プロが教えるわが家の防犯対策術!

今、高校2年生の男子です。
自分もどちらかというと人見知りなのですが、最近知り合った友人が対人恐怖症です。人見知りと対人恐怖症ってどう違うのかわかりません。治るとはどういう状態なのでしょうか?元々はいじめが原因のようなのですが、対人恐怖症になる前の状態に戻ることが治るということなのでしょうか?対人恐怖症の人は、治ったら何がしたいのでしょうか?治らなければ一生行動というか自分を変えられないのでしょうか?

A 回答 (3件)

対人恐怖症というのは拒否回避欲求がこうじた結果だと私は認識しています。


しかし対人関係に不安がある人にも賞賛獲得欲求はあるとされています。
※拒否回避欲求・・・他者から蔑まされたくない、拒絶されたくないという心理
 賞賛獲得欲求・・・他者より抜きんでていたい、賞賛されたいという心理
本当は他者から自分の存在を認められたいが、過去のいじめが原因となって不安が高まり対人恐怖症に陥ってしまったのが、お友達の現在の状態なんだということです。
つまりお友達は他者と関わらないことで自己防衛をしているのです。
治ったら何がしたいのか?
それは社会の中で自分の立場を安定させたいのだと思います。
自分の居場所を確保するとも言えます。
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この回答へのお礼

ni_si_ki様、ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

うまく言えなくてすみません。自己防衛の回避欲求を満たすと賞賛獲得欲求が満たされないという100か0かの状況を感じました。

自分の気持ちがそこにいられる気分の範囲でこの2つの拒否回避欲求と賞賛獲得欲求を獲得することは、難しいことだと思いました。


>本当は他者から自分の存在を認められたい

ni_si_ki様のおっしゃることは、人見知りの私も心からそう思います。

>お友達は他者と関わらないことで自己防衛をしているのです。

すごく良くわかりました。ありがとうございます。

質問です。この自己防衛をやめるには、どうしたらよいのですか?


>治ったら何がしたいのか?
>それは社会の中で自分の立場を安定させたいのだと思います。
>自分の居場所を確保するとも言えます。

ni_si_ki様のおっしゃる通りだと思いました。

自分の居場所があり、社会と繋がっていたいと私はそう思いました。

ni_si_ki様、ありがとうございます。感謝します。

お礼日時:2016/04/16 19:52

>自己防衛の回避欲求を満たすと賞賛獲得欲求が満たされないという100か0かの状況を感じました。


良いところに気付かれましたね。
拒否回避欲求だけなら他者と関わなければ済む話が、賞賛獲得欲求があるがゆえに苦しむのです。
実は成長過程においてどちらも大切な欲求なのです。
これを承認欲求と言います。
男女共に年齢が上がるにつれ他者との関係性が十分に構築されていることから社会的立場は安定していますが、若い方はまだ社会的立場が安定していないことから様々な場面で新たな他者と出会い、お互いに評価しつつ関係を構築する必要があります。
お友達の葛藤は彼のみならず、同年代の若者が皆社会の一員になるためには避けて通れないものだと言えますね。
>自己防衛をやめるには、どうしたらよいのですか?
直接的な回答ではありませんが頭の片隅に留めおいて下さい。
拒否回避欲求が高い人はミスして恥を欠かないか常に細心の注意を払っています。
裏を返せば将来に対しあらゆる事態を想定して対処を考えることが出来る能力があるということになります。
これは素晴らしい資質ですよね。
一見するとネガティブに捉えられがちな要素でも、見方を変えると自分の強みに変えることが出来るということになります。
自己防衛を止める必要はないんです。
持ち味として生かす工夫をなされば良いと言うのが私の答えです。
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この回答へのお礼

ni_si_ki様、お答えありがとうございます。
ni_si_ki様が
>男女共に年齢が上がるにつれ他者との関係性が十分に構築されていることから社会的立場は安定していますがとおっしゃっていますが、この「年齢が上がるにつれ他者との関係性が十分に構築されていることから」とは、これは、症状のないかたのことをおっしゃっていらっしゃるのでしょうか?
自分も社会的立場というものがどういうものかわからないので疑問に思ってしまいました。すみません。

この状態になることができないという不安が対人恐怖症の自己防衛の回避行動から抜け出られないとも感じます。

心理的に自己防衛の回避行動を少なくしていける考え方になれば良いんだと思いました。

ni_si_ki様親身になっていろいろと教えてくださりありがとうございます。感謝しています。

お礼日時:2016/04/22 08:45

違いは他人に対する緊張の度合いではないでしょうか。


人見知りは人にあまり積極的ではないだけで平常心ではいられます。対人恐怖症(今は社交性不安障害とも言われます)の人は他人のいる場所で震え、動機、パニック等自分を保てない程に体と心が反応してしまいそれ故に人のいる環境を避けてしまいます。
ご友人はいじめが原因とハッキリ分かっているあたり、いじめで自尊心を傷つけられた体験から彼自身、自分を肯定できなくなるだけでなく、人と接することで無意識にいじめがフラッシュバックするのかなと思います。

他人関係なく自分は自分と自己肯定できる様になったら完治とはいかずとも、だいぶ治ったと言えます。

一説では対人恐怖、社交性不安障害は社会的な行動が制限される分うつ病より自殺率が高いと言われているので、ご友人が本来の自分を取り戻せるよう願っています。

あなたの様に対人恐怖症について真剣に考えてくれる友人がいるのはなんだかご友人が羨ましいです(^_^)
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この回答へのお礼

sashimi86様、ありがとうございます。自己肯定できるようになることが、だいぶ治ったことなんですね。
自分もなかなか自分を肯定的に考えられないところがあります。
それと平常心でいられる、いられない。人のいる環境を避けない、避けるの違いなんですね。
参考になりました。
ありがとうございました。
感謝します。

お礼日時:2016/04/12 22:50

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