分の感覚にぴったりするものが訴えてくるのを待つ、単純でコンパクトな説明をしてくれるのを期待する、情景を思い浮かべて自分の中に湧く感慨に浸るのが好きですというのでは、哲学専攻で進むのは不向きだと思います。
まだ若いのだから、早めに転進することを考えてみてください。
No.1
- 回答日時:
ご質問の雰囲気から、以下の論文をご高覧されては如何かと思いました。
ヒント:ご質問者様の文の引用
昔から、特定の自然や荒廃した建築、そこに差し込む陽光などを見たりイメージしたり、はたまた何ともない幼少期の情景を思い出して、自分の中に感慨深い感情を持ってきました。(何と形容したらいいか分かりません。。)
もう一つ興味のあるワードとしては、「世界と自身との繋がり」「世界は何で構築されているか?」
「人と人との繋がり」「世界をどう捉えるか」
といったような、不可視なものに対しての疑問です。(思弁的転回というのでしょうか?)
考えのヒントになると思った論文
「原風景とは何か 木岡伸夫著」
http://publications.nichibun.ac.jp/region/d/NSH/ …
これを基に、再度ご推敲下さい。
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自分の興味分野を深める事ができれば、そんなに嬉しいことはないだろうと思い、将来は研究者志望です。