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知人の司法書士の先生から聞いたのですが、
知人の司法書士の先生の友人(司法書士)は、
一年ほど勤務司法書士、資格取得予備校でバイトした後、
すぐに独立されたのですが、
開業当初、自宅の一室を事務所としていたそうです。

その先生は、今は立派に事務所を賃借して営業されていらっしゃるのですが、
自宅の一室を事務所としていた時は、今より安い単価で仕事をうけていたそうで、
報酬も1件、数万円ですから、生活には困らなかったそうです。

しかし、その話を聞いて疑問がふと湧きました。

・資格を取得してそれほど経っていない(1,2年程度)
・自宅の一室を事務所にする
・資格を取得する前は全くの異業種で、補助者経験なし

上記のような場合、
どうやって仕事を取りに行くことが考えられますか?

A 回答 (5件)

司法書士と言えども、司法書士事務所の運営は、個人事業のビジネスでしかありません。

ですので、人それぞれ営業のかけかたはいろいろだと思います。

司法書士となるには、資格試験合格など資格取得後に司法書士会に入会しなければ司法書士となれません。
司法書士会へ入会するということは、業界団体に所属することでもあるわけですから、研修制度や会の活動などに参加することで、先輩資格者などとの交流が生まれることでしょう。先輩方に顔を覚えてもらうことで、忙しい時などに復代理として業務を手伝ってくれと言ってもらえる場合もあると聞きます。そこで信頼や経験を積むことで、そのお客様やその照会などで、新人を名指しで依頼してくれることもあるでしょう。

司法書士の業務に不動産登記というものがあります。
不動産関係の手続きが出るものとして、不動産屋さんがあるでしょう。不動産屋に他の司法書士より安価やスムーズな対応などを宣伝して回るということもあります。
専門家を選ぶのは顧客ですので、取った取られたとなっても、問題ないでしょう。
あとは、金融機関などでも不動産担保の融資などがあることでしょう、金融機関に人脈等があれば営業をかけるということも可能でしょう。

他の回答に頭を下げる、などと言うイメージがありますが、古い資格者などには悪いイメージがあるかもしれませんが、おかしなものではないでしょう。
お仕事くださいなどとはっきり言えば、格好が悪いことでしょう。司法書士として開業したのでそのご挨拶、などとすればおかしくありません。専門分野などを紹介し、お困りのお客様がいれば無料の相談だけでも対応しますので、などと言えば格好が悪すぎないことでしょう。

税理士事務所など他士業事務所へ営業をかけるというのもありでしょう。
税理士には、事業者の顧客が数多くあります。不動産関係も会社の登記もあることでしょう。税理士はこれらを自ら扱うには司法書士資格がなければ行えないのです。そのため懇意にしているところなどを利用するわけですが、そもそも下請けや別分野として割り切っているはずですので、さほど問題ないでしょう。

私は、会社の役員でありながら、税理士事務所と司法書士事務所の職員でもあります。私が所属する事務所ではあまり営業(広告宣伝)活動を行いませんが、自分の会社や顧問先が法人化した際には、知らない税理士や司法書士などの事務所からDMが届いたものです。法務局へ行けば、新設会社などを把握することができますからね。
税理士検索サイトなどであれば、登録日や登録番号などで新人税理士などを見つけることも可能でしょう。

司法書士自身の考えるプライドやビジネス手腕によって異なりますが、いろいろな方法があるかと思います。看板だけで仕事が来るわけではありませんし、事務所が自宅を兼ねていて悪いイメージがすぐにあるとも限りません。
私の所属する司法書士事務所は、司法書士歴50年以上ですが、自宅の一部が事務所になっていますね。
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>これは具体的にどうやるのですか?


>どういう意味でしょうか?

これは、事務所には基本居ないという説明の一部として書いただけです。
名刺やウェブサイトに問い合わせ先として電話番号を載せていても、
固定電話にかかるのではなく、転送設定で携帯にかかるようにしてあるので、
事務所に居なくとも電話を受けられるという意味です。
(転送自体は簡単に出来ます)

独立したての司法書士にとって一番大事な仕事は人付き合いなので、
事務所でのんびりしてる暇なんて無いんです(苦笑)。
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お礼ありがとうございます。



> 敢えて無理をして賃借する必要性はないのでしょうか?

確かに私企業と捉えれば、「信用」は大事ですね。
従い、自宅 兼 事務所であれば、信用されなかったり、侮られたりすることはあるでしょう。

しかし資格職は、「資格そのものが信用」ですから。
無論、信用重視で、独立に際して事務所を構える士業の方も多いとは思いますが、少なくとも私企業に比べると、その必要性は低いと言えますよ。

それと士業の仕事は、ほとんどが事務仕事で、電話や郵便で事足りるケースが多く、更に最近はメールが主流です。
また大人数で会議するなどの必要も余りありませんし、大人数で会議する様な場合は、法人相手の仕事がほとんどですから、士業の方が出向けば済みます。

実際にも、事務所を構えると言っても、マンションの一室程度の士業の方は多いですし。
生涯、自宅 兼 事務所で、ソコソコ手広くやられている士業の方もおられますよ。

それと何より、司法書士の仕事柄もあるかと。
たとえば大会社の会計監査などですと、大勢の会計士,税理士が必要ですし、法人の法律相談やら大規模の訴訟になれば、弁護団で対応しますよね?
しかし司法書士の仕事は専門的,限定的で、例えば不動産登記では、たとえ大会社の登記でも1件であり、一人で出来ます。

また法律事務所や監査法人は、専門分野,得意分野が異なる弁護士や会計士,税理士などを数百名を抱える、かなり大規模な事務所もありますが、司法書士事務所は、それほど専門分野,得意分野と言うほど、ジャンルが無いので、そこまでの大所帯の事務所はありません。

日本で最大級の事務所でも、せいぜい数十名と言うところかと思いますが、司法書士が数名も在籍していれば、地元じゃソコソコの大手事務所と言われます。
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> どうやって仕事を取りに行くことが考えられますか?



あまり仕事を取りに行きませんね。
理由の一つは、「先生」と呼ばれる仕事なので、頭を下げて注文を取りに行くと、値打ちが下がると言うか、信用されにくいというか・・。

もう一つは、士業って、割と仲良しと言うか、ケンカしにくいと言いますか・・。
当然「奪った/奪われた」もありますけど、地元の司法書士会なんてのもあるので、余り露骨な奪い合いなどを演じると、仲間内で嫌われますし。
奪った相手が、自分の師匠筋やら仲間と懇意・・なんて言う例もあるし。
そのせいか、士業からの営業レターやメールなど、正攻法もよくありますけど、地元の同業には配慮し、案外、隣県から越境での営業が多いです。

逆に、地元の同業同士は、助け合ったり、協力関係で居続ける方が、お得なのです。
従い、あまりガツガツしておらず、むしろ同業ルートでの仕事獲得も多いです。
独立に際し、元の勤務先から、のれん分けしてもらったり。
元の勤務先の下請的な仕事をやったり。
独立する事務所もあれば、廃業する事務所もあるので、その仕事を引き継いだり。

また、顧客の方から、「独立しても先生にお願いしたい!」なんて言われた場合、キチンと仁義を切れば、割とすんなりOKになります。
元の顧客からの紹介なんてのもあるでしょう。
あるいは、弁護士や会計士,社労士など他の士業と仲良くなって、ソッチのルートからの仕事を請け負うとか。
他地域の同業と連携して、仕事を融通し合うとか。

それと、転職などと同じく、そもそも親類縁者や友人,知人などで、ある程度の見込み客がある前提で、独立に踏み切るケースも多い様です。

何よりは、その開業された先生の場合、最初は自宅で開業と言うのが、賢いやり方ですね。
家賃支払いなどがあれば、顧客が付くまでは赤字状態ですから。
自宅であれば、さほどガツガツする必要がないです。
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この回答へのお礼

とても的確なご意見、恐縮です。
ありがとうございます。

>あまり仕事を取りに行きませんね。
理由の一つは、「先生」と呼ばれる仕事なので、頭を下げて注文を取りに行くと、値打ちが下がると言うか、信用されにくいというか・・。

私の知人も頻繁に銀行に営業をかけ、
安い単価で仕事を受けようとしたら、
「先生もたいへんですなぁ。ハッハッハー」と言われたそうです。」

最期に1点、お尋ねしてもよろしいでしょうか?

オフィス事務所を賃借して構えることは、
ビジネス上の信用を増すものであって、
開業間もなく、コネなし、金なしの状態でも、
敢えて無理をして賃借する必要性はないのでしょうか?
回答者様の個人的なお考えはどのようなものでしょう?

お礼日時:2016/05/08 15:48

別に事務所構えたって大して仕事なんて来ませんよ。


みなさん司法書士探して街歩きして飛び込みで来るわけじゃないですからね。

基本は自ら営業するか、人づてで紹介してもらうかです。
だから営業エリア周辺の商会に所属したり、他の事務所と仲良くしたり、
要するに人付き合いをガンガンやるわけです。

商談は全部客先です。
事務所は文字通りの事務作業で必要なだけ。
電話なんかも全部転送かけて外で受けます。
どこかの事務所で1年勤務したんでしょ?実務は充分分かります。
やる気があれば充分独立可能です。
運が良ければ事務所勤務時の顧客を連れていくことを許可してもらえます。
(当然、迷惑をかけないことが大前提ですが)

私の友人にもいますよ。
全くの別業界、法律関係の知識ゼロから始めて、1年半で独立開業まで持って行った人。
彼の場合は合格まで半年、1年勤務で独立という感じですね。
彼も最初は自宅が事務所でした。そこから2年ほどで小さいながらもオフィスを構え、従業員も2名ほど抱えて忙しそうに仕事してます。
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この回答へのお礼

とても参考になり、
嬉しい気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

最期に一つだけ質問させてください。

>電話なんかも全部転送かけて外で受けます

とのことですが、
これは具体的にどうやるのですか?
どういう意味でしょうか?

お礼日時:2016/05/08 15:33

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