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株仲間って何ですか?
簡単な言葉で教えてくださいm(_ _)m

また水野忠邦が株仲間を解散させたのはなぜですさ?

質問者からの補足コメント

  • ですさ⇨ですか?ですm(_ _)m

      補足日時:2016/05/15 18:47

A 回答 (3件)

株仲間は、同業者の組合・団体です。



例えば、AコーラとBコーラが、販売するコーラの値段に関して相談し(談合といいます)、200円にしようと決めれば、
コーラは200円でしか買えないことになります。

この談合は、多くの場合消費者・一般庶民にとって、高めの価格が設定されたり、安くならないという不都合が生じます。
談合(組合・団体の会合)で値段を決めた場合、一方ではそれ以下で販売すると組合から除名されたり、仕入れ等にも影響を与えるからです。

株仲間を開催させた理由は、談合が行われ、健全な商業活動が阻害されていたからです。
価格に関しては、先に述べましたが、質問者さんが仮にコーラを製造販売したいと考えた場合に、その株仲間に入らないと、
開業できない状態になっていたからです。

自由に商売ができないと、経済全体が停滞し、商業自体が成長しませんし、消費者は渋々一定の少し高めの価格で購入する必要があり、
生活に影響を与えるからです。

時代的には、米・味噌・酒などが、談合により、高めの価格が設定されていたとすれば、経済を活性化し、庶民を守るためには
無用の長物だったのが、株仲間だったということになります。

参考までに。
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この回答へのお礼

とってもわかりやすかったです!
ありがとうございますm(_ _)m

お礼日時:2016/05/15 19:09

株仲間(かぶなかま)とは、問屋などが一種の座を作り、カルテルを形成することです。


業者間で連合して株仲間による流通の独占が物価高騰を招いたとして、水野忠邦は天保12年(1841年)から13年(1842年)に掛け、冥加金の上納を停止させ、株仲間の大半の解散を命じました。
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株仲間とは、田沼意次時代に奨励された同業組合のようなものです。

例えば、酒なら酒を売る仲間同士が集まって幕府に税金を渡す。きっちりとお金を幕府に納める組合には、特別に商売に有利な条件を与えてあげるというシステムです。水野忠邦は、この株仲間の制度が物価高騰の原因であると考え、これらをなくし商品の流れを自由にすれば物価は下がると解散を命じます。・・・が逆に経済の混乱を招く結果に・・・。さらに、町は贅沢品や庶民の楽しみを奪った為に活気がなくなり不景気は更に進んでいくことになるのです。そして、1843年。上知令(あげちれい)という法令を大名、旗本に出します。これは、江戸、大阪周辺の大名や旗本に土地を幕府に差し出せというのです。幕府の領地よりも豊かな土地を幕府に返させ財政収入の増加を期待したのですね。一応、大名や旗本にもメリットはあり、当時の大名の領地には飛び地が多く、支配力の低下が問題となっておりました。幕府は、返させた豊かな土地の代わりに、なるべくひとまとまりになった土地を与えてあげるというのです。
 この上知令には、初めのうちは従うものも多くいたものの、豊かな土地を手放すのは誰だって嫌ですし、大名、旗本の中には財政難で農民から借金をしていた者もいました。「お金を貸している大名が配置換えとなったら、借金踏み倒される!」と農民から即刻返済を求められ、そんなみっともない姿を公にさらす訳にはいかないと上知令に断固反対する大名達も出てきます。やがて、老中の中にも上知令には反対するものもでてきて、水野忠邦は内外から反発を受け、やがて失脚することになるのです。
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